【FRJ2024 オンデマンドセッション#14】運営資金に人件費は適切に計上されているのだろうか?
FRJ2024のオンデマンドセッションを視聴して、ネタバレがないよう、感じたこと・考えたことを書き留めています。
14こめに視聴したのは、『「NPO代表者白書」調査報告——800人の声が語るNPO経営の論点2023-2024』です。こちらは、松本 祐一(NPO法人 NPOサポートセンター 代表理事 / 多摩大学経営情報学部教授)さんがお話されています。
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運営上の課題を広く知れる
NPO代表者の声がまとまっている内容とあってかなり関心高く視聴しました。代表クラスの方がどんな課題感を持っているのか、どんな支援を求めているのか、それらを知るためには有意義なセッションだと思います。
個人的に興味深いことは、団体としての課題感は「人不足」で、いわゆるスタッフの確保だったり事業承継に関すること。中間支援にもとめることは「ファンドレイジング」で、資金をどう集めるかです。
ここらへんの考え方捉え方っていうのは、とても興味深いです。
代表クラスも意識改革が必要かも
完全に個人の主観になりますが、NPO法人全体として、無償ボランティアに依存しすぎてるのではないかなと感じています。それはこのセッションからも、日々の現場感からも。
給与を払わなくても大丈夫なスタッフ、安価な謝金でもいいボランティアさん、そういう人をどうやって見つけよう。代表承継者も自身の報酬は不要でもこの活動をやりたい!って人を望んでるのかなと。
けど、人以外で必要な物資や固定費は払わないといけないので、そこだけの資金集めに支援が欲しいのかなと。
なんかここらへんぼくの感じ方が間違っていたらいいのですが、仮にこれが現実なのだとしたら、大きく意識を変えていかなきゃマズイなと思いました。