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【ポケカ】シティリーグ2025 S2にパオジアンでベスト4に入りました!
12/14(土)にシティリーグ2025 S2へ参加しました。
シティリーグへ参加し始めて5期目、初めて3-3の壁を破って勝ち越して、さらにベスト4へ入りました。
練習していたS1で2-4、いわゆる「スボミー環境」の中で練習不足だった今回でベスト4という自分の感覚と逆の結果となりましたが、初めてシティリーグで結果を出せて嬉しかったです。
反省点もあり、もろもろ含めて本記事で振り返ります。
環境: テラスタルフェスex
ポケカブックさんが公開した、1日前までのシティリーグ優勝デッキを元に作られたデッキ分布グラフです。
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スボミーを強く使えるドラパルトとサーナイトが環境ツートップです。
軽く練習した感じだとサーナイトはまだ戦えたのですが、ドラパルトはカースドボムを含めて盤面が崩壊して全然勝てる気がしませんでした。
そのためパオジアンを握るか迷いましたが、他のデッキをあまり練習できていないのと、スボミーを使う側に回るにも練度が必要だと思ったので覚悟を決めました。
逆にグッズをいつも通りたくさん入れることで、スボミー対策のためにパワーを落としているデッキへ勝ちやすくなると考えるようにしました。
使用デッキ: パオジアン
ということで5期連続でパオジアンです。
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こちらは同じシティリーグ2025 S2で先月優勝したデッキを元にしています。
シティリーグ11/9【土】
— ポケカブック (@pokeca_book) November 9, 2024
TSUTAYA 津田沼店千葉
優勝 パオジアン
準優勝 レジドラゴ
3位 ルギア
3位 タケルライコhttps://t.co/kcXquat2jx
🔗11/9【土】ベスト16デッキまとめ https://t.co/gQZKGj27Ry pic.twitter.com/5l1UJMDkzX
ハイパーボール(以下「ハイボ」)とビーダルラインを抜き、キャプチャーアロマでハイボのコストを踏み倒しつつ、ポケストップを回してポケモンが落ちたら夜のタンカが実質ハイボになるのが天才的な構築だと思いました。
こちらのリストを見てから約1ヶ月はほぼ同じ構築でパオジアンを回し、自分の好みやスボミー環境に合わせて3枚ほど変更しました。
OUT: ロストスイーパー
あると便利だが今まで使っていなく、使い慣れていないため。安定感を上げるカードではないのもある
OUT: ポケストップ4 → 3
セゴールを入れるために抜いた
3枚で足りる明確な根拠はないが、スーパーエネルギー回収のコストになりがちなのと、「ポケストップは3枚で充分」のようなポストをたまたま見かけたため
IN: ナンジャモ
手札干渉はどうしても1枚欲しいので入れた
IN: セゴール
スボミー対策として入れた
しかしあまり活かせなかった。スボミー対策ならセゴールを入れるよりパオジアンの3枚目を入れたほうがよさそう。タケルライコが減っているのでパオジアンスタートの確率を上げたい。タケルライコやミライドンに先にサイドを2進められても捲れるようにカイオーガが入っている
CHANGE: HP70セビエ → HP60セビエ
逃げエネが1だと1ターン目に基本エネルギーが手札にあれば手貼りして逃げてパオジアンをバトル場に出せるため
たいあたり30でスボミーをワンパンできるのが地味に偉い
大会前日
大会前日の過ごし方です。
練習
いつも通り業務後に同僚と練習したかったのですが、時間がなくてできませんでした。
前々日にも練習し、そのときはスボミー入りのドラパルトにフルボッコにされてパオジアンを握るか本当に悩みました。
デッキシールドの差し替え
どうせトーナメント(以下「トナメ」)に上がれないだろうとは思いつつ、インナースリーブを含めてデッキシールドを差し替えました。
スリーブは前回よかったのでドラスリを使いたかったのですが、手持ちがなかったのでKatanaのターコイズを使いました。Katanaも好きです。
インナースリーブは初めてKatanaのを使いました。縦入れだったので上から被せるように入れたのですが、かなり空気が入って膨らんだので外側のスリーブと同じ向きのほうがよかったかもしれません。
