山本遊子更年期日誌、十四
前回お知らせした私の連載「訊かせてよ。」がゲストの紅子さんのおかげで今までになく再生回数が伸びている。正直まったく再生回数とか気にしていないし、むしろあまりたくさんの人に見つかりたくない(見つかるわけない)と思って連載しているので、今までは本当に視聴者も少なかったけれど、今回コメントもついたりして、初めてのことでドキドキしている。
そして動画を見て私の態度が「偉そう」だと不快に感じた人もいたようだ。
私、46歳で、映像業界歴20年の映像ディレクターまたの名は「監督」なんですよ。無名だけれど(名乗るような種類のものを作っていないっていうのもあるけど)、でもものすごくたくさんの人が目にする様々な映像コンテンツをもう数え切れないくらい「監督」してきました。そういう自負と慢心がわたしの発言の端々から見て取れるんだろうなあ…。でもこのキャリアが見た目とあっていたらおそらく「偉そう」って言われないんじゃないかな、と思っているがどうでしょう。中には「偉そうなおばさん」というコメントもありました。「おばさん」って女である私を貶める意味で使っているんだろうなあ、と思う。私の何かが気に障るんだろう。動画を見て素直に評価してくださる人もいたので、本当にその人となりを知れるリトマス試験紙のようで興味深いなと思って見ています。が、なんだろう、本来自分より下の立場にいそうな見た目の女が生意気言って、マウント取られてる気になるのだろうか。わからないけれど、私が上からもの言うとカッとなってキレる男性(おじさん)に遭遇することはまああることなので、本当にそういう人には金輪際関わりたくないと思っているが映像業界はほぼ男脳でできているからそうもいかないんですよねえ。だって監督って映像に責任を持って生み出す作り出す送り出す仕事で、俯瞰で見て指示出したりいわゆる「上から目線」が不可欠な仕事なんですよ。(まあ、上からだけじゃなくいろんな角度からの視点が必要なんだけれども)でもyoutubeはそういう場所じゃなくて、自分を真っ平らにして見てくださる人を立てていないといけないっていうなら私はyoutubeで発信するのはやめたいなあ、普通に。
まあ、いいんだけど。
知らない人のプライドを脅かす気なんかこっちはさらさらないですけども、もう少しリラックスしたらどうかな?という人が多い世の中だよなあ。
まったくもう。GWも必死こいて仕事してる私のどこが偉そうなんだよ。
愚痴でした。
あなたはどう感じますか?気になったら見てみてください。
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