【ネタバレあり】エージェントへのご褒美舞台、ライドカメンズThe STAGE
この記事は?
ライドカメンズThe STAGEを観た1エージェントの感謝の気持ちの備忘録です。
※この記事はネタバレあり。ネタバレなしの「カメステ観てくれ!」記事はこちらからどうぞ。
ライドカメンズThe STAGE、そしてライドカメンズありがとう!!!!!
ちょっと書きたいことが多すぎて全然構成がまとまらないので、時系列順に書いていこうと思います。
少しだけ自分のこと
リリースからずっとライドカメンズにめちゃくちゃになり続けているエージェント。一番好きなライダーはルーイ、好きなクラスはスラデ!
仮面ライダーの履修は17作品くらい。いわゆる2.5次元舞台には疎い。
観劇を決める前~楽曲配信で観劇を決めるまで
前述の通り一番好きなライダーはルーイ、好きなクラスはスラデ!という私にとって、カメステは「まあ5期生しか出ないからな……交通費含め3万かけて、好きライダーが出ない舞台に行けるかというと……」という感じでした。
でも、これで評判が良くてカメステ2が出てスラデ出演となったらいいな!というのは思っていました。THE他力本願!
事前にお出しされる情報の数々を見ていても、なんだか力の入っている作品に仕上がっている感じがするし、ぜひ頑張ってスラデが出るまでやってほしい!そんな感じでした。
私がカメステ参加を決めたのは1/16。実際に観に行ったのが1/25だったことを思うと、かなり滑り込み。
このギリギリでも「絶対行かなきゃ!!」と思ったのは、ひとえに事前の楽曲配信と観劇済みエージェントの皆さんの口コミの数々のおかげでした。感謝。
1/8から配信されていたカメステの楽曲が全部本当に良くて……。
他の誰でもない、ライダーたちが歌うGET BACK!!という、文脈が乗りに乗った歌にぼろぼろに泣いてしまったことがきっかけでした。
ライダーたちの歌であることはこの半年完全に分かっていたのに、実際に聴くともう胸がいっぱいになってしまったんですね。そうだよ、彼らの歌なんだよという。
これが1曲目なら、もう本当に素晴らしい舞台作品なんだなというのがすんなりと落ちてきました。キャストさんたちはもちろん、この作品を作り上げた人たちを無条件で信頼してしまう。そんな曲でした。
そしてクラス曲2つ。
あまりにしっかりとした"クラス曲"すぎて、最高の気持ちに。ジャスラとマドガのエージェントの方々羨ましすぎでは!?スラデでこの感じの曲が作られた日にはもうメチャクチャだぜの気持ち。
かっこよさとグッとくる歌詞の波状攻撃がここでもすごい。マドガなんてあの歌詞で始まるのに……なんで!?最高か!?
ジャスラに「Brightest Light」のワードを当てるの本当に"それ"!すぎて最高……。
マドガは「過去すらも振り切ってけ」のところが好きです。いや、嘘かも……全部好きだな……。
そして「君がいるから」。
ライダー同士の背中を預け合える関係性……カメステ参加を決めた後ではあったのですが、私にとってはちょうど観劇前のイベントだったフレンズアットトワイライトパークが1/21からだったんですよね。
あ~~~~~!!!!これを舞台で!!!(天を仰ぐ)
レオンのPerfect Assistantも全部好きなんだけど、最後の「参ります Perfect Assistant」で脳裏に完璧な姿のレオンが浮かんだんですよね。
歌を聞いて完璧な姿が浮かぶって本当に素晴らしくて……ちょっと言葉にならないんですが、絶対「見たいものを見せてもらえるんだろうな」という気持ちになりました。
全幅の信頼がもうすでに、この時点でありました。本当にすごい。
そして最後のWith My Reasonです。誰がどう聞いてもラストを飾る「おわりの歌、お別れの歌」。
まだ観てないのに、完全に「終わっちゃうの寂しいよ!!う~~最高の作品でした……」とボロボロに感謝している自分が想像できる。なんなら家なのにもうそんな気持ちでした。寂しい。まだ観てないのに。
「終わらない物語のひとつのエンディング それぞれの胸に今 確かな熱を残して」とかいう天才の歌詞から始まるの、本当に何??
全曲あまりにも良すぎて、東京まで行くことを決めました。
こういう記事で「全曲良い」ってなんかとにかく褒めたい~!みたいな雑オタク誇張表現っぽく見えるんですが、ここで言う「全曲良い」は文字通り本当に本当に「全曲良い」です。捨て曲(ド失礼表現)がマジでない。
これを聴いてこんなに泣いてるのに現地に行かないのは絶対もったいないじゃん……絶対後悔するじゃん……の気持ちでの参加だったんですが、完全に正解でした。よくやった!!