大会当日(試合)
予選4-2 7位、トナメ2没のベスト4というまさかの好成績を収めました。
シティリーグ2025 S2
— ウホーイ (@the_uhooi) December 14, 2024
TSUTAYA 津田沼店トレカコーナー
4-2 7/55位
⭕️先攻6-4ルギア
⭕️後攻6-1ドラパルト
⭕️先攻6-3サーナイト
❌先攻0-1タケルライコたね切れ
⭕️先攻6-4ミライドン
❌先攻3-6サーナイト
トーナメント
⭕️後攻6-4タケルライコ
❌後攻3-6ドラパルト pic.twitter.com/JXd7qe6OrL
ポケカブックさんとポケカ飯さんにも取り上げてもらいました。
シティリーグ12/14【土】
— ポケカブック (@pokeca_book) December 14, 2024
TSUTAYA 津田沼店千葉
優勝 サーナイト
準優勝 ドラパルト
3位 ドラパルト
3位 パオジアンhttps://t.co/uCPJrxPndQ
🔗12/14【土】ベスト16デッキまとめ https://t.co/g8YuxVGFEF pic.twitter.com/T8nyp2HV87
🏆シティリーグ:12/14(土)#ポケカ飯シティポスト
— ポケカ飯🍚優勝デッキまとめブログ (@pokekameshi) December 14, 2024
TSUTAYA 津田沼店トレカコーナー(千葉)
優勝:サーナイト🌱
準優勝:ドラパルト🌱
▼ベスト4
ドラパルト🌱
パオジアン
▼ベスト8
サーナイト🌱
タケルライコ
リザードン
ブリジュラス/ディアルガ🌱
▼公式https://t.co/tzkaoBd2kc… pic.twitter.com/75LhNg6mcz
ここからは各対戦を振り返ります。
1試合目: ○先攻6-4ルギア
確かじゃんけんで勝って先攻を選びました。
逃げエネ1のセビエスタートで、相手はキチキギススタートでした。
相手は後1でイキリンコを出してイキリテイクし、ガチグマとテツノカイナがトラッシュにいきました。
先2でキチキギスを倒せたのが大きかったです。
後2アッセンブルスターからのルギアVSTARでパオジアンが倒されましたが、返しにまたパオジアンを出して倒しました。
後3にかがリザでパオジアンが倒され、私が先4で勝つにはカイオーガのダイナミックウェーブでイキリンコかネオラントを倒すことでした。気合いで狙いに行くも1エネ足りず、ベンチのカイオーガに4エネ付けて番を返しました。
自分の盤面はエクがHP280のオリジンパルキアVSTARしかいなく、相手はワンパンする手段がないのでジェットエネルギーでアーケオスを差し出してパスするも、先5でイキリンコにダイナミックウェーブを打って勝ちました。
先4でカイオーガに水エネを貼って放置したのが正しかったかわかりませんが、勝てたのでよかったです。
2試合目: ○後攻6-1ドラパルト
まさかのS1 5試合目で戦った相手との再戦でした。
デッキまで覚えてくださっていて光栄でしたが、私は同じパオジアンを握っていたので始まる前からほぼデッキバレしていました。
カイオーガスタートで、2ターン連続でうねりをよぶで山札から水エネを貼る遅い展開になりました。
しかし相手も動けず、後3にげっこうしゅりけんでヨマワルとドラメシヤを倒してサイドレースを先行しました。
そのあともげっこうしゅりけんを連発して勝ちました。
相手はおそらくスボミーを意識して早めにグッズを切っていて、それに助けられたのもあります。
S1では負けたのでリベンジした形になりました。
3試合目: ○先攻6-3サーナイト
じゃんけんに負けて後攻を取られました。
対戦前に「簡単なデッキです」と言っていたのでミライドンだと思ったらスボミー入りのサーナイトで横転しました。盤外戦術も大会の醍醐味かもしれません。
逃げエネ1のセビエスタートでした。
先1でオリジンパルキアを出し、ポケストップなどで水エネを2枚落として番を返しました。
相手は当然後1でむずむずかふんを打ってきました。先2は迷ったのですが、オリジンパルキアを進化させてスターポータルでバトル場のセビエに2エネを付け、たいあたりでスボミーを倒しました。個人的にはこれが今回のベストプレイでした。
相手はそこからスボミーを復帰させることはなく、通常のパオジアンvsサーナイトとなりました。
マナフィを置かれたのでげっこうしゅりけんを通しづらかったのですが、ポケストップでプライムキャッチャーとキャンセルコロンが落ち、ふしぎなアメとセグレイブも揃ったので、プライムキャンコロシュリケンでサケブシッポとハバタクカミを倒しました。キルリアを倒すのが理想ですが、相手の盤面にはサーナイトが1匹のみでキルリアがいませんでした。もしかしたらラルトスかキルリアが複数枚サイド落ちだったのかもしれません。
