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女性にとって妊娠は当たり前ではなく”特別”なこと/【#書く習慣】これまでで1番のチャレンジ【DAY21】

お題を見ては「また1番ってついてら!!!!」ってなってはぐるぐる考え込んでしまう。今日は割とスムーズに浮かんだほうかな。

多分だけど、「妊娠」よりも「出産」が人生で1番のチャレンジになると思うけど、まだ体験してないから、とりあえず「妊娠」のことで書くね。(本当に妊婦脳ですまない)


キャリアもライフも捨てたくなかった

これまでに何度も同じこと話していると思うけれど、女性にとってキャリアとライフのバランスを取ることはとても難しい世の中。みんな当たり前のように結婚して、当たり前のように妊娠し、当たり前のように仕事を辞めて…って選択をしているとでも思っているのかね、日本のお偉いさん方よ。

私は24歳の時に結婚しました。現在32歳。今、第一子を妊娠している。

この8年間呪いのように言われた言葉が「子どもはまだなのか?」「お子さんはいらっしゃるの?」など、結婚=子どものいて当たり前の認識多くないですか?それわざわざ聞くこと?言いたかったら自分から言うよ?

この8年間何をしていたのかというと、コツコツと生活の基盤を整えてきた…と言えば聞こえはいいが、そんなことはなく。遊んで、遊んで、遊び倒してきました。遊びの片手間に仕事くらいの感覚で遊んでました。笑

それでも、コツコツとキャリアを築いて、家も購入し、財形を考えるようになり、ようやく落ち着いたかな?と思えたので「じゃあ次はやっと妊娠かな」と次のライフステージを目指すことが出来た。そしてありがたいことに割とすぐに授かることができた。

もし、私がこの8年間「不妊治療」をしていたとしたら、今こんなに穏やかな気持ち過ごしていないかもしれない。そういう人たちだっているんだ。自分の人生をかけて、時間とお金をかけて、子どもを望んでいる夫婦だっている。

結婚したら子どもを持つっていう当たり前の思考は持っていてもいいけど、それを相手に押し付けるのはよくない。私でさえ飽き飽きした質問だったのだ。なんとなく気軽に聞いたことだとしても、当人にとっては最重要な問題であり、触れられたくないことだったりするかもしれない。

そういう気持ち、持ってほしい。

私は純粋にキャリアもライフも捨てたくなかった。満足するまで仕事して、満足するまで遊んでおきたかった。「子どもがいるから何もできない」っていうようなお母さんにはなりたくなかった。この先のことはわからないけど、自分のままならない何かを「子どものせい」にはしたくない。そのために8年かかった。ただそれだけ。


女性はホルモンに振り回されて生きている

妊娠。正直、めちゃくちゃ怖かった。楽しみ半分、怖さ半分。だって、妊娠・出産については調べれば調べるほど怖い情報ばかり!

「初期流産(化学流産)」「妊娠悪阻」「早期胎盤剥離」「死産」「不育症」「胎児発育不全」

え、妊娠ってこんな怖いことばかりなの?と恐れおののいた。でも上記はほんの一部で私の中で一番の懸念点は「マタニティブルー」。うつを経験している私は家族や友人から「産前産後うつにはマジで気をつけろ」と口をそろえて言われた。いやいやいやいや…そんなん言われなくてもわかっておりますがな!!

そんなわけで妊娠してから、自分の精神面に細心の注意を払って生きてきたけれど、つわりもほとんどなかったお陰なのか、今のところ母子ともに何の問題もなく過ごせているからなのか、自分でもびっくりするくらい精神が安定している。むしろ人生で一番安定しているのではなかろうか?

