基本的なほめ方
2月に入りました。
花粉がぼちぼち飛散して、目のかゆみ、鼻水、喉の痛み…トリプルコンボの季節が近づいてきました。
春は好きなのですが、花粉は好きになれません。
球春到来ということでプロ野球のキャンプを楽しみに日々過ごしています。
さて今回は、基本的なほめ方
前回は叱り方でした。
なぜ叱り方から投稿したかと言うと理由があります。
心理学的な側面から見ても、あげて落とすではなく。落としてからあげる方が効果が高いとされているからです。
伝え方はとても重要だと感じます。
例えば
上手だねという言葉があります。
普段絵や運動でなにか上手くできたら使う言葉ですが…
できない子(自己肯定感が低い子)には、有効ではないみたいです。
「できてないぜ、俺…」「私そんなことない…」なんて思うことがあるということです。
じゃあどうすればいいの?
それは「できたね」という言葉です。
日本語って難しいので言葉のニュアンスで受け取る人それぞれの受け取り方が違います。
できたことを認めてあげる言葉かけをすると人って認められてると思えます。
認められると「この人分かってくれる」と思い心って自然と満たされますよね。
次に褒め方の重要なポイントですが
僕がクラスで実践してることです。
「みんなならできると思って言ってるよ」
「期待しかしてないよ」
「大丈夫、やってごらん」etc…
肯定的な声かけを心がけてます。
怒らないの?と疑問に思われた方もいると思いますが間違ったことしたら怒りますが前回の記事に書いたように道筋をつくって最後には「こうすればよかった。」と導いてあげるのが教師の仕事だと僕は考えています。
しかし注意点が2点あります。
1つ目は達成不可能な課題を提示しないことです。
僕は教員でプロなので子どもたちの力量を概ね判断した上で課題を提示します。
主観が入ってしまうとついつい高い課題を与えてしまいがちなので、最初は低いハードルから提示し、スモールステップで課題を上げていくことが重要だと考えています。
2つ目はできなかった時の対処。発達障害を持つ子どもはタスクが完了しないと怒って癇癪を起こします。そういう場合には、過程を褒めてあげることも重要だと考えています。あと少しでできるヒントを与えてあげましょう!
褒めるって、簡単なようで意外と難しいんです。けなす方が人って簡単なんです。でも僕はこう思っています。
「認め合うことで高め合える」
そんな関係を子どもたちと築いていけるよう日々努力していきます。
褒め方、みなさんの参考になればと思います。ちなみにこれは大人も同様に使えますよ!
ではまた次回!