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【FRJ2024 オンデマンドセッション#9】企業や他団体との連携を考えるには、まず受け入れられやすいものから取り組む。
FRJ2024のオンデマンドセッションを視聴して、ネタバレがないよう、感じたこと・考えたことを書き留めています。
9つめに視聴したのは、『NPO×企業ボランティア事例選——パッケージ化でファンドレイジングの機会をつくる』です。こちらは、笠原 孝弘(NPO法人 NPOサポートセンター Pledge1% 日本窓口担当)さんがお話されています。
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魅力的なファンドレイジングアクションとしてのNPOx企業ボランティア
「企業はボランティアを推奨する環境を整えている」という点、そういう風潮になってきているんだなぁと新たな発見でした。ボランティアに参加することで、何か評価や報酬などの直接的に参加者に還元されるものがあるのか、はたまたボランティア活動を通して新たな発見が生まれ間接的に参加者自身の成長につながるのか、どのような効果があるのかはやってみないとわからないだろうけど、企業向けにどういう営業展開ができるか模索中の身としては、具体的な事例やどんなふうにつくっていくかも含めて、大変学びの多いセッションでした。
パッケージ化した企業と連携したボランティア活動を企画することで、かかわりのハードルが下がって、実現になんとかこぎつけそうだなという点。一度何かを一緒にやったという実績から、その先により親密な関係値にもっていけるかもという期待感。何よりも、社員さんを巻き込むという点で、社会課題をどう認知度あげていくかというのがNPO法人としてずっと取り組んでいく活動テーマのひとつだと思うので、ひとりひとりに話しかける機会を持てるというのは大変魅力的なファンドレイジングアクションのひとつに感じています。
企業ボランティアのパッケージ化にあたってのアイデアをメモがてらに
自団体でどう展開していくかのアイデアを忘れないうちに残しておくのですが、オンライン活動にボランティア参加するというのはいまいちイメージがつかないし、兵庫県尼崎市にあるふたごハウスに来てもらうというのも、首都圏で働く人が多い中で、地域に根差した企業に営業というのもあるんだろうけれど、やっぱりNPO x 企業ボランティアという企画に興味ありそうなところは、大手企業さんかなと思うので、それも現実的ではなさそう。
ボランティア活動する先は、首都圏で開催されている地域の多胎サークルさんと協働してそこで。冒頭につなげるとしての展望や活動紹介などの講演、多胎家庭との接し方的な講演を実施して、ボランティア活動を数時間やってもらって、リアルな多胎家庭の声なんかを聴いてもらえたらいいなぁと思っています。
一団体でやるよりも、複数団体と協働して進めていった方が社会全体としてのスピード感は増す気がするんだよなぁ。でも、実現に至るまでのスピード感は鈍るかも。なんともチョイスしづらい問題です。