移動距離は成長に比例する
移動距離は成長に比例するという言葉を聞いたことがあるだろうか。
僕はこの言葉に出会った時、
自分の中で答え合わせをした。
確かに、移動距離は成長に比例する。
過去に、海外は、
ベトナム、フィリピン、シンガポール、台湾、
香港、マカオ、上海、韓国、ハワイ、アメリカ、カナダと
旅行したことがあるが、確かに全て違う世界感を見れたし、
それぞれの文化を学んだ。
この体験は、自分の中で自然と軸となっているだろう。
しかし、これは漠然とした答えであって、さらに深堀してみた。
なぜ?移動距離は成長のスピードに比例するのか?
行動量というもの尺で測ることも可能だが、
僕の中では自分のテリトリー(世界)から、
如何に離れたところに行くか。
よく自分の心地のいいところは、コンフォートゾーンと
呼ばれるが、コンフォートゾーンの中心から如何に外に出たか。
コンフォートゾーンに近ければ近いほど、
既知の世界だ。
外に行けば行くほど、未知の世界が広がっている。
要は、
行動量Xコンフォートゾーンの中心から外までの距離=成長幅
という公式のことを言っているのではないかと思う。
旅を通して学ぶことは多い。
自分の知らない世界、中心から離れれば離れるほど、
使われる言葉も違うし、食文化、生き方まで違う。
未開拓の世界で、生きていくには、
自分で情報を取捨選択、引っ張ってくる力が必要だ。
情報の質、仕入れた情報がリアルかどうか、
情報は人を通じて仕入れるが、その人を信じていいかなど、
”直感”が研ぎ澄まされる。
移動距離で培った、
この”直感”こそが本物の成長なのではないかと思う。
この直感というものは、
筋肉のように目に見えず、成長が実感しにくいが、
人生には答えがなく、選択を繰り返して
毎日を生きているが、その選択が人とは一味変わってくる。
その選択とは他人から見れば”価値観”につながり、
最終的には、”自分を表現”する構成要素となる。
移動→直感が鍛えられる→選択が変わる→価値観が変わる→自分が変わる
選択の例でいえば、
例えば、旅に出る前までは、今までは稼いだお金を服や外見に出費していたものを、旅や体験に出費するようになり、モノではなく経験に金が流れていくようになる。
そっちの方が、刺激があり、楽しかったりするのだ。
自分の成長が楽しくなり、ストイックになったりもする。
これは、移動距離や移動中に出会った人に応じて
人の価値観には差があり、選択による価値観は表現(外見)にも
現れてくるので自然と人から変わったねと言われるようになる。
しかし、言われなくても必ず自分は成長しているから
その力を信じて行動することをお勧めする。