【FRJ2024 オンデマンドセッション#10】セッションタイトルに答えるとしたら「大切なお金を必要なことにキチンと使えるようにする人」
FRJ2024のオンデマンドセッションを視聴して、ネタバレがないよう、感じたこと・考えたことを書き留めています。
節目の10こめに視聴したのは、『ファンドレイザーってナニする人?!私たちに求められる役割とは【初心者向け講座】』です。こちらは、御手洗薫 (株式会社岡澤商店 ファンドレイジングコンサルタント)さんがお話されています。
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Why(なぜ?)を伝えていないお願いになっていないか
改めて「ファンドレイザーって何?」と問われるととても難しい問題。10歳の我が子にもし聞かれたらどう答えるだろうと考えながら、このオンデマンドセッションが始まっていきました。自分なりの答えとしては、「大切なお金を必要なことにキチンと使えるようにする人」かなと答えるかなぁと頭に思い描きました。
自分の団体ではこれまで助成金やクラウドファンディングで、ひとつの事業に対して、なぜこれをするのか・どういう活動を実施するのか・どこにどれだけお金を使うのかを書類として提出したり、WEBサイト上にわかりやすく表現しないと得ることができな財源を使ってきました。なので、団体全体に対して「Why(なぜ)」資金が必要なのかを考えてくることがなかったんじゃないのかなぁと、改めて思ったところです。
活動自体にお金を託すということはあまり多くないように思えていて、だれのどんな活動にお金を託すかになるのかなと思います。そして、その人が「なぜその活動をしているのか」に想いをはせるのかなと想像すると、やっぱり「動機」や「欲」をキチンと自分の言葉で伝えられる人が魅力的に思います。
イチ個人としてどうしたいと思っているのか
団体の中で、いろいろな役割がある中で、たまたまファンドレイザーという役割なのかもしれませんが、どういう役割を担っていたとしても、個人的にその活動にどんな想いを持ちながら日々過ごしているのかは、自分の中で持っておかなければならないなとも、このセッションを通じて感じました。
少なくとも、自分や代表はそれを人に伝えられる状態ではあると思うのですが、それ以外に関わっているスタッフ・ボランティア・プロボノさんなんかは、もしかしたら言語化することができないかもしれないとも思いました。
資金が集まる団体というのは、スタッフみんなが自分自身がこの活動を通じてどんな未来を実現したいか、という問いに対して、自分の言葉で説明出来るんじゃないかなと。ファンドレイジング体質な団体になるためには、そういった内部的なコミュニケーションも大切にしていきたいなと、新たな考えを手に入れることができたような気がします。