今週の出来事(7/4~7/10)
Random thoughts and head trip [Week. 122]
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今週の出来事を書いていきます。
7月4日(月曜)
朝…
7月5日(火曜)
具体的な世界
7月6日(水曜)
役割と振る舞いは自己の理想ではない方向へ
7月7日(木曜)
浅くて早い思考は飽きた
7月8日(金曜)
自己とは何か
7月9日(土曜)
多層的な世界での問いは自己とは何か?であるが、その答えは、カテゴライズ化された意味を無意味化するところから始まる。
意味の無意味化をすることで、それそのもののが見えてくるようになる。
それそのものの存在に美しさを感じられるのかどうかだ。
そして、意味の無意味化は、異なる意味をぶつけることで起きるのではないかと考えている。
そして、それそのものが見え、さらには倫理的な自己の中に閉じた自己を見るのだけではなく、他者の存在とのうごめきを介して、倫理-政治的な主体としての自己の存在を見る。
それが多層的なうごめきの重なりに存在する自己を認識することである。
また、その自己やうごめきとは、常に流動的に存在自体を変化させながら循環している。この循環の狭間に、現象と見るが等価となった、自他未分の状態のような異なる自己でありながらも曖昧な状態、自己の見える世界が拡張されるようなグニョグニョの状態がある。これを拡張と僕は呼んでいるが、感覚的には快楽なのではないかと思う。この快楽が、終わりのない多層的な循環の世界での、一つの到達点になりうるのではないかと考えている。
うごめきの循環の認識では、終わりはないし始まりもない。
全体を包括するマクロな一はなく、あるのはそれぞれ異なるミクロな複数である。そのミクロな個体同士の相互影響でうごめきはあるし、そこから統一的な価値観も生まれたりしている。
なので、ビックバンによる始まりはなく、ビックバンもまた循環の間の通過点である。しかし、そのビックバンによる爆発的な拡張、自己という存在が一度吹き飛ぶその快楽は到達点として認識してもいいのではないか、と思う。
拡張体質、自己が吹き飛ぶ快楽とは、既存の社会で語られる快楽とは性質が異なる。
では、快楽とは何なのか?というところを考えていきたい。
既存の社会での快楽とは、さみしさの解消ではないか、と考える。
うごめき的世界観での快楽とは、自他未分からくる拡張である。
7月10日(日曜)
美しくも心地よいうごめきというのは、終わりとはじまりのない運動体なのかもしれない。
他者との導きによる、倫理-政治的自律した主体の自己への配慮。これが、カテゴライズ化された認識に何も感じずただ迎合するだけの状態からの脱出であり、自己自身にとっての本質へと向かうこと。そして、自己への配慮を行いながらも、他者が自己への配慮を実践できるよう導く存在でもある。それは自己も他者から自己への配慮を実践できるよう導かれてもあることなのだ。そうやって、各々の自分へと到達する。この到達は押し付けるものでもなく、正解でもない。ただ、自分なのだ。そう考えると、各々が自分への到達、自己への配慮を行いながらも、他者が自己への配慮を実践できるよう導く、他者たちへの配慮を行い続ける、その運動体としてのあり方が美しくも心地よいうごめきなのかもしれない。明確なコミュニティではなくそれらが自己への配慮へ向かってうごめき合っている、ビオトープ的な存在。
中心というのは、最小単位のミクロ同士の間に存在していて、そのうごめきである。中心がないのではなく、中心は個と個の間に複数相互影響的に存在するのだ。これが空気を読むのようなことなのかもしれないが、自己への配慮へと向かううごめきでは、その空気を読むことへの抑圧性は低いように感じる。また、運動体であり流動的なビオトープである。位置は自由なのだ。
僕は自己への配慮、自分への到達には、自他未分的な感覚を感じる、拡張的快楽が欲しいと感じる。ビッグバンのような爆発的はじまりだ。終わりとはじまりのないうごめきで、自己が吹き飛ぶような拡張的快楽による爆発的なはじまりが欲しいと思う。ここが自己への到達に感じる。
それであって美しくも心地よくうごめいておけばいい。はじまりも終わりもない、妥協案的な循環だ。
消費的快楽(娯楽)は、さみしさをうめる意味があるように思う。そして、自己と対称は明確に別れている。
拡張的快楽は、さみしさをうめるという要素もありながらも、見えている世界を拡張させる、感覚を拡張させることに主眼を置いた快楽であり、それは自己と対称の境は曖昧になる。そしてその曖昧な瞬間には終わりとはじまりが内包される。この消費的快楽と拡張的快楽はグラデーションになっていて、我々を惑わす。
振り返り
深くて長い思考が本質的な喜びなんだな、とつくづく思う。
ドロドロになりたい。それが爆発的な拡張快楽なのかもしれない。
【今週のPodcast】
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