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妊娠と高齢出産のリスクのこと

妊娠がわかり、すぐ精神科の先生に相談して更にお薬は減り、2錠となりました。

5週過ぎたら産婦人科に行こうと思っていました。
しかし、急遽4週で行くことに。
これが不安の無限ループへの入口になります。

なぜ4週で行くことになったかというと、よくある理由のひとつ、出血があったから。
電話をしたら今から来ても良いですよ。とのことで行きました。
出血というより、おりものに血が混ざっているような、少し明るめの粘りのあるものでした。我が家のトイレットペーパーがピンク色の為判断が難しかったです……。妊娠中はトイレットペーパーは白が良いと思います、本当に!

内診を受けて、出血は止まっており、その面では問題ないこと。でも週数が早いので姿は確認できないことをまず伝えられました。
そして、精神科のお薬の現状確認。
私が心配していたことは全て大丈夫そうだったので一安心していると、先生はまだ神妙な面持ち。

「今月40歳よね?」

先生はこちらを見ず、染色体異常の本を本棚から引っ張り出し、私に開いて見せました。

「20代だと1/1441人の確率だけど、40歳だと1/84人の確率でダウン症の子供が生まれてくる可能性があるんだよね」

そして続けて、「染色体異常の検査もあるから、まだ先だけどそれは受けたほうが良いね」と言い、来週また来るように告げられました。

その後受けた看護師さんのおめでとうございますという言葉は正直素直に笑えませんでした。
それはあまりにも先生の表情が曇って見えたからだと思います。

引きつった笑顔で病院を後にしながら、泣くのをぐっとこらえて帰路につきました。

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