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Cody・Lee(李)に心を掴まれた件

2024/11/16に開催された、Cody・Lee(李)のライブの帰り道に書き殴った備忘録をこちらに転載しておきます。


Cody・Lee(李)のライブに行ってきた。
何ヶ月も前、親友に誘われるまま応募し、しれっと当選したライブだった。
正直問題、二人とも、直前までライブのことなんてすっかり抜けていたと思う。何となく興味ある映画を見るくらいの心持ちだったかもしれない。
今日ですら、当日だというのに特有のイベント感は無く、気がつけば音楽が始まっていた。

元を辿れば、数年前に出会った『我愛你』が好きで、その後も色々聴いたりして、好きなバンドにはなったけれど、じゃあ全部の曲を聴いて、いつもお気に入りプレイリストの常連かといえば、そういう訳でもなかった。
最近だと、「真夏のジャイガンティック」を真夏に聴いてからはそれきりになっていた。

そんなCody・Lee(李)の今日のライブは、上手く言葉にならないほど素晴らしかったと思う。この感情が、素晴らしかったという言葉で正しいのかわからない。
有り難かったの方が合っているかもしれない。
今、必要としている言葉で、音で、空間で、時間だった。生活がそこにあったから、
気がつくと私は泣いていた。大切な人と今という時間を想う音楽だった。
特別が当たり前になることが生活なのに、当たり前が特別になることが生活なんだと歌う彼の歌詞は、儚さを現実で映していたから、直接的に心に響いたのかもしれない。

音に乗った彼の言葉をずっと反芻しながら、大切な記憶を思い出しては、生活を噛み締めている。

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