壊れたデスクトップPCの修理戦記(自分用備忘録)【PC修理戦記の後語り 暫定最終回編】#9

前回の続き。


15. PC修理戦記の後語り

はい、というわけで、今回のPC修理戦記は以上です。ここからは今回このnoteで書いた理由とか、今回得た知見とか、こういう風にしたほうがよかったとか、今後についてとか、それ以外の言いたいことをダラダラ綴っていきたいと思います。

  • noteを選んだ理由

最初はNotion使って非公開で書こうと思ったんだけど、Notionだとこういう備忘録って書きにくいかもしれないと思った(目次とか見出しとか)。あとは単純に、最近色々ググってるときに、note記事を目にすることが多くなったので、noteってどんなものなのか知るためにnoteで書くことを選択。

  • 今回の出来事をnoteで書いた理由

タイトルにもあるように、備忘録なのが一番の目的。同じようなことがあったときに、今回のことをすぐ参考にできるようにしたかった。別に公開しなくてもいいと思ったけど、配信活動してる手前、こういうことも公開していってもいいかな~的なノリで書いた。これでまたPC壊れても、今回のことがいつでも参考にできるのでいいかなと思った(noteサービスが終了しない限り…)。

もう1個、理由があって、「#2 3.WindowsのDSPライセンスキー捜索」のときに、過去ノートを見つけて、それを見て、「あぁ、あのときこんなこと俺思ってたんだなぁ」って気持ちになったので、また未来に見たときに振り返れるようにしておこうと思い、note記事を作成するに至った。特に意識したのは、「事象に対して自分がどう思ってたのか」を明確にするのを意識した。例えば、CPUクーラーがつかないことに対するイライラとか、そのあたりのことを細かく記録して、「あぁ、このときこう思ってたなぁ」ってすぐ振り返れるようにしておきたかった思いが強いゆえにこのような形の記事になりました。

  • 今回得た知見

今回、壊れてしまった自作PC組み上げたのが5年前で、はじめて自作PCを組んだので、PC内部についての知識はほとんど薄れ落ちている状態だった。なんで、壊れた時にとても焦った。「これ、PC内部を調べないとダメなの…えー、もう忘れたよ…勘弁してくれよ….」ってずぅっと思ってた気がする。なので、最初は設定で直ってくれ~~~って祈りながら設定を色々やってたけど、最終的にSSDが壊れてることが判明したので、5年前にやったことを思い返しつつ、再調査しつつって感じになった。

思い直しながらやって、いろいろ忘れてたこともあり、無駄なことをたくさんやったんだけど、そのおかげで、PC内部のパーツに関しては、もう忘れないぐらいに触れたし、なんなら、間違えてマザボの配線も全部付けなおしとかしたことによって、マザボの変更や、電源の変更もちょっと調べたらできそうな感じの自信がつけられたのが今回得られた大きな知見かなと思う。

あとは、PC壊れても原因調査から修理ができる自信がついたし、PCパーツのことを深く理解するキッカケにもなったし、CPU交換はもう散々、無駄な時間かけてやってたから、もう忘れないだろうしって感じで、PCについての理解はより一層高まったかなってのがでかいと思う。

パーツの寿命とかも結構理解できた。実際にSSDは5年で壊れたし。マザボとかも実は3~5年ぐらいで寿命らしい。なので、今回PC直ったように見えて、マザボが逝かれたらすぐ壊れる可能性があるっていう危険性があることも理解した。電源もそのぐらいか、使い方によっては10年以上使えるかもしれないとのこと。今度、マザボor電源が逝かれたら、まとめて交換する予定。そのときはWindowsも買わないといけないけど。

また、バックアップソフトや、SSDの健康状態見れるなども今回初めて知って、バックアップやハードウェアの健康状態のチェックもPC使う上では必須ってのを今回の体験から学んだ。

  • こういう風にしたほうがよかったこと

壊れたあとで、「あぁ…壊れる前に〇〇しておけばよかったなぁ」っていうのは死ぬほどあるけど、そこを全部掘り下げてもしょうがないので、あまり言うつもりはないんだけど、2個だけ、今後もこれは意識したほうがいいって内容がある。

