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Placyと都市研究者が描く世界。
直線的な指標を追いかける「最大化」の概念ではなく、オルタナティブな指標をブレンドする「比率」にこそ価値が生まれる。
先日、Placyというサービスの存在を知った。
PlacyのFounderで、都市研究者でもある鈴木綜馬氏が書いた記事も読んでみた。
僕の勝手な解釈ではあるが、Placyの世界観に美しいうごめきを感じたので、記録を残していく。
Placyに感じた美しいうごめき。
経済合理性により、さらさらと、そして平面的になっていく世界に、
立体的な視野を与える。
さらさらな世界ではこぼれ落ちていしまいがちな、ドロドロとした色を受け止め、多色がうごめく世界。
それがPlacyの描く世界ではないのか。
世界には、直線的な指標の中で、成長や最大化に向かわせようとする力が存在する。
それは倫理的にも価値観としても、正しさを持ってやってくる。
しかし、実際の僕らの生活では、さまざまな色がうごめき合っている。
どの世界が良いとか悪いとか、正しいとか間違っているとかではなく、
重要なのは世界のブレンド比率なのだ。
経済的指標も、感性的指標も、心地よいバランスでうごめき合う。
僕もこんな世界でうごめきたい。