【FRJ2024 オンデマンドセッション#26】団体設立間もない時に知りたかった助成金の基礎の基礎
FRJ2024のオンデマンドセッションを視聴して、ネタバレがないよう、感じたこと・考えたことを書き留めています。
26こめに視聴したのは、『助成金を活用できるファンドレイザーへの道~初心者のための本当の入門編~』です。こちらは、山田泰久((公財)日本非営利組織評価センター)さんがお話されています。
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助成金をはじめて申請する人の本当の入門編
セッションタイトルのとおり、初心者のための本当の入門編でした。助成金という性質や申請のポイント、助成金を長期的にどう活用するかなどを学べる、ファンドレイジング初心者・団体設立間もない人たちにおすすめのセッションです。助成金を複数採択されたことがあるなど、経験値がある人には物足りない内容なのかもしれません。
ただ、これからファンドレイザーとして支援者になるのであれば、助成金カレンダーをつくるだったり、情報収集をどうするだったり、支援者目線でどう説明しようという点では、とても参考になるセッションでもあります。
もっと前から知っておきたかった
自団体には設立メンバーとしてずっと関わっていますが、ファンドレイジングという言葉に出会うまで3年を使いました。その間に、助成金にもチャレンジしましたし、採択され運用もしてきました。単年度助成は、文字通り単年度のように感じますが、採択をきっかけに複数年でどうなっていきたいか、それを採択年度中にどう種をまいていくかまで、考えきることができれば、もっと違う未来が描けただろうなとか。
助成財団さんともっとこんな風に付き合っていけたらよかったなとか、申請書もこんな風に書くことができればこれにも採択されただろうなとか、いろんな「あーやっておけばよかった」がいまさらたくさんあります。
基礎を広く知っておくことができると、選択できる幅は格段に広がると思いますので、こういったオンデマンドセッションでいろんなノウハウや事例を知れることはとても有意義なことだなと、改めて感じたセッションでした。