1つ目は、「壊れる前のとき、PCケースから異音が鳴り響いてたこと」

最初は、ただうるさいってだけで、ケースを叩くと収まったりしたので気にも留めてなかった。が、今考えれると、あれはマザボの処理が異常な状態で、超稼働状態ゆえの異音だったと理解した。なので、異音が出たときに、「もしかして、PC壊れかけてる…?」とちょっとでも意識してバックアップとっておけばよかったと少しだけ後悔。なぜなら異音に気づいていたのに何も対応しなかったのは怠慢だったと反省。

正直、何回もPC壊したことあるけど、そのときは、必ずと言っていいほどPC内部でおかしな挙動になってた。今回のようにPC内部は特に異常が見られない状態でいきなりOS起動しなくなるほどぶっ壊れるのは初めてだったから、異音についても特に意識できなかったのも仕方ないと言えば仕方なかったのかもしれない。

てなわけで、今後は、いきなりぶっ壊れる可能性があることも考慮にして、異音とか不可解なことがおきたら、バックアップしたり、壊れるかもしれないと心の準備することにした。

2つ目は、「PCをつけっぱにしたり、休止状態にすることが多かったこと」

これねぇ….実は問題だなぁとは思ってて、デスクトップPC稼働しているときって、寝るときに「なんか雑音あったほうが寝れるなぁ」って感じてて、適当な配信つけっぱで寝るっていう習慣にしてたっていう背景がある。そうなると、配信終わるまではスリープに入れないし、なんなら起きても配信している場合もあって、結局、長期稼働になってしまい、SSDに負荷をかけてたなぁって今考えると悔やむ。

そもそも、これはやめたいなって思ってた時期がある。ただ、デスクトップPC壊れてサブノートPC稼働時は、サブノートでYoutube配信とか見ると、CPU使用率が異常なほど上昇してファンが爆音してしまい、とてもつけっぱで寝られないので、怪我の功名的に消して寝る習慣に自動でなってった。

デスクトップPCが修理して稼働するようになったけど、寝る前はPC消す習慣は継続するように心がけてる。

あと、休止状態が多かったのを悔やんでるって言ってるけど、これは、ググってみた結果、休止状態のときは、高頻度で一時データをSSDに書き込み処理を行っているという記事を見つけてしまい、「そういえば、俺って出かける前はいつも休止状態にしてた」ってなってしまい、休止状態もSSDに多大なる負荷をかけてた事実を知って悔やんでしまった。

要するに、「PCつけっぱも、休止状態もSSDに負荷をかける愚行だと知ってしまい」後悔したのと同時に、今後はやらないと誓った(PCつけっぱするにしても、配信とか見てなければ自動でスリープに入るので、つけっぱで寝るにしても、配信や動画はつけないようにする)。

じゃあ、どうするのか。ということを考えていき、追加で調べてみると、PCが待機状態になったときに、一時データをメモリに記憶しておくのが、スリープ。SSDやHDDに記憶しておくのがシャットダウン。半々(?)なのが休止状態….らしい(たぶん、厳密には違うけど、こんなニュアンス)。

で、当然、SSDに記憶するっていうのは、書き込み処理が走るのでSSDの寿命を縮める。また、SSDは終了時と起動時にかなり負荷がかかる代物。スリープだとPCの電源はつけっぱなしなので、電力が常にある状態。そうなると、電気料金はかかるし、SSDには負荷がかかりにくくても、今度はマザボに負荷がかかる(まぁ、スリープ時の電力は微々たるものではあるが…)。

なので、どの記事見ても、「短時間はスリープ、長時間はシャットダウン」という運用を推奨しているのが大多数ではあった。

ただ、2つほど疑問がある。

  • 短時間、長時間の定義は?

  • 休止状態とシャットダウンはどっちのほうが負荷かかる?(これ書いてる記事見つからなかった)

この辺、いろいろ調べたんだけど…結論がわからない。長時間の定義は、90分や、2時間、数日と人によってバラバラ。なんなら論争も起きるぐらいなので、誰も最適解を知らないって感じだった。

休止状態とシャットダウンのどっちが負荷をかけるのかもわからないけど、休止状態は、メモリとSSDに半々で一時データを保持している関係上、そこのやりとりが頻繁になればなるほど書き込み回数も増えるのでは…?と仮説と立てて考えると、シャットダウンしたときの終了と起動に負荷がかなりかかるとしても、休止状態のほうが書き込み回数が頻繁に起こるので、そっちのほうが負荷がかかるのでは…?と推測した(現在、デフォルト状態だと、電源からの「休止状態」がなくなっているので、そういうことも関係してるような気がする)。

