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仮面ライダーガッチャード感想

 どーも、のーぶるです。今回は初の感想回です。最終回からもう2か月もたったんですね。時の流れとは恐ろしい。ではよろしくをば。

※結構辛口な評価になってしまいました。好きな人はブラウザバック推奨かもです。


総評

 100点満点でいうと、50点くらいでしょうか。少し悪いくらいのイメージですね。良く言うと何も考えずに見れ、展開も王道。悪いところはこれといって特徴がないことです。私ははじめのストーリーの内容から期待をして見てしまったために余計がっかりしてしまった感があります。

良かったところ

 良かったところを書くにあたり、筆が止まってしまうことが真実かもしれません(笑)。
頑張って書くと、基本的に明るい作風とかですかね。書くことがないので好きな話を書こうと思います。

 グリオン(一回目)との決着あたりは面白かったですし、ズキュンパイアの回も好きでした。
 賛否両論あった、仮面ライダーレジェンド編も好きでした。宝太郎を好きなツンデレカグヤさまのキャラクターが私はすごく好きで、宝太郎がカグヤのツンデレを理解しているところも最高でした。あの3話はガッチャードの中で唯一次週が楽しみになりました。

悪かったところ

たくさんでてきてしまうのでわけて書きたいと思います。

問題点1 設定が生かされていない

 今回は久しぶりの高校生ライダーということが協調されていました。しかし、学校の話は1話と修学旅行にいった話くらいしか記憶がない。ではもう一つの学校である、錬金アカデミーはどうかと言われると、こちらもほぼ溜まり場というか拠点以上の意味をなしていなかった。授業もないので、学生かどうかもよくわからない。この時点で死に設定です。
 あとアカデミーに入学できる条件って何なのでしょうね。蓮華姉さんも錆円先輩も一般人ぽそうですし。

 また錬金術についても説明がさっぱりでした。急に「属性を超えた多重錬成!?」などといわれても、そもそも属性も多重錬成がどれだけ難しいこともわからないので感動もない。超A級と言われても、錬金術のすごさの差はわからないので何をもってして強くなるかもわからない。よってこれも成長の核になりそうでなりえない。

あとはケミーですね。錬金術によって生み出されたといわれていますが、特に変身以外で役に立っているところも見たことないですし、用途も不明です。しかも101体もいるので、ひとりひとりに愛着もわきません(ホッパーワンと虹ゴンを除く)。これも致命的ですね。

問題点2 主人公がよくわからない

 主人公はケミーとの共存を目指していますが、そもそもこの考えにいたった理由もよくわかりません。なので感情移入もしにくいので特段応援したくもならないんですよね。しかも先述したようにケミーの存在も薄いのでその望みもそこまで印象に残らない。とりあえず、ケミーを悪く言うやつ絶対許さないマンですね。

 あとは授業なども行っていないし主人公も錬金術を使う努力している姿も見えないのに、急に禁忌の錬金術を使えたり成長しているといわれても意味が分かりません。多分ですが、詠唱をして錬金術使ったことないんじゃないですかね。なのに錬金術師といわれても。挙句の果てには夢は大物錬金術師ですからね。多分仮面ライダーは高度な錬金術なのでしょう(そうはみえないけど)。

 キャラクターでいうと蓮華姉さんの存在意義が途中からなくなっていることも気になりました。自身のこともよく語られないまま(お金稼ぎといってているがなぜお金を稼ぎたいのかはわからない)、初めはあまりしゃべらない錆円先輩の代わりにしゃべるキャラでしたが、錆円先輩が慣れてしゃべるようになるとその立場すら奪われてしまいました。かわいそう。

問題点3 ネットを見ないと意味が分からない

 毎話撮影の裏話やストーリーなどをまとめたものが更新される仮面ライダーウェブなるものがあります。役者さんのオフショットが見れたり、小道具を見れたりとても面白いものなのですが、これを読まないと本編での意味が分からないという事態が発生しています。

 未来の宝太郎が今の宝太郎に「過去の宝太郎に接触するな」(文字で書くとややこしい)といってきます。では今まさに現在の宝太郎に接触している未来の宝太郎はどうなっているんだとおもっていると、なんとウェブで「接触」とは直接触ることだと書かれていました。思わず声がでましたね。それを本編で言わずしてどうなんだと。
 
他にも未来過去の話や果てにはキャラクターの心情までもかいてあります。読んでいない人には意味が分かりませんね。

他にもはじめは仮面ライダーは一人と言っていたのに、仮面ライダーが増えます!皆さん驚いたでしょう!?というテンションで嬉々として語っていることもありました。それはただ視聴者をだましているだけではないかと、編集者の神経を疑いましたね。

問題点4 ちら見せして回収されないものたち

宝太郎の父親は意味ありげに顔を隠され、存在が匂わされたのにも関わらず、結局出てきませんでした。

錬金アカデミーの上層部もグリオンに繋がっていたり怪しそうだったのに冥国の王にあっさり殺されてしまいました。

これはあまり関係ないかもですが、記憶消去の錬金術もチートすぎるしもう少しデメリットなり踏み込んで欲しかったです。

夏映画について

 これは本当に面白かった。ここまで散々言ってきましたが、これに関しては文句なしです。打ちひしがれた未来の自分に宝太郎が鼓舞するところもよかった。あと未来が悲惨すぎてよかった。かわいそうはかわいいだね(?)。
 
 レジェンドのときもそうだが、宝太郎は主人公ではなくサブキャラにいるとおもしろいのかもしれない。主人公失格ですね。

まとめ

 色々書いていたらめちゃくちゃ酷評してしまいました。要素要素は面白いものばかりなのにその組み合わせや見せ方で失敗しているなって感じです。もったいない。その要素自体は好きだからここまで書いてしまいました。
 毎週の更新だから見ていたが、サブスクで一気にみようとしていたら途中でみるのをやめてたかもしれません。

ととても偉そうに語ってきました。熱も冷めてきたので今回はこの辺で。ではまたの機会に。ありがとうございました。




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