平安風 LED 燈台【3Dプリンター】
平安時代風の燈台をモデリング・3Dプリントしました。
イレクターパイプを支柱に使い、OLIGHT の LED ライトを取り付けられるように作った。
3Dデータ
https://www.thingiverse.com/thing:6633722
OLIGHT(オーライト) Obulb Pro S ledライト
https://amzn.to/454lp1c
エピソード
3Dプリンタを買う動機になったのが、この燈台作成。
初めて3Dプリンタを手に入れ、一先ずイレクターと組み合わせられる下部と上部のパーツを作ってから進展しないまま3〜4年が過ぎた😅
思い描いていた構造の再現は上手く行ったものの、造型の満足度(それっぽさ)と何より照明として光る機構の部分がいつまでも思い付かず、いつしか忘れていた。
なにしろ始めたてで、モデリングに使う CAD のツールの使い方すら殆どわからなかったから、自分のできる手段の中で実現できる形が想像できなかった。
月日は経って、CAD のツールの使い方も半分くらいは理解し、FFF 式 3Dプリンタなりのモデリング術も少しは身に付いた頃、燈台の事を思い出し、そして光る部分に市販の充電式LEDライトを使う事を思いついた。
特に、そのまま乗せるだけで使える形の製品ならモデリングは最低限で済むので、シンプルな形状の物を探した。
昔はモデリングできなかった装飾品も、リアルな凝った形ではないもののそれっぽい物を作ることができ、初めて白と黒以外のカラーフィラメントを使って出力した。
そうしてとりあえずの完成と言える形になったのがこれ。
下部の土台部分は、スライサーの設定や形状を見直したりしたが旧世代の Ender-3 v2 では出力に17時間ほどかかってしまう😅
積層ピッチを最大限にしているので質感はイマイチ。
安いシルクPLAで出力した装飾品もそれっぽさを引き立ててくれると共に安っぽさも際立つ😂
でも、それが良いと思う。
生憎 燈台 には本物が存在する。
たぶん、途絶えそうな伝統産業の職人さんが細々と作っているやつが本物だと思う。
この燈台は本物を置き換えるためのものではない。
そう、これはジョークグッズ!
なんたって、搭載したLEDライトはマルチカラーで光るんだぜ!