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【ポケカ】シティリーグ2025 S1の感想

ついに先月からシティリーグの2025シーズンが始まりました。

シティリーグは2024のS2から参加し始めたので、シーズンの最初から参加するのは今年が始めてです。

10/12(土)にシティリーグ2025 S1へ参加したので、使用デッキや対面、感想などを書いていきます。


「シティリーグ」とは?

シティリーグ初参戦時の記事 では「詳しくはわかりません」と書いてしまったのですが、今はわかるので簡単に説明します。

町のカードショップで行われる大会で、上位に入賞することでチャンピオンシップポイント(CSP)がもらえます。
CSPランキングの上位者がジャパンチャンピオンシップス(JCS)やワールドチャンピオンシップス(WCS)へ出場できます。

年間で4回あり、基本的には毎年9月〜4月までがシーズンです。

環境: 楽園ドラゴーナ

ポケカブックさんが公開した、2日前までのシティリーグ優勝デッキを元に作られたデッキ分布グラフです。

引用: https://x.com/pokeca_book/status/1844351179951833332

前週と比較して明らかにタケルライコが増えています。
タケルライコに不利なデッキを握るのは得策ではありませんが、どうしてもパオジアンを握りたかったため、当たらないことを祈りながら参加しました。

使用デッキ: パオジアン

いつも通りパオジアンです。

https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html/deckID/RXyp2y-nroFHU-2U3XpM

パオジアンは1ターン目にしっかり展開しつつ山からエネを抜き、2ターン目から殴れると非常に強いデッキです。
そのためには1ターン目から毎回カイを連打したいのですが、4枚のみだと都合よく引けません。

そこで目を付けたのが、楽園ドラゴーナで新しく収録された カキツバタ です。

引用: https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/46289/regu/all

ポケモンとトレーナーズを1枚ずつ持ってこれるので、書いてあることはかなり強いです。
カイの5枚目以降として優秀だと感じ、思い切って2枚採用としました。

後攻1ターン目の最初に使っても7/46枚を見れるので、何かしらポケモンやボール系に引っかかる可能性が高いです。ボール系が引っかからなくても、ポケストップを持ってこれるのがいいです。
終盤の山を圧縮したあとは、カイより強い可能性すらあります。

問題は中盤でした。全然 ふしぎなアメやスーパーエネルギー回収に辿り着けず、山が最強になった状態で負ける ことが多かったです。
やはり縦引きより確定サーチなのかと考えさせられました。

カイの5枚目としては確定サーチできる暗号マニアの解読がよく採用されます。
しかし、かがやくゲッコウガやポケストップ、キチキギスがないと活かせないのと、単体ではカードが増えずにディスアドバンテージとなるのが私の好みではありませんでした。
特にかがやくゲッコウガやポケストップを出す前の展開に使えず、序盤の安定感を上げるにはカキツバタのほうがいいと判断しました。

カキツバタと暗号マニアの解読を比較すると、以下のようになると考えます。

  • 序盤: カキツバタ > 暗号マニアの解読

  • 中盤: 暗号マニアの解読 > カキツバタ

  • 終盤: 暗号マニアの解読 >= カキツバタ

キチキギスがあれば好きなカードを2枚持ってこれるので、終盤もカキツバタより暗号マニアの解読のほうが強いかもしれません。

カキツバタの評価やパオジアンデッキに採用するサポートについて何かあれば、ぜひコメントなどで意見が欲しいです。

大会前日

大会前日の過ごし方です。

練習

業務後に会社で同僚と最後の練習をしていました。
レジドラゴ対面でもかなり戦えていたのですが、基本的に自分の引きがよかったです。
確率は収束するので逆に翌日のシティが不安になりました。

デッキシールドの差し替え

練習後はデッキシールドを新品に差し替えました。
トーナメントに上がるつもりだったので、入念に確認しながら行いました。

今まではパオジアンっぽくて好みだったので、Katanaのターコイズを使っていました。
今回はDRAGON SHIELD 100 MATTE DUAL SLEEVESのGLACIERを初めて使いました。
カタナと比べて少しぶ厚くて重いですが、質感やシャッフルのしやすさはほぼ同じでした。カタナより高さに余裕があるのもいいです。おそらく100枚同じロットなので、ロット違いによる色味のずれなどが発生しにくいのもいいです。
デュアルだと内側が黒くて裏面が透けず、通常のドラゴンシールドより好みです。
カタナより高いですが、カタナも値上がりしたので、これからも公式大会時はドラゴンシールドのデュアルを使い続けるかもしれません。

インナーも今までは横入れタイプのカドまるスリーブを使っていたのですが、今回は後輩にもらったサイドインパーフェクトを使いました。
横入れだからか、カドまると同じくらい空気がしっかり抜けました。
角が丸くない分、アウターが角折れしにくいという話もあるので、しばらく使ってみようと思います。

大会当日(試合)

予選2-4 40位でした。

ちゃんと練習したのに、今までで一番成績が悪くて悔しかったです。
ただタケルライコが増えているのにパオジアンを握ったことや、対戦相手のみなさんがうまかったことなどを考えると、納得の結果です。

1試合目: ○先攻6-4ドラパルト

後1でタケルライコに取られるのが怖いので、エクでスタートしたくなかったのですが、キチキギスでスタートしました。

相手はドラパルトで、おそらく先日リージョナルで優勝したオカピーさんのボムドラパを参考にした構築でした。
基本的にはパオジアンとドラパルトだとドラパ側が有利なのですが、こちらのリストはマナフィが入っていないため、五分寄りだと思っています。

