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人生初のハッカソンで考えた個人とチームについて

はじめに

現在私は日本初のプロトタイピングスクールであるプロトアウトスタジオ

に4期生として参加しております。


本記事では授業の一環として参加したハッカソンについての当日の様子と私が感じたこと、それを踏まえての今後の展望や反省点について書きたいと思います。

イベント概要

私はハッカソンがどういうものなのか当日までよく知らず、人工甘味料のサッカリンと音が似てるなーくらいの感想しか持っていなかったので概要を載せておきます。

ハッカソン

「ハッカソン」(hackathon)とは、広い意味でソフトウェアのエンジニアリングを指す“ハック”(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた米IT業界発祥の造語で、もともとはプログラマーやデザイナーから成る複数の参加チームが、マラソンのように、数時間から数日間の与えられた時間を徹してプログラミングに没頭し、アイデアや成果を競い合う開発イベントのことをいいます。

イベント概要

2人1組、obnizを使った二回目の開発・・・

不安要素だらけのハッカソンが始まります。

果たしてどうなるのか!

アイデア発散

アイデア発散の部で使用されたオンライン付箋ツールの

MIROの使用体験に感動しました。

思うままにアイデアを出していって他の参加者さんからリアルタイムでコメントをいただきます。

自分のアイデアと参加者さんからの付箋を組み合わせて制作物のイメージをアウトプットします。

ありえない組み合わせを楽しみつつ一人ではできない、生まれてくる発想に今日1日の希望を見ることができました。

はーい仲良い人とペアになって!!

続いてチームビルディングのお時間です。

アイデア発散での結果を元に志向の合いそうな人を誘っていきます。

人見知り傾向のある私にはとても不安な時間でした。

先生がペア作って!と言うと動機が止まらなくなるタイプの人間だったもので・・・。

さて、私はぼんやりとですが「コミュニケーションツール」「ゲーム」をキーワードになにか作りたいと思っていました。

チームビルディング用のチャット内で、参加者がそれぞれのアイデアを披露します。

黒ひげ危機一髪やワニワニパニックなんかのおもちゃとobnizを組み合わせてオンライン対戦出来たら面白そう、と考えていたので最終的にハンマーでどつきあうやつを作りたいと話しました。

すると!ハッカソン参加経験9回のスーパベテランTさんがゲーム作りという志向を持っていらっしゃって、声をかけていただきました!

さらにこれまた同期のQiitaに投稿した記事を全てトレンド入りさせるアウトプットの怪物、ジェイソン・ステイサムフリークのTさんもジョインしてくださりました!

仲間が二人もいます!ぼっちを恐れていた私はお二方にちょっと恋をしてしまうくらいに嬉しかったです。

チーム結成&役割分担

話し合いの結果「20代のジェイソン・ステイサムと現在のジェイソン・ステイサムのとんとん相撲」を作成することになりました。

メンバーのアイデアがうまく融合された民主的な企画に落ち着きました。

役割分担

スクリーンショット 2020-08-08 12.26.31

ベテランTさん

ハッカソン参加経験が豊富なベテランTさんが作業指示と進行管理、およびゲームの対戦部分の実装を担当されます。

ステイサムTさん

勝敗結果のhtmlや制作物に使うイラストなどの作成を担当されます。

スマホの加速度センサーを使用して私のobnizからベテランTさんのobnizを操作するプログラムを作成

作業時間はプレゼンの準備時間も含めて5時間しかありません。

どうなるのでしょうか。

コードが・・動かない・・・!

スマホの加速度センサーを利用してobnizを操作する。

スマホを振ったらobnizがリアクションするイメージです。

すごく単純な実装なのです。

window.addEventListener("devicemotion",
    function(event1) {
     let x = event1.accelerationIncludingGravity.x;
     let y = event1.accelerationIncludingGravity.y;
    },

こちらのコードを書いてスマホを振れば変数x,yにそれぞれの座標データが取得できる。。はず!

ですが全く動きません。

いつもなら時間をとってサンプルコードを書きまくって検証しますがハッカソンは制限時間の短いチームでの取り組みです。

自分の担当パートが終わらない、それはチーム全体の進捗にダイレクトに遅れをもたらします。(すなわち死・・・!)

手厚いサポート

作業に詰まった時はサポートとしてプロトアウトスタジオから講師の小野さん、校長ののびすけさん、そして(株)CambrianRobotics 木戸さんのお三方に技術サポートをしていただきました。

小野さんは普段からお世話になっていて課題でも質問対応をしていただいております。

木戸さんは動かない私のコードに対してテストコードまで書いてくださりiOS環境で検証まで行っていただきました。

のびすけさんにはブラウザからaxiosを使用してhttp通信を行うという基本的な実装すら焦りで出来なくなった私に対して、サンプルコードが動くまで優しくついてくれました。

優しい世界に感謝です。

この点に関してはQiitaに改めて投稿しようと思います。

成果発表 

結果、加速度センサーを使用しての実装は成し得ませんでした。

当初のとんとん相撲から割り箸を使った斬り合いのゲームに変化をし、ベテランTさんの華麗なプロジェクト進行とステイサムTさんの臨場感溢れる実況を盛り込んだ渾身のプレゼンにより無事、形になりました。

加速度センサーはブラウザのボタンクリックに置き換わりましたが

ひとまず動くものが作れて安堵しました。

他チームの成果

同期のYさんは制作物に対するテーマが一環していて良いなと思います。

課題を重ねるごとにコンセプトが固まっていくと思うので

最終課題が楽しみです。

良い布石になったのではないでしょうか。


チームKASSさんのobniz昇竜拳は爆笑しました。

ゲームセンターでストⅡやってた世代なんで刺さりましたね。

昇竜拳グローブの素材は○○○です。びっくり。

エドモンド本田のサバ折りをネタになんか作ってくれないでしょうか。

感想

個人としては狙った実装にたどり着けなかったことはとても悔しかったです。メンバーの方に申し訳なく思います。

チームによってカバーをしていただきました。

チーム制のメリットを感じた点でした。

もっと貢献できるようになりたいです。

講師陣や木戸さんに質問をして解決に向かおうとしたチームに対する自分の姿勢は評価しようと思います。実績に繋げたかったですが。

ハッカソン全体を通して思ったこと

普段、放課後とdiscord上でしかコミュニケーションをする機会がないので

メンバーの方と普段以上に会話ができたことが嬉しかったです。

チームの方が先に投稿された記事も紹介させていただきます。

当日の様子がより立体的になります。

プログラミングを学んで1ヶ月の非エンジニアがハッカソンデビューした話。

ハッカソンに9回参加したことがある私が開発時間わずか5時間のオンラインハッカソンで心がけたこととその結果

お二人とも一緒に作業ができてとても楽しかったです。

ありがとうございました。

外部の方と交流出来たのも良かったですね。

打ち上げではIoTおうちハックのななみんさんからIoTネコグッズについて色々お話を伺わせていただきました。

次回のハッカソンに向けて

ハッカソンが初めてというのも大きな原因ではあるのですが、

緊張でうまくいかないことが多いなと感じました。

もっとコードを書いて、もっとアウトプットをしていきたいと思います。

あと、ハッカソンでのつぶやきを見返すとその時の感情がそのまま投影されていて、読みながら当日の様子を鮮明に思い出すことができたので次回はより積極的につぶやいていこうと思います。 記事にも引用しやすいし実践的なTipsですね。

というわけで改めて、ハッカソンに関わった方全員にお礼を申し上げます。

ありがとうございました。

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