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東長崎にある帰らせてくれないcoffee沼

今日も今日とて、新たなcoffee沼にズブズブしている、coffee大好きアーティストUGYAUです。
こんにちは。

本日ご紹介するcoffee沼はこちら。
ここしばらく、雑誌のcoffee特集を読むたびに大きく取り上げられていて気になっていたお店、
MIA MIA(マイアマイア)さんです!
https://www.mia-mia.tokyo/

東長崎という街は数年前に街ぐるみの展示会に参加したことがあって、ちょっとご縁のあった場所
そんなところに人気カフェがオープンしたと知ってから、いずれ訪れようと考えておりました。ようやく初訪問!
2年前にオープンしたばかりですが最近の雑誌のコーヒー特集では必ず見かけていた人気店
いつか行きたいと思っていた念願がようやく叶いました。

そんなMIA MIAさんは想像を遥かに振り切るすごい沼でしたので、ご紹介していこうと思います!

メインはcoffeeにあらず?

お店のサイトよりスクショ
"カフェはいつでもコーヒーを飲むだけの場所を超えた存在で、コーヒーカップはいわばコミュニケーションを運ぶ器ともいえます。"

"カフェは知識を吸収する場であり、文化を交換する空間、そして社会の多様性を無視せず、育み、醸造する地域のシェルターです。"
お店のサイト Aboutのページから

お店のサイトに書かれた素敵な文章です。

そして、以下は以前私が書いたもの。

"カフェに行く人はただcoffeeが飲みたいから行くだけではない"
と言っている方がいました。

その場にcoffeeを飲みに行く"体験"をしに行く。
coffeeを飲みながら会話を楽しむ。
coffeeを飲みながら本を読む。
coffeeを飲みながら考え事に耽る。

coffeeを片手に何かする場所は
coffeeを介してちょっと日常生活から解放される場所である、とわたしは思います。
UGYAUのnote記事"COFFEE縁日、開催。Coffeeでハレの日は作れるのか。"より

常々、coffeeとは単なる嗜好品としての飲料を超えた何かであるなあと思っておりました。
それはきっと今更言うまでもなく、アンテナ感度の高い方々は既に感じているところなんじゃないかな?とも思います。

なので、MIA MIAさんのサイトの文章にある
カフェは"場"であり"空間"であり"飲むだけの場所を超えた存在"
そんな言葉には激しく同意!

MIA MIAさんに行く前に、冒頭に書いた"街ぐるみの展示会"でお世話になった雑貨店に挨拶に寄りました。
そして、そこではこんな話を伺いました。

「元々洋服屋さんだったところがカフェになったのだけど、土地を持っている地主さんが東長崎に交流サロン的な場所を作りたくてそう言う店作りをしてくれる方を募集していたみたい。」と。

お店ができる前から、地主さんのビジョンがあったらしいのです。

「カフェが出来ただけで駅前の人の流れが変わって街が活気づいて、カフェ帰りに立ち寄ってくれるお客さんも増えた」と言う風にも話されてました。
(色々な雑談の中で聞いた話でUGYAUの記憶力がそんなに良くないので、正確な情報とは言えないことをご了承ください)

その様な言葉を聞いて思い出したのは
雑誌に載っていたお店の写真は、店の外に座って楽しげに談笑するお客さんたちの様子がとても印象的だった事。 

事前情報で一層高まる期待!
実際のお店はどんなところなのか?
いざお店へ潜入です。

すんごい話しかけられる

お店から、人の輪が漏れ出してる様な佇まい

レトロかわいい外観のお店に入ると、マスターのヴォーンさん(オーストラリア出身の方でモデルさんもされているそう)にむっちゃ話しかけられてびっくり。

「こんにちは!調子はどう〜?」とか
「今日はいい感じ?」とか
店の奥から叫ばれ、それに返事をするまで何度も何度も声を掛けられるプレイが!