負けそうでしたが、最後にしゅりけんでヒトカゲとヨマワルを倒して何とか勝ちました。
おそらく前のターンにヨマワルを置かれなかったら私の負けでした。

2試合目: ×先攻4-6レジドラゴ

早い段階でレジドラゴを2面準備され、レガシースターも温存されていたのでかなり厳しかったです。
セグレイブラインが枯らされたので、ベンチのパオジアンに1エネ貼って耐え、次ターンにスターポータル+手貼りで5エネ付けてレジドラゴをワンパンしましたが、手札からかがやくリザードンと炎エネが飛んできて無事に負けました。
ナンジャモがあればわからなかったとのことでしたが、打つことはできませんでした。

3試合目: ○後攻6-3リザードン

相手はシティ初参加とのことでしたが、プレイングがうまかったです。

かがやくゲッコウガでスタートしました。
相手は先1でハイパーボールでマナフィと確かまけんきハチマキを切り、ロトムを持ってきました。ロトムに森の封印石を貼り、スターアルケミーでおそらくプレシャスキャリーを持ってきて、確かヒトカゲ2匹とヨマワル1匹を展開しました。
キャリー型のリザードンと対戦するのは初なのでちょっとワクワクしました。

先2で空けていたベンチに夜のタンカでマナフィを置いたのはうまいと思いました。自分ならキャリーでベンチを埋めたくなります。

最後は私の残りサイドが1枚、かがやくゲッコウガがバトル場で、相手はベンチにマナフィ、バトル場にかがやくリザードンを出して番を終えました。
しゅりけんはバトル場だと弱点を計算するので、スパエネ回収が引けて勝てました。
おそらく相手はそのことが頭から抜けていましたが、高耐久のポケモンがバトル場でも倒せていたはずなので、勝敗には影響なかったと思います。

4試合目: ×後攻4-6タケルライコ

相手は後1でバトル場のスナノケガワにからあげを貼って番を返したので、先2で倒せれば勝ちでした。
しかしセグレイブへ進化するまで辿り着けませんでした。

そのあとも相手は事故っていて、バトル場にはオーリムでエネが付きまくったスナノケガワと、ベンチにはオーガポンが1匹のみでした。
私が負けた分岐点はおそらくここで、サイドを2枚先行したくてプライムキャッチャーでオーガポンを呼んで倒したことです。
ジャッジマンを引かれて展開が進み、スナノケガワで粘ってきました。
からあげ付きだとごっつぁんでも2枚取れないので、しゅりけんをスナノケガワとかがやくゲッコウガに当てて次ターンに2枚取ろうと考えました。
しかしいれかえカートで回復されつつ、ポケモンキャッチャーで3/4表を出され、タケルライコで蹂躙されました。

最後はナンジャモで手札をバグらせ、ポケストップでオーリムが2枚落ちたのですが、ポケギアで山を全部見てオーリムを当てて負けました。

エネがたくさん付いているスナノケガワを倒していれば、どう展開されても次ターンにタケルライコでエクが落とされることはほぼなかったので、完全に自分のプレイが下手でした。
練習などでタケルライコに蹂躙され過ぎて「先にサイドを2枚取ったほうが勝つ」という意識になり過ぎていたので、盤面を見て適切な判断を取れるようになりたいと思いました。

5試合目: ×先攻5-6ドラパルト

1試合目と同様、オカピーさん型のボムドラパでした。

水エネが3枚サイド落ちで絶対にドラパルトをワンパンできなかったので、バトル場のドラパルトを無視してしゅりけんでベンチのたねを2匹落としてサイドレースを始めました。

終盤はベンチのかがやくゲッコウガでしゅりけんを打てれば勝ち寄りでした。しかしトラッシュにはエネが雷1水2しかなく、手札にはカイ、山にはスパエネ回収やプラキャがある、という状況で、その場ではしゅりけんを打つ方法が思いつかず、カイでスパエネ回収を持ってきたのにしゅりけんを打たずに番を返しました。

しゅりけんを打つ方法があったかはわかりません。ひとついえるのは、予めトラッシュにエネを落としていれば問題なかったということです。
リザやドラパ対面だと山に2エネあるとワンパンしやすいですが、トラッシュにも4枚以上は残す必要があると再認識しました。

6試合目: ×先攻2-6タケルライコ

全試合で一番回りませんでした。セグレイブに一度も進化できず、オリジンパルキアVSTARで殴って2枚取っただけです。
タケルライコにからあげを貼って対策され、なす術がありませんでした。
ラティアス入りでしたが、ゼロの大空洞は見えませんでした。あくうのうねりを警戒して敢えて出さなかったかもしれません。

大会当日(試合後)

同僚や友だちと合流し、19時くらいまでフリー対戦しました。

テラパゴスバッフロンと対戦したのですが、リソースが足りなくなって負けました。この対面ではパルキアを立てる必要があったと思い、勉強になりました。

そのあとは相手の事故もありましたが、サーナイトを使って2勝できました。パオジアンより序盤の展開が安定していると感じ、使っていて楽しかったです。

シティ後のビールも最高でした。メガジョッキでグイッといってしまいました。

おわりに

まだまだパオジアンの練度が足りないと改めて感じました。
Xなどから環境をある程度読めていたので、もっと対抗できる構築にしてもよかったです。
例えばタケルライコ対面なら序盤にエクを出したくないので、大地の器を増やしてパオジアンを出さずにエネを溜めるなどです。

でもシティの雰囲気がよく(TSUTAYA 津田沼店はいつも雰囲気がよくて最高です!)、相手もみなさんいい人で楽しかったので、結果には満足していませんが、非常に充実した一日でした。