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我こそは悩みのジャグリングマエストロである 観測vol.3

こんにちは。無駄に考えるのが大好きアーティストUGYAUです。
本日は良い観測は出来ましたか?
(なんか出だしの挨拶がこんなんで定着しそうな予感…。)

今回は観測を意識し始めたわたしが最初に観測したものと、それによって得られた変化の話をしようかななどと。

正確にいつからだったかは覚えていないのですが、
“わたしって生きる価値のないゴミ人間だな”
って思って生きてました。
自己肯定感の低さ故に何をしていても自分を否定する豆腐メンタルだったUGYAU。(今はもう違います)

その様なゴミ人間が「早く人間になりたーい!」とジタバタもがき、“観測”することによりようやく普通人間になれたという話です。

常に自信満々で悩みなど感じた事がなく、自己否定って何それ美味しいの?みたいなパーフェクトヒューマンに方には全く価値のない内容だと思うので、ブラウザバックでどうぞ。


悩みのジャグリングマエストロとは

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これは2019年4月にUGYAUの制作したまじないのハコ作品
<悩みのジャグリングマエストロのハコ>
でございます。

悩みというものは一旦悩み始めるとグルグル回転し始めて、一つの悩みが別の悩みを引き寄せてどんどん膨れ上がり、結果的にジャグリングしているような状態に陥ってしまう。
その様な話を知って、その事をテーマに制作しました。

過去のわたしは本当に悩みのジャグリングマエストロでして…。
そのシャグリングテクニックたるや!!
シルク・ド・ソレイユ並みの超絶テクニックの持ち主だったのでないかと言うほどの腕前。(なんの自慢にもならないけど)

悩みの内容は大抵は「どうしてわたしはこんなにダメなのか」って事。
具体的なダメの内容は

・すぐ感情に振り回されてしまう。
・他人にイラついてしまう。
・気持ちが暗く塞ぎ込みがちで日々が辛い。
・稼ぎが悪い。
・アーティストとして売れない。
・頑張りが足りないと思っているが評価されたい。
……etc.

この様な事を悩んでいる時って、
「どうしてわたしは〇〇なんだろう?」
「どうして他の人みたいに上手くできないんだろう?」
と、延々と原因を探ろうとばかりしてました。
つまりは過去の自分の何が悪かったのかという犯人探し。
向かっている目線の方向が
”変えられない過去の出来事“ 
”失敗してしまった(と考えている)自分の内面”

わたし以外の方でも悩みにハマってる時はこんな感じ?
やりがちな思考だと思うのですがどうだろうか。

この思考をやったことある方はわかると思うのですが、
ここで自分の過去や思考の中にダメな自分の原因を探し当てられたとします。
例えば、

わたしがすぐにイライラしてしまうのは、他人への許容量が狭いからだ。

許容量が狭いのは優しくないからだ。

優しさが足りないのは自分の事しか考えられないからだ。

そういえば小学生の頃に友達の気持ちを考えずに言葉を発して傷つけた事がある。

そうだ。そんな小さい頃からわたしはひどい人間だった。

あれから何十年経った今もまるで成長していない。

それはわたしがダメ人間だからだ。

ああ、書いていて辛い…(笑)
読んでいる皆様も気が滅入ってしまったらすみません。

このウジウジとした状態が
「悩みのジャグリング」ですね。

ループしてるからどこにも行けない。
出口が見えないのですね。

そしてマエストロにもなると
この出口のない鬱々とした沼に沈んでいく様な感覚が逆に心地よくなると言うか、浮上する気力がなくて力が入らないから抵抗しない方が楽だとさえ感じちゃうのよね。
(一番ひどい時は窓のない3畳ほどの部屋に引きこもって寝てばっかりだったりもした。あの時は暗かった…)



観測できないと悩みはジャグリングする

それでですね。
観測の話なんですよ、本題は。

今書いてきた悩みのジャグリングマエストロ状態は
全く観測が出来ていないのですね。

悩みそのものは見てるけど、自分のことが観測できてない。

一見内面を深く掘り下げて行っている様に見えて、
ほんの一部しか見れていないし事実ではなくて自己解釈した想像の自分を見てる。ダメな自分を作り出してその虚像を見てる。
さらには一部分のみを全部と判断して断定している。

“わたしがすぐにイライラしてしまうのは、他人への許容量が狭いからだ。”
と書いたこれ。

イライラしてしまうわたし=他人への許容量が狭い人間だ
と勝手に解釈して決め付けてる。

よく見たら分かると思いますが、なんにもイコールの要素ないのよねえ…。

この様に観測が出来ていない時って視野が狭くなっている。
視野が狭い、あるいは世界が狭いと言ってもいいのかも。
それ以外に判断材料がなく物事が宙ぶらりんな状態が不安を呼ぶのでとにかく断定したい。
何かにカテゴライズする事で理解した様な気になって安心する。

まさに観測の話vol.1で書いている
“観測者バイアスがかかって事実を歪めている”状態ですね。

でもとにかくこの暗い世界から脱出したかった。
この時の生きる目標は“幸せになりたい”だった。
なのでさらにどんどん、どんどん、どこまでも!自分の内面を掘り下げる作業を続けました。


手探りで観測する事をやってみた

STEP:1 まずは悩みを紙に書いた

箇条書きにしてみたり、マインドマップと言う手法で書いてみたり、日々のメモ書き程度の日記を続けてみたり。
とにかくその時にやれる方法をあれこれ使ってとにかく思考と感情を記録しました。

STEP:2 次は整理してみた

悩みを分類したり、事実と思い込みで分けてみたり、重要度で分けてみたり。
これは紙に書く事が多かったです。
紙に書いた方が整理する時に矢印を引っ張ったり、丸で囲んだり、強調線をひいたりしやすいので視覚的にわかりやすく出来るから。

STEP:3 そしてもう一度向き合う

整理できた状態でもう一度自らの悩みをじっくり眺めます。
(ここまでくると悩みの渦に翻弄されている時とは違い、俯瞰的視線で悩みの本質を見ることもできる様になってくるかと思います。)
ここでもまだネガティブな感情だけがグルグルする様であればもう少し頑張って悩みを言語化して書き出すか、整理しきれていない可能性があるのでもっと細かく整理してみるといいかも。

気持ちがざわつかずに悩みの事を考えられていたら、貴方の観測がうまくいっている証拠です。
もう少しです!


