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山本遊子更年期日誌、三十

後ろばっかり振り返ってしまう。過去にあったことを延々と自慢げに話す人が世の中には結構いて、度々遭遇するのだが、それとは違ってなんていうか後悔とか、未練とか、そういう類の前向きでないベタベタとして湿っぽい過去に対する感情になぜかすがってしまう。しばらくそういう状態が続くと頭の中がもやっとしてきて何もかも晴れない。視界は狭くなっていくばかり。

48歳になった。
誕生日は家族と美味しいものを食べてとっても幸せだったのに。
(幸せな気分の時はインスタグラムに投稿することにしている。リア充自慢したくなる。)

でも、幸せとはその瞬間をいうのであって、持続していくものではないのだと思う。
暇はよくないなあ。仕事するかな。さてさて。

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