生理ちゃんが毎月来ていたときはPMSが酷かった!家系的に子宮系の病気になりやすいようで、16歳の頃から予防のためにピルを常用していたのだけれど、やっぱりピルって面倒臭い。だからしばらく飲まないときもあったりした。その時はPMSモンスターと化していた。すぐホルモンに振り回されていた。

結婚してからも、飲んだり、飲まなかったり…を繰り返していたけど、やっぱりピルを飲んでいるときの方が心身健やかだったな~と今になって感じている。

そう、生理ちゃんが来ない。私にとってはこれはかなりホルモンが安定している!!ホルモンに脳を支配されることなく、穏やかに過ごせている。よく聞くのが「妊婦は情緒不安定になりやすく、小さなことで不安になったり、旦那と喧嘩になったりする」等。

私はTwitterでマタ垢も所持しているのだけれど、みんなそれなりに「旦那が飲み会で帰ってこない、不安」とか「どうでもいいことで言い争いになった、妊婦メンタルやばすぎ」などのつぶやきを見かける。

それなのに、私は妊娠中に不安に襲われることも、イライラすることも極端に減ったのだ。こんなに穏やかな精神でいられているのは人生初めて。もうこの精神状態が続くならずっと妊娠していてもいいくらい。(いや、今はもう出したい)

多かれ少なかれ、さまざまな形でホルモンの影響を受けているのが女性なんだよね。生物学的女性のみんな、本当頑張って生きているよね。


自分の中に違う生命体がいること

まず自分の中に自分以外の生命体を宿すこと自体がよくわからないし、それを幸せと感じられる心の余裕?母性?が一ミリもなかった。今もないけど。

妊娠してから胎動を感じるまでの間、大体安定期に入る前後かな。それまでは自分が妊娠している自覚は一切ない。頭では妊娠を理解していても心と身体の感覚は妊娠している感じはなにもなかった。つわりがなかったのがそう思わせたのか、はわからないけど。

検診でエコーを見る度に「あ、なんかいるんだな」というのは目に見えてわかった。けど、実際それを体感するまでは毎日生きているのかさえ分からない。妊娠初期は暗いトンネルの中を手探りで通り抜けるような日々だった。

これが胎動かな?と思い始めてから、これが胎動か!と確信を得るまでに大体2週間。しっかりと胎動を認識し始めてからの日々は本当に不思議な感覚だった。

最初は空気がポコポコ移動している感じがして、「腸の蠕動運動か?」って感じだったのが、少しずつお腹の中に何か別の生命体がいると確信するくらいポコンポコンと主張してきた。
妊娠9ヶ月の今の私の感想は「お腹の中で猫を飼育しています」って感じ。常に丸くなって眠っている猫がたまに寝返りをうったり、伸びをしたりしていますって感覚。不思議よね。

今ではこれが当たり前だけど、あと1か月ちょいでこれも感じられなくなって、普通の身体に戻るんだよね。感慨深いな。


これから先のこと

私にとって妊娠は人生をかけたチャレンジだったけど、これからもチャレンジは続くわけで…。「出産」「育児」そして「キャリア」と「ライフバランス」。世のお母さん方は本当すごいよ。専業主婦として「キャリア」を捨てて育児と家事を選択したお母さん。兼業主婦として「キャリア」を守りつつ「育児」も頑張っているお母さん。みんなみんなすごいよ。こんなの当たり前と思ってもらっちゃ困るよ!

確かに、女性にしか「妊娠」「出産」はできないけど、「育児」は誰にでもできるんだよ。「イクメン」って言葉が一時期流行ったけどさ、イクメンってなんすか?お父さんのことじゃないんですか?って感じ。女性ばかりが何かを犠牲にしなくちゃ成り立たない国なんだよね、日本って、クソじゃん?

なんか扶養についてもまた変わるらしいし。どうやってこの先子どもを育てていけばいいんですかね?子どもの出生率を嘆く前にやることがあるでしょうよ。日本のお偉いさんたちよ。

子どもを育てやすい国にしてもらえませんか?そしたら子ども作ろうって、二人目三人目を考えようかなって人、増えると思うんだよね。出産一時金を増やすんじゃなくてさ?

この先、私は「キャリア」も諦めない、なんなら今まで以上に頑張って、副業にも力入れて、将来の不安を払拭できるくらいまで稼げるようになって、バリキャリママになりたいんだ。

今はそのチャレンジの途中。まだまだ途中。
私のチャレンジは続くので、あたたかく見守っていてくれると嬉しいです。



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