そのあとはマシマシラにサイコトリップを打たれたのでパオジアンで倒し、最後はパオジアンでサーナイトを倒して1-2-1-2でサイドを取って勝ちました。
4試合目: ×先攻0-1タケルライコ
相手は3試合目で私の斜め前に座っていた方でした。デッキをチラ見できる距離でしたが、お互い見ていなくてフェアでした。
テツノカイナスタートで、何もできずに番を返しました。後1では相手のソリティアを眺め、きれいに回られてそのままきょくらいごうで倒されて負けました。
相手に「ミライドンですか?」と聞かれて「違います、パオジアンです」と答えました。デッキはバレないほうがいいのですが、自分だけ知るのはフェアでないと思いました。
3試合目までは時間を目いっぱい使って休憩する暇がなかったので、飲み物を買って飲んだり、トイレに行ったりする時間が取れて逆によかったです。
5試合目: ○先攻6-4ミライドン
私の苦手なミライドンとの対戦でした。ここまですべて異なる対面で楽しくもあり、難しくもありでした。
ごっつぁんプリファイで先にサイドを2枚取られましたが、返しにパオジアンで取り返しました。
相手は途中で止まり、スボミーのむずむずかふんでターンを稼ごうとしてきました。ミライドンからスボミーが出てくると思っていなかったので焦りました。げっこうしゅりけんで2枚取りたかったのですが、コイルに勇気のおまもりを貼られてそれができず、仕方なくパオジアンでスボミーを倒しました。
返しに倒されましたが、プライムキャッチャーが残っていたのでイキリンコにごっつぁんプリファイを打ってサイドを3枚取って2-1-3を通して勝ちました。
6試合目: ×先攻3-6サーナイト
トナメを賭けた魂の予選最終戦です。
サーナイトとドラパルト対面ではオリジンパルキアを使って早めにスボミーを倒したいと考えていたのですが、オリジンパルキアVSTARがサイド落ちでした。
トラッシュに水エネを溜め、進化できないですがオリジンパルキアVをベンチに置いて圧を掛け、スボミーを倒しました。
サイドレースに間に合わなくなるので相手も進めてくると思ったのですが、夜のタンカでスボミーを復帰させてまたむずむずかふんを打たれました。
この動きを考慮できておらず、水エネをほぼすべてトラッシュに送ってしまったので数ターン何もできずに番を返しました。
バトル場のセビエのHPが残り20になったところでカウンターキャッチャーでベンチのセビエを呼ばれ、ハバタクカミで2枚取りされてセビエが全滅しました。
その後は時間がなくて焦ってプレイしたためあまり覚えていないのですが、何とかセビエを復帰させて試合を作ろうとしたと思います。しかし負けました。
試合後に相手はサーナイトが2落ちだったことを聞き、序盤はむずむずかふんを打つ選択肢しかほぼなかったようでした。
サーナイトがサイド落ちしていなくても同じ戦略を取られていたかもしれませんが、今までのサーナイトと同じ動きをしてくれたほうがこちらは勝ちに繋がりやすかったのでうまいと思いました。
最終戦に負けて4-2でしたが、対戦相手が3人5-1でトナメに上がったこともあり、4-2の中で一番オポネントが高く7位で初のトナメに上がることができました。
昼食
30分ほど時間があったので、フードコードでうどんを食べました。
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デッキチェックはまったく問題なく、無事にトナメに進みました。
トナメ1回戦: ○後攻6-4タケルライコ
予選4回戦で対戦した方との再戦でした。
また後1で終わったらつまらないので、じゃんけんで勝って後攻を選択しました。
トナメはドラパルトとサーナイトが多いと思ったので、対面がわからなくても後攻を取るつもりでした。パオジアンは先攻を取って先2でサイドを2枚取る動きが強いので、様々なデッキタイプがいると思われる予選では先攻を取るようにしていました。
相手はポケストップなどでオーリム博士の気迫(以下「オーリム」)がトラッシュに落ち、先2で攻撃できなかったのが大きかったです。
ただこちらもふしぎなアメが2枚サイド落ちで、山札に1枚しかありませんでした。ヒットする確率は低かったのですが、少しでも確率を上げるために倒す前提でプライムキャッチャーで2エネ付いたタケルライコを呼び出し、パオジアンのわななくれいきで水エネを抜いてからポケストップを打つもふしぎなアメに繋がらず、攻撃せずに番を返しました。