当日開演前
マチネまでの時間をGロッソのブンブンジャー素顔公演で過ごすという最高のスーパーヒーローDAYを過ごして、いざサンシャイン劇場!
キャストさんたちのファンももちろんいるだろうけれど、この場にいる人たちってみんなライドカメンズが好きなんだ!という気持ちでなんだかふわふわ嬉しくなりました。地方民なのもあって、今までそういう場に立ち会うことがなくて……。
事前レポでちょこちょこ見かけていた通り、男性エージェントさんもいる!
他の回もそうだったのかな?と思いますが、結構老若男女幅広い!
ライドカメンズってやっぱり仮面ライダーを愛するすべての人に触れてほしいコンテンツだから、もうそれだけで嬉しくなっちゃいますね。
予想通り、影ナレはレオン!うれし~~~~!!!
もうエージェントとしての自我が全力で「うれしい!!!!」を叫び始めます。そうだよこれこれ!!
第1部
最初の方でレオンが「あなた様のことです!」って感じで観客全員に話しかけるシーンがあるじゃないですか?(うろ覚えすぎる)
この時点で「あ、これは最高の舞台に来てしまったな」と。
あの瞬間、観客は観客ではなく全員が個々に"エージェント"となったんですよね。
ぼんやりとした概念としてのエージェントではなく、「あなた」がエージェントであるとレオンは宣言したんです。これってめちゃくちゃ嬉しくない?
あの日、レオンが「あなたがエージェントである」と宣言してくれて、さらに私の手の中で形見の石が光ったことをずっと忘れたくないなと思います。なんなら、それを忘れたくなくて今このnoteを書いているかもしれない。
ライダーたちは他でもない"私たちエージェント"に話しかけてくれて、通路にはカオスイズムの戦闘員たちも下りてきて、私たちは目の前でライダーたちの変身を見て……全部全部、私たちが実際にあの場にいて体験したことなんですよね。
ライドカメンズThe STAGEという作品をただ観に来たのではなく、私たちは間違いなくあの物語の中に立っていたと、そういう「体験」だったというのがとても嬉しくて、胸が熱くなりました。
あれだけ「配信を見て!」と言っておきつつアレなんですが、本当にこれだけは現地参加してよかった……。
そしてもちろん、その「体験」だけが素晴らしかったわけでもなく。
ストーリーとアクション本当に素晴らしかった!!演出も素晴らしい!!
原作ライドカメンズで内藤さんが担当されているイベストが私、めちゃくちゃメチャクチャ大好きなんですよ!!!!!
なんならルーイを好きになったきっかけもFPSイベントから。CLANいいですよね……最近だとガジェモンもゆびきりも最高でした!
その内藤さんが脚本担当するカメステが最高じゃないはずがないんですよ……!
完全に知ってる味がした。「これイベストじゃなくてメインストーリーでやりなよ!!!」ってエージェントみんながツイートしてるときのイベントのやつだよあれ!!
あの、アプリ内なら鍵があれば解放可能なんですがカメステって……カメステって!!!
これからゲームを始める新規エージェントにも絶対に観てもらいたい!!う~~~SMCイベと同じ立ち位置に置いてほしい……。
ライドカメンズという作品自体ずっとそうなんですが、あまりにも真摯に、真剣に「仮面ライダー」をやっている。
仮面ライダーとは?善とは?悪とは?
舞台でも、後半しっかり「それぞれの仮面ライダーで戦う理由は違う」をやってくれる。ゲームも舞台も本当に「仮面ライダー」に真剣で、それが本当に本当に大好きだよ!!!
そして先ほども書きましたが、私はフレンズアットトワイライトパークのイベスト読了後の観劇だったんですよね。
倍々の感情が押し寄せてくる……いや、これイベスト読む前でも読んだ後でもどちらでもメチャクチャな相乗効果のやつだよ。さすがのリアルタイム性、ライドカメンズ!!!!(タイトルコール)
そして久遠瞬十ね……先に観劇しているエージェントさんたちがみんな久遠瞬十……って言うから「そんなに?」と思っていました。
観ました。あの、どうにかしてゲーム本編でもやりませんかこれ……。
彼の最期にはほんの少し龍騎の東條がよぎったりもしつつ、でもあれとは違うんだよな。久遠瞬十という"仮面ライダー"のことはジャスティスライドが大事に抱えて歩んでいくからさ……う~~~この感じ!