店内にいるお客さん全員の視線を感じつつ、こちらも釣られて大きな声で返事をする羽目に。
一瞬下町葛飾区の居酒屋に来たんだっけ?みたいな気持ちになりましたよ。

しかしその掴み(?)のお陰で、
初来店にも関わらず一瞬で自分がこのお店に溶け込んだ様に感じました。

お店の他のスタッフさんも来ているお客さんも皆気さくで、初対面とは思えぬほどに交流しまくり。
スマートにコーヒーをテイクアウトして帰る。などと言うのが無理なお店。
クールに颯爽と注文して去ろうとしたら、あいつ空気読めてないぞってむしろ浮くレベル。(あくまでも私の印象です)

空いてる席を案内されて座ると、ヴォーンさんがやってきて、メニューの内容を詳しく教えてくださいました。
日本語ペラペラそうに見えてたまに英語混じり。
語学力がどのくらいなのかわかりませんが、日本語だけだと意思疎通が難しいのかしら?と言う感じもして説明を聞くときは何だか真剣になってしまった。(UGYAUには英語力がないもので、ちょっとキンチョー)

お店で人気のカヌレ自慢のサンドイッチの説明はとても魅力的で美味しそうだったのですが、あいにく私が小麦粉が体質的にダメなのでオーダー出来ず。
替わりにcoffeeメニューについてさらに詳しく聞いてみます。

アレンジメニューも気になったけどまずはドリップかなあと言うことで、好みの味を伝えてエチオピアをオーダー。

メニューを説明する合間にも私の隣にいたお客様と話し始めたり、店の奥にいた常連さんに声をかけたりと忙しいヴォーンさん。
談笑していたかと思うと急に音楽に合わせて踊り始めたり、なんなら歌ったり!めちゃくちゃ自由。
本当に楽しげに働く様子を見ているとつられて笑顔になってしまいます。

まだコーヒーも飲んでないのに、私はすっかりお店の虜になっておりました…。

coffee&wine&talkトークとーく!

椅子 兼 机に乗せられたエチオピア カップも可愛い

待つ事数分。
提供されたエチオピアは文句なく美味しいコーヒーでした。
中浅くらいの豆だったと思うのですが、酸味の華やかさと苦味のバランスが程よい感じ。

しかしスミマセン
白状しますとこの時はあんまりコーヒーの味を覚えてなかったりする…。
通常のcoffee shopでは1人静かに一杯のコーヒーと向き合い、その味を体に染み渡らせる感じなんですが、MIA MIAさんにはそんなヒマはなかった!

ヴォーンさんとのお話の合間に、今度は隣の席のお客さん達とのコミュニケーションがスタート。
たまたま居合わせたお母さんと娘さんの二人連れで私と同じく初来店との事。
しかし初対面にも関わらず、なんでこの店に来たのかの話で盛り上がり、私がアーティストをしている話でさらに話し込み、最後にはお母様がやられているトールペイントの作品画像を見せていただいた。

小一時間は話したでしょうか?

そんな感じに話すのに忙しすぎて、テイストのメモも出来んかったです…。

そうこうするうちに今度はヴォーンによるおススメ白ワインのプレゼンが!
オーストラリアのお知り合い経由?で仕入れている他にはあまりない一押しのワインだとの事。

ワイン好きでもあるUGYAUとしては行っとかなきゃいかんな。と2杯目はワインに決定です。
この時で日曜日の14時頃だろうか。
昼からワイン最高です。 

ボトル撮り忘れた…

ヴォーンさんの策略にまんまとハマって白ワインをオーダーしたUGYAU。
すると何故か強制席替えが行われ、他の白ワインをオーダしたお客さん達との隣席に。
初対面同士の昼から白ワイングループ(3名)が形成されました。

お一人はご近所に住む常連さん(同世代?)男性、もう1人は28歳の最近東長崎に越してきたばかりのこれからの人生に夢多き好青年。

なんでこんな情報を知ったかと言えばお察しの通り、この白ワイングループでまた小一時間あれこれ話をしたからです!
アルコールも入ってしまって、完全に心のATフィールド(エヴァンゲリオンにおけるバリア)が消滅してしまいましたよね…。

