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どこまでがヴィンテージ? ピンクハウスの年代の見分け方

唯一無二の存在

「PINK HOUSE」

ピンクハウス以上に個性的で
他のどのブランドとも似ていない独特の世界観を持つブランドをわたしは他に知りません。

そのPINK HOUSE関連ブランド全てに共通する
ヴィンテージの見分け方を解説します。

まず
「どこまでがヴィンテージか?」

ピンクハウスに関しては
創業者でありデザイナーであった金子功先生が
在籍していた1993年までとするのが
古株ファンのご意見でしょう。

それは確かにひとつの明確なポイントと言えます。

しかし、わたしの肌感では
渋谷ロフトの並びくらいにピンクハウスワールドがあったころまで(〜1997年)の商品は
2019年のいま見ると古い時代のピンクハウスという感じがして、最近の物にはない魅力を感じます。

これは他の関連ブランドも同様この時期までのもを
「古くて良いなぁ」って感じます。

余談ですが

日本人は服のヴィンテージという言葉に非常にうるさいです。たぶん世界一厳しいです。

先人たちが1980年代に築き上げたUSAヴィンテージの基準のようなものを未だに引きずっているのが原因のひとつかと思います。

しかし、2019年から見れば1999年で20年前。2004年で15年前。

そんな十代の方々が生まれる前の物を「ヴィンテージと言えるほど古くない」という人は後期高齢者の感覚なんじゃないかなって個人的には思います。

日本以外、特にヨーロッパ圏の方は
「古さからくる魅力があり、現在では手に入りにくい物」くらいのかんじでヴィンテージという言葉を使う方が多いです。
もっと言えば「古くていい感じ」くらいだったりします。

これは日本における
「古着屋」と「リサイクルショップ」のニュアンスの違いに近いと思います。

わたしも概ねこの考え方ですが、
さらに「需要の見込める物」というのを基準の一つに入れています。
古ければヴィンテージということではなく「誰も欲しがらないものはただの古いもの」という考えです。


スミマセン…ピンクハウスに話を戻して

それではとりあえず

まずはざっくりわけます

品質表示ラベルが上の画像のように

会社の所在地や電話番号の記入されていないもの
〜90年代までの商品です。



つぎに品番を見ます

緑丸・ブランド
赤丸・西暦の一桁の数字
黄丸・発売の季節

緑丸・ブランド

P01・ピンクハウス
P02・インゲボルグ
P03・カールヘルム

※その他いろいろありますが省略します


赤丸・年代

この法則が当てはまるのが1988年以降になります。
また、いつからかは正確に把握していないのですが、
近年の商品も変わっているようです。

上の画像の場合「9」なので
1989年の商品になります。


黄丸・季節

1・春
2・夏
3・秋
4・冬

〜☆

以上から、こちらの商品は

1989年冬発売のインゲボルグの商品

ということが品質表示だけで特定できます。


〜☆

いかがでしたでしょうか?

以前のプランテーションの記事と同様に
需要を全く考えないで書いてみました。

だれかのお役に立つと良いのですが…


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