原作ライドカメンズの好きなところ、各ライダーにもちろんモチーフ元はあるんだけどそれと同じ道を辿るわけでもなければ、同じ性格というわけでもない、確実に個別の独立した存在としてキャラクターを生んでいるところなんですよね。
久遠瞬十を見て私は東條のことを少し思い出したけれど、全然モチーフ元でもなんでもないかもしれない。でもその「彼とは違う結末を迎えた久遠瞬十」のことをやっぱり「ライドカメンズだな」と思いました。上手く言えないけど。
そういえば正直私の心に久遠瞬十はあまり傷を残さなかったけれど、それは彼よりもレオンのことを考えていたからなんですよね。
明確に原作第1部の後であるこのカメステで、レオンは今どんな気持ちでこの展開を見ているのだろう。久遠瞬十の末路を見てレオンはどう思ったのだろう。
それをずっと考えていました。レオンがつらくないわけがないんだよ。
カメステという全員がゲームを通っているわけではない場ではそこは本筋に絡まないんだよね。
でも、原作からのエージェントたちは全員知っている。その塩梅の巧さよ……!
本当に上手いし巧い。この舞台で初めてライドカメンズという作品に触れる人たちに向けては舞台の中できっちり完結したストーリーで、そして原作からのエージェントにはさらにいろんなことを考えさせる構成で……すごすぎて溜息が出ます。
全体的にカメステ、「舞台であること」を最大限に利用した演出が多いんですよね。パンフでもその話があって楽しく読ませてもらいました。
仮面ライダーショーの土壌の上にある舞台として設定してくれたの、本当にうれしくてうれしくて!
アニメ風都探偵でも思ったんですが、東映のメディアミックスって各媒体での特色をうまく生かした演出が本当に上手い……!
ニチアサの映像媒体だからこそできる演出、アニメだからこそできる演出、ゲームだからこそできる演出、そして舞台だからこそできる演出ってそれぞれ違うんですよね。でもそれをうまく使い分けて再構成するじゃないですか。本当に素晴らしい。
いわゆる2.5次元舞台といわれる作品が発表されたとき、原作ファンとして気になるのはどうしても「再現度」なんですよね。
でも、カメステすごかったです。一周まわって「再現度がすごい!」って思わなかった。あまりにもシームレスに、私の知ってるライダーたちが目の前にいたから。
すでに知っているライダーたちが、ただそのままそこにいるんですよ。
これってめちゃくちゃすごくないですか?途中でその異常さに気付いて鳥肌が立ちましたね。
そして跳ぶ!変身する!戦う!
ゲームを楽しんでいるエージェントたちも、実は動いて戦うリアル頭身のライダーたちを見たことってないんですよね。SDキャラたちが少し動くけれど、リアルな戦闘シーンは見たことがまだない(はず)。
でもカメステではそれを全部見せてくれる!!
本当にかっこよかったです。変身も、ガワも、アクションも、全部全部かっこいい!!見たかったもの全部見せてくれる!!!
仮面ライダー界隈でよく言われる「動けばかっこいい」。
本当に申し訳ないんですが、ライドカメンズのガワにそこまでグッと来てなかったんですよね……でも!!ライドカメンズThe STAGE!!!
完全に「動けばかっこいい」のやつだよ!!!早く全ライダーが動いて戦ってるところ見たい!!!!!!
なんなら舞台観てから、ゲームでもジャスラとマドガのガワかっこよく見えるもんな……本当にありがとうございますカメステ。
2部
ずーーーーーーっと楽しい!!!の一言です。もう本当それしかない。
形見のペンラを振りながらさ……かっこいい歌とダンスで大盛り上がりしてさ……楽しくないわけないじゃん!?
ジャスラのダンスかっこよすぎない!?なんだあれ!?
最初からクライマックスすぎるのは前提なんですが、やっぱり一番熱狂!という感じだったのはMADGUY PRIDEでしたね。
いや~~~~本当に最高だった!!「俺はマッチョでかっちょいい」に全力で「かっちょいい!!!!!!!」のコールをするエージェントたち。「美しい!!!!!!」「アウトレイジ!!!!!!」
ジャスラが「Brightest Light」でマドガが「修羅の道を最高スピードで駆け上がるRAY OF LIGHT」なの5期生~~~!!!!って感じで拳振り上げて興奮しちゃいますね。光たち……。
「君がいるから」、才悟と陽真の組み合わせで聴いてる人たちもいるんだよな……フレンズアットトワイライトパークの後なのでどうしてもその二人のことを考えてしまった。
でも陽真と紫苑よかった~~!!!キッチンボーイズ!!めちゃくちゃ可愛くてニコニコしながら聴いてしまいました。癒し。
レオンにスーパー執事!のコールできたのもよかった~~~!!!!