その日しか会わないかもしれない、たまたま居合わせたお客さん。
でもそんな方達の深い人生の話を聞いたり、逆に私のアーティスト活動のことやこれから転居して新しい仕事を始めるなんて話までしてしまう。
それが自然と場に生まれる空気が漂っているのがMIA MIAさんというお店なんだと思います。

知識 文化 社会の多様性

その後、白ワイングループは途中から好青年と私のサシ飲みとなり、さらに話が弾んでいきました。

お若い方とお話しする機会があんまりないもので、テンションも上がってしまいましてな。
山が好きで将来は山の近くに移住して仕事を始めたい夢がある、なんて話を聞かされてしまっては全力で応援せざるを得ません。
自分が同じ年代の時はフワフワした感覚で生きたたよなあ、なんて年寄りっぽい思考になりながらも
以前UGYAU式コーヒー占いを考えた時に文章にもした心理的効果の話をチラッと話したりとか。

https://note.com/ugyau/n/n83372eb57772
興味のあるものは他の情報よりも脳に飛び込んでくるよね。
ざっくり説明するとそう言う脳の働きの話です。

何故初対面の方にこんな話までも口にしたかと言えば、
coffeeがあって素敵な空間と和やかな雰囲気があって、いつのまにかオープンマインドになってしまうMIA MIAさんと言う"場"を体感したからかなと思います。

知識と文化と多様性と人の縁がキラキラと混ざり合って溢れている、そんなところで周りの情報をシャットアウトするのはかなり難しい。
好奇心が刺激られ、心も素直になって、自然と自分に必要なご縁がキャッチされていく気がします。

ただcoffeeを飲みに来ただけのはずなのに…
そこで得たのは美味しいcoffeeの思い出。
そして、たまたまその場に行き交った方々の人生の端っこと、ご縁の糸が結ばれた感覚。
さらに、交流を経て知った知識、自分と異なる常識&文化刺激され活性化した心!

そんな素敵なものをたくさん貰ってしまったのです。

締めはオーツミルクラテ そして溢れるお客さま達


考えるな。感じろ。

結局、トータル3時間も滞在してしまいました。
思い出の東長崎をぶらり散歩しようかなんて思ってたけど、そんな時間は残らなかったです。

カフェでは長居してしまって申し訳ないなと思うこともあるけど、逆にMIA MIAさんでは帰ろうとするお客さんをヴォーンさんが全力で引き留めるのでそんな心配はなかった。(回転率上げなくて大丈夫?!といらぬ心配までしてしまったほど)

でも、そんな小さなやりとりも全てがこのお店を形作る魅力になって、お客さんを引き寄せているんだろうなあ。

この記事を読んで、
なんか凄そうなところだな?行ってみたいけど自分はコミュ障だから大丈夫かな?
なんて思った方もいるかもしれませんが

大丈夫だ、問題ない。

あの場に入ればあっという間に溶け込みます。
いや、溶け込ませてもらえます。
あとはただただcoffeeと空間を楽しめば良いのです。
皆様も是非MIA MIAさんに足を運んでみてください。

東京生活の思い出としても、MIA MIAさんに行けた事は本当に良かった。(私事ですがUGYAUは6月末に仙台へ移住)

アートを通じて、そしてそこにcoffeeの魔法も付け足してこれからの自分の活動でもこんな素敵な場を創り上げたい!
そんな野望に火がつきました!頑張ります!!

仙台では、これから何か楽しい企みを一緒に練り上げてくれる仲間がたくさん見つかりますように!!

最後になりましたが、東長崎でお世話になった素敵な雑貨屋さんはこちら。

秘密の階段を登った先にありますよ

 MIA MIAさんから徒歩わずか30秒。
是非お立ち寄りください。


#coffee   #coffee沼 #UGYAU  #東長崎 #MIAMIA


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