手書き

ホームセンターのなかにあるカフェで過ごす時間がとてもすきだな。吹きぬけの空間に売りものの観葉植物がいっぱいあって、光が射しこんでいて。人の気配がする。

久しぶりに手書きをすると、心が整うなあと気づく。手書きがすきな理由のひとつに、自分の字がすきなのかも知れないと思う。するすると紙の上に浮かんでくる線が気持ちいい。ことばもわたしのことばだから、誰よりも共感できるし、傷つけてこないし、安心している。

何かを書いている時間は、大切な誰かやじぶんを想う時間。それだけでもう、癒やしだな。

いつも、いるからね。大丈夫だよ。

誰に向けているのか分からないことばがするすると生まれる。誰に向けているのかは分からなくてもいいな。ただ、じぶんから生まれることばが優しければ、しあわせ。