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【FRJ2024 オンデマンドセッション#12】営利企業であってもソーシャル分野じゃないらしくても仕事は社会貢献活動です
FRJ2024のオンデマンドセッションを視聴して、ネタバレがないよう、感じたこと・考えたことを書き留めています。
12こめに視聴したのは、『ビジネスパーソンのための「⾝の丈ソーシャル」のすすめ』です。こちらは、ニューホライズンコレクティブ合同会社(NH)のメンバー(プロフェッショナルパートナー)のみなさんがお話されています。
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素敵なキーワード『身の丈ソーシャル』
セッションの中では、3つのソシャる事例が紹介されており、まさに三者三様という形で、ご自身の持っているスキルやノウハウを社会貢献活動に活かされており、ビジネスパーソンがソーシャルセクターでどのような活動ができそうか、どんなことが必要とされていそうかを考えるきっかけとなるセッションだったと思います。
自分自身がコンサル会社にいたときには、社内活動という形でボランタリーな活動を給料もらいながら実施した経験はありますが、社外活動としてプロボノ活動はしたこともなければ、そういう選択肢を持つことすらなかったので、このような形でソーシャルセクターに少しの時間であったとしても、関わる人たちが増えることは社会全体でとても良いことだと思います。
そして、逆からいうと、ソーシャルセクターやNPOに身を置く自分たちも、どういうことをしたい・どんなことを手伝ってほしい・こういうノウハウを持っている人がいないか、といったリクエストを出し続けるというのも大切なことかなと感じました。
わけるな危険!なぜわける?永遠の課題。
上記の文章意図的にカタカナを使ったのですが、「そーしゃる」「そーしゃるせくたー」「びじねすぱーそん」「えぬぴーおー=のんぷろふぃっと」ってなんでしょうね。あわせていうと、「ぼらんてぃあ」もかもしれません。個人的には、多くの日本人が誤った理解をしていると感じています。
social : relating to human society and its organization, or the quality of people’s lives
The term social sector refers to that part of social and economic activity done for the purpose of benefiting society and which is funded, in part or whole, through charitable gifts.
A nonprofit organization (NPO) or non-profit organization, also known as a non-business entity, or nonprofit institution, and often referred to simply as a non-profit (not followed by a noun), is a legal entity organized and operated for a collective, public or social benefit, as opposed to an entity that operates as a business aiming to generate a profit for its owners.
まぁ英語は、ぼでぃらんげーじ派なんでよくわかりませんが、「そーしゃる」は人間社会・人間生活を指していそうだし、「そーしゃるせくたー」は社会的かつ経済的活動の一部だと書いてそうだし、「えぬぴーおー」は、集団的・公的・社会的に利益を生み出す団体だという説明に思えます。
この記事を読む人がどんな仕事に就いているのか知る由もないですが、みなさんの仕事のおかげで、人間生活が豊かになっている人が少なからずいます。いないとその仕事は成り立たないはずです。ということは広義的にとらえると、すべての仕事が社会貢献活動だと思っていて、日本で捉えられている社会貢献活動の多くは無償ボランティアの総称なような気がしてなりません。
NPOだってもうけなきゃ事業継続できないですし、従業員を雇用して給与を支払うことができません。単発的・短期的な資金用途だけではなく、たとえば居場所のために建物をたてるとか、車を買うとか、そういったことのためには、内部留保的なものも必要不可欠です。
多様な法人格があって、まだまだ価値が見えづらい事業と価値が明確になっている事業があって、そんなことにしかすぎないのですが、「そーしゃるせくたー」「びじねすせくたー」ってわけるのは個人的に反対です。なので、この記事を最後に「びじねすせくたー」「そーしゃるせくたー」という類の言葉は使わないようにしていきます。誤解を招きかねないので。