私たちのパーフェクト執事だよ……(泣いてる)
これは本当に影ナレから始まりカメステぜーんぶ通してなんですが、レオン大好きだよの気持ちが強くなりましたね。
ゲームですでにある「好き」にさらに上乗せして「コスモス財閥(うち)の、いや私の最高の執事だよ!!!!」の気持ちが高まる。ゲームからのエージェントみんな同じ気持ちでしょこれは。こちらをどうしたいんですか??
最後、With My Reason。
エージェントへのありがとうのくだり、ベタなのにめちゃくちゃ泣いてしまってその……。5期生がこんなさ……エージェントにありがとうを……。
感極まりすぎて、ずっと心の中で「ピア先……見てるかピア先……これが5期生だよ……大きくなって……見てるか……?」って語りかけてました。ピア先!!!!
事前に聴いていたときから泣かされていた「終わらない物語のひとつのエンディング それぞれの胸に今 確かな熱を残して」、もう舞台観終わるタイミングで聴くと本当に胸がいっぱいで……。
そして「この出会いが無駄じゃないさって本当の意味でわかるまで 心から言えるまでまだ道半ば」っていうのがこのゲームリリース7か月の時点で聴く最高の歌詞すぎて……。
まだ「これからも」であって、終わりではない歌……うう、本当に全曲こだまさおりさんに感謝の気持ちすぎる……!!!!
ライドカメンズ The STAGEありがとう
丁寧に丁寧に作られた、本当に素晴らしい作品でした。
2部の最後でエージェントに向けてありがとうを言ってくれたけど、むしろこちらから最大のありがとうを贈りたいです。
2.5次元舞台にあまり詳しくないので、原作再現ってみんなそんな感じだよ~なのかもしれないんだけど書かせてください。
正直、舞台で初めてライドカメンズに触れる人に向けた表現が多くなる作品なんだろうな~メディアミックスとして単独の作品に仕上げなきゃだもんね!と思っていました。
でも全然そんなことはなかった。もちろん原作ファンも楽しめる……いや、むしろ原作ファンへのご褒美みたいな舞台だったなと思います。
今まで話してきたキャストさんたちの原作キャラ再現はもちろん、ゲームと同じ背景、ゲームと同じBGM……全部全部、ゲームからのエージェントがうれしくなってしまうものばかりでした。
カオスイズムの戦闘員たちが客席に降りてきたとき、興奮で息が止まりました。何度も書いてしまうんですが、あまりに知っているものすぎて……。素晴らしいです。
今までのゲームでの7か月の蓄積を、これでもかというほどに現実世界で見せてくれたカメステ。文脈をこれでもかというほどに詰め込んでくれました。好き。
初めて触れる人も置いていかず、でもそのうえで既存のエージェントたちはさらに多くの物語を読み取るだろうとエージェントたちを信頼してくれているようなストーリーが印象的でした。うれしい!!その信頼に応えたい!そして感謝しかない。
原作ライドカメンズが、あの膨大な作品数をもつ「仮面ライダーシリーズ」というバックボーンに乗っている文脈をとても上手に使っているように、カメステも「ライドカメンズという作品に乗っている文脈」を本当に上手く使っていたと感じます。ありがとう。
あの感動を忘れたくなくて、そして何かお返しできないかなという気持ちでnoteを書いています。全然返せないね……う~~~もどかしい!!
公式のアンケートにしっかり長文感想を投げ込む予定ですが、全然足りないね!!
ライドカメンズありがとう
カメステを観終わった後、一番最初に思ったのが「エージェントでよかった……」ということでした。
リアルタイムに、こんなに楽しませてくれるコンテンツに出会えることの幸運を感じています。
ゲームも舞台も、そしてそれ以外のメディアミックスも含めてどんどんライドカメンズが広がっていく予感がしていて、期待で胸がいっぱいです。
次は何を見せてくれるんでしょうか?早く次の「NEXT……」が見たい!!
カメステ2も含めて、どんどんライドカメンズの「これから」が見られますように。
楽しませてくれて、いつもありがとうライドカメンズ!!大好き!!!
P.S.
カメステを観終わって「ありがとうライドカメンズ……エージェントでよかった……ありがとう……」と放心状態になりながらサンシャイン劇場を出たところ、通り道でちょうどやっていたコスプレイベントで皇紀さんをお見かけしました。
5期生……と号泣した直後に皇紀さんを見かけるの、あまりにリアルな"エージェントの日常"すぎて、まだ虹顔市から戻ってこれていないかもしれない。
ちょうどのタイミングでいらっしゃったどこかの皇紀さん、ありがとうございました。最高でした。