そのまま先にサイドを2枚取られ、パオジアンとタケルライコのワンパン合戦になりました。相手はポケストップの運が悪くてオーリムが打てずに止まるターンがありました。こちらはチヲハウハネでサイドを2枚取られないよう、キチキギスをベンチに置かないよう気を付けました。
相手はともだちてちょうが山札の下のほうにあり、残り3枚くらいで引き当ててオーリムを2枚戻すも、自分のほうが1ターン早くて勝ちました。
トナメ2回戦: ×後攻3-6ドラパルト
決勝を賭けた対戦です。
相手のデッキはわからなかったですが、後1でむずむずかふんされたくないのでじゃんけんで勝って後攻を選択しました。
先2でむずむずかふんを打たれるも、すぐにパオジアンで倒しました。
そのとき手札にセビエがあったのですが、ベンチにHP70のセビエとHP90のセゴールがいて、相手はヨマワルがいなかったので同時に両方を倒す手段がないと思い込んであえて出しませんでした。
次ターンに相手はすべて揃っていて、ドラパルトに進化してエネが付き、ネストボールでかがやくフーディンを出してパオジアンに乗った10点をHP70のセビエに移し、カウンターキャッチャーでセゴールを呼んでファントムダイブでセグレイブラインを枯らされました。
何とかセビエを並べ直して盤面を整えようとするも、ドラパルトを倒す方法がないのでファントムダイブを2ターン連続で打たれ、セビエ2匹に30点ずつ乗せられました。
次ターンは手札が多くてできることも多かったのですが、ここから追いつくには相手に止まってもらう必要があるので、プライムキャッチャーでかがやくフーディンを呼びつつげっこうしゅりけんで2エネ貼ったドロンチとあと1匹を倒しました。ナンジャモが手札にあったのですが、相手は手札が少なく自分は多かったので、あえて使いませんでした。
次ターン相手はペパーからポケモンいれかえを持ってきて、ファントムダイブで4枚取られて負けました。
もしセビエが2匹ともセグレイブに進化できていたら4枚取られていなかったと思いますが、進化できませんでした。
パオジアンのおまけ
パオジアンデッキに関するおまけです。
先攻と後攻どっちを取る?
正直正解がわかりません。対面によって取りたいほうが異なるので、環境を読んで選択するしかないと思っています。
先述したように、例えばシティリーグなら予選は先攻、トナメは後攻のようにです。
あとはデッキの構築にもよると思います。
先2でげっこうしゅりけんを狙いやすい構築なら先攻、サポートが厚めな構築なら後攻、などです。
今の環境だとドラパルトとサーナイトが多く、先攻で展開できずに後1でグッズロックされるとだいぶ厳しいので、後攻を取るのが無難だと思います。
スボミー対策は?
こちらもまだ正解がわかりません。
今のところは「サイドレースを気にせず最速でスボミーを倒す」だと思っています。
スタートがパオジアンだと、手貼り2回で2ターン目に倒せるので、実はセゴールを入れるよりパオジアンを3枚に増やすほうがいいのではと考えています。
ただミライドンやタケルライコに後1でサイドを2枚取られやすくなるので、難しいところです。
HP60セビエの2エネたいあたり30でも倒せるので、HP60セビエを厚めに積むのもいいと思っています。1ターン目に手貼りできるよう大地の器を2枚に増やすことも考えています。
ドラパルトやサーナイト対面では、1ターン目にオリジンパルキアを置きたいです。グッズロックされても2ターン目にスターポータルからスボミーを倒せるためです。
ハギギシリは試していないのでわかりませんが、専用のメタカードを入れてデッキパワーを落とすのはできる限り避けたいです。
デッキパワーを落とさず、幅広い対面を見れる対応が好みです。
おわりに
タケルライコの後1たね切れは仕方ないとして、予選6試合目のサーナイトとトナメ2回戦のドラパルトはプレイングで負けていました。
逆にいえばプレイング次第では勝っていた可能性も0ではないと感じたので、スボミー環境でもパオジアンはやれると思いました。
かがやくゲッコウガやカイ、ポケストップなどがスタン落ちしたらパオジアンは大幅に弱体化するので、今回がパオジアンを使える最後のシティリーグかもしれません。
その中で結果を残せて本当に嬉しかったです。
でも一番好きなデッキなので、カードプールが変わるたびに強い構築ができないか考えると思います。
パオジアンファンは一定数いると思っているので、SNS上などでもパオジアンについて語れると嬉しいです。