まぁどうすればいいのかはあまりよくわかってないけど、とりあえず、「90分以上外出するときや、寝るときはシャットダウン、それ以外はスリープ」で運用しようかなと思い、それを実践中である。

  • 今後について

PC修理自体はひと段落ついたけど、実はまだやっておきたいことがある。それは修理する前に調べてたことで、メモリ増設や、グラボの交換もしちゃいたい。

ほんとは、今回の修理で全部変えようと思ったんだけど、WindowsのDSPラインセンスの認証で、「一遍にパーツを変えすぎると、認証がマザボに紐づいていても、別PCとして認識されてしまい、再認証をもとめられる可能性がある」って記事を見て、一遍に交換するのはとりあえずやめた。壊れてるSSDと、交換が大変そうなCPUだけ交換して様子見る方針に決めてから修理に入った。

実際は、ライセンス認証はクリーンインストールした初回聞かれたっきり。その後、Windowsの設定を確認すると、ちゃんと認証通っているので問題なし。ただ、パーツ交換自体は徐々にやっていきたいので、メモリ・グラボを順次、交換していく予定。

で、交換して問題なく稼働できてるな~って思ったら、今度はWindows10→Windows11にアプデを実行する予定。なぜならWindows10のサポート期限が2025年10月14日で切れるので、それまでには移行する予定。

パーツ交換してからWindows11にアプデしたい理由は、Windowsのライセンス認証がWindowsアプデしたバージョンで再認証が通らなくなるケースがあると記事を見たため、パーツ交換してライセンス認証が通っている状態で、Windows11にアプデしたほうが賢明だと判断。

そこまでうまくいけば、今回のPC修理戦記は完全に終われる気持ちでいる。また、その辺の経過をnoteに書くかもしれないので、今回は"暫定最終回"とした(書かないかもしれないけど)。

  • それ以外の言いたいこと

正直、めんどくさいこと一切考えずに、壊れたPCから生きている内臓HDDだけ取り出して、新しいBTOのPC購入して、内臓HDDだけ増設する方法が一番簡単で楽だったと思う(コスト度外視するなら)。ぶっちゃけ、自分が配信したくてたまらなかった状態なら、この方法を取ったかもしれない。

だけど、配信も一区切りついた状態で、違うフェーズに移ろうかなというタイミングでPCが壊れたので、一旦、PCをじっくり直してもいいかな~っていう気持ちになった。もちろん、設定とかですぐ直るなら直したかったけど、どうも無理そうって早い段階でなんとなくわかってた。

また、パーツ交換するなら、前々からCPU交換をしたいな~って思ってたので、それも一緒にやるのは初期段階で決めてた。壊れた箇所をただ直すだけじゃ芸がなさすぎて、なにより、なんか勿体ないって気持ちが強かったので、このタイミングを逃さないって気持ちは強かった。

ただ、そうなるとやることが結構大きくなってって、修理することが、かなり億劫になっていったのも事実。

で、なんだかんだあって、PC修理するやる気も起きなくなっていき、サブノートPCと3DS、スマホだけで生活するようになったんだけど、ほんとうに段々と、「あぁ…配信でゲームしてぇなぁ…」って思うようになってたので、配信の火はくべられてったような感じはしてた。

まぁ、その火が激しく燃えているときに、腰を上げて修理していき、今回、なんとかPCが正常稼働している状態まで落ち着いたので、よく頑張ったと、とりあえず、やりきった自分をほめたい。

正直、このnote記事書くのも、熱が冷めないうちにやらないと絶対書ききらないと思ったので、これを書ききるまでは配信しないと決めた。最初こそ、かなりハイペースで書けてたんだけど、後半は案の定、執筆ペースが失速してった。やっぱり熱あるときの行動はとんでもないなって思った。

まぁ、いい加減配信したいなーって思ったので、今回がんばってこの記事も書ききった。拙さはたくさんあると思うけど、今回の経験が、自分のなかで良かったものに変換できた気はするので、いろいろやった意味は確かにあったと思う。

最後に、この言葉で締めます。

「2024年11月24日、実に77日ぶりに配信再開しまーす!!!!」

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