悩みなんてそもそもなかった

いやいやいや、悩んでたんだってば。
そのお陰でめっちゃ辛かったんだってば!

とツッコミたくなるかもしれません。
でもこれが真実。そうわたしは思う。

これまでのSTEPを踏まえて悩みを分解整理してまいりました。
その果てに残ったのは何か。

悩みは残っていないのです。

だって、自らがグルグルと回す事でたくさんある様に見せかけていた“悩み”と称されたものは
冷静に観測してみたらただの
“取り組む課題”
だったんだもん。

過去から延々湧き上がるどうにもならない苦しみの泉。じゃなくて
“自分の力でこれから変えていける現在の事”なだけ。

世界を滅ぼす凶悪なモンスターではなく
“ちょっと魔素に取り憑かれてた傷ついたキツネ”
みたいな感じ?(魔法系ファンタジーものあるある的な…)


そんなわけで悩みは無くなった!
世界には平和が訪れる……か?


やっとスタート地点に立てました

ここまでの状態を言い換えたら、筋肉をつけるために筋トレの方法論を勉強しました。と言うところでしょう。
実践してないので肉体はまだへなちょこです。
幸せの筋肉をつけるためには筋トレを実践して筋肉を増やさねばならんのです。

自分を苦しめていた悩みは悩みではなくなり、己への課題として眼前に横たわっています。
もうグルグルはしません。
課題は取り組むもの。
ゲームをプレイするが如くミッションに挑むべし。

幸せを掴むためにレッツマッスル!


さあトレーニングの時間や!

引き続きこれまで例として挙げてきた “イライラしない事”  を目標として、解説していきたいと思います。

すぐイライラしてしまう事は幸せとは真逆な状態です。
幸せを目指すならすぐにやめたい行為です。
ではどうすればイライラ気持ちをコントロールできるか考えみる。
イライラした時の状況を冷静に分析してみる。

イライラは大抵思った様に物事が進まなかった事に対して湧く感情かと思うのですが、そもそも何かの事象が自分の思う通りに動くわけがないとういう認識が抜けてるのですよね。
神様じゃないんだから森羅万象を操れるわけないじゃん。

なので思った通りに進まなかったと言う事実はそれ以上でも以下でもなくて本来
「ああ予想と違ったなあ」
と言うだけのことのはずなのです。

その認識が抜けていてしまいがち。
思う通りになるはずだと考えてしまっていた自分がいるぞ。と理解するのが最初の観測。
自分の問題として捉え直すのです。

これさえできれば後は簡単。
目の前で起きた事象がなんだったとしても心が波立たなくなるはずなのです。

目の前の事象と大雑把な言い方をしておりますが、
イラつく時って高確率で他人に何かされた時かもしくは人が望む事をしてくれなかった時が多くはないでしょうか。
人間同士のコミュニケーション上の問題が多いんではないかとわたしは思う。
(後はなにかのサービスに対して不満を感じたとかもあるかな?)

コミュニケーションの問題であるならば、それこそ
“他人を自分の思う通りに操れるわけない”
で終了する話だし
何かのサービスへの不満だったら
“今回は良いご縁がなかったなあ”と思う。
“2回目はないな。勉強になったな“と経験値を得たと考える。
と認識できればイラつかないで済むのではないかな。

とは言えこれまで長年続けてきた思考の癖はそうそう簡単に取れるものではないので、イラッとしちゃダメ!とわかっていてもイラつくのが人の心。

だからと言って間違っても自分を責めては行けません。

「やっぱりわたしって!」と考えそうになったら
「あ、今イラッとしちゃったな。でも仕方ない。嫌だったんだもん」くらいの感覚で自分に優しくなるのが良い。

そしたら次には、
「客観的に眺めた自分偉い!」と褒めちゃう。
そのくらい一呼吸置ければ、大分冷静になってるはずなので、そこから観測を始めてイライラの素を分析していきましょう。

これを日々繰り返すだけ。

おそらく気がついた頃には何事にもイライラし辛くなって、穏やかな気持ちが持続する様になるのではないかと。

そして、いつでも穏やかな気持ちでいられる様になっていれば
自分の事をダメ人間だと責める要素は探しても見つからない様になると思います。


そうしてダメ人間は普通人間になったのだ

長々と書きましたが、元々普通人間だった皆様にとっては
今更何をいっているんだお前は。
的な内容になってしまった事をお詫び申し上げます。

でも、元ダメ人間からしたらこれまでの道のりは辛く険しい大冒険にも等しかったのでして、温かい目で見ていただけましたら幸いです。

観測すると言う方法を知らなかったら、今でもわたしは必死にジャグリングをしていたんじゃないだろうか。
そして自分を責め続けて日々を過ごしていたかもしれません。

もしも、似た様に一生懸命ジャグリングをやめられないでいる人がいたら、
この記事が貴方の気づきになって世界が明るく変化してもらえたら良いなと思います。


この作品が気になった方はBASE SHOPにSAMPLE画像など載せておりますのでご覧いただけたら嬉しいです。
ご購入も可能ですがBASE上では行っておりませんのであらかじめご了承下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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