「2段ベット」は囲碁・将棋の「待った」と同じ

記載開始日:2022/05/06

気が付いたらGW終了間際の記載となってしまいました(汗
JOPTやら大阪やらイベント開催が目白押しのようでしたが、如何お過ごしでしょうか。
漸く本土のサテライト値段での開催が見られるので、円安傾向なここ最近はお邪魔してみようかな?といった気運が戻っています。
(とはいえ本職でまだまだ必要とされているため、もう少しフォロー稼働予定のため休眠中)

今年に入っても海外優勝者がちらほらと出ているようですが…
今回は前回のベットトーク閑話に続き、禁じ手の話を展開してみようかと思います。

「2段ベット」からの説明になりますが…
一度アクションを終了した後に左隣がアクションを起こす前に「やっぱ(更に)レイズ」と続けることを言います。
国内トーナメントが数多く開催されている昨今なので少なくなったかと思いますが、やられた時の左隣は目も当てられない話になりますよね。
ベットレンジも含めてアクション前に決めておけば、未然に防げるかと思ってます。
(去年の初めに参加した講習会でアクションがズレたのも、これが要因です。
Omaha で AAxx 手持ちの時に口が滑ってミニマムレイズ→フロップに Ax 落ちて初めてポット発声出来たんだけど、「やっぱポットレイズ」は言わなかったりしています)

特にコミュニティ系だとスタッド系と違い、フロップに落ちた時点で決められるので事前に数通りのアクションを想定するのが一番かと思います。
と同時に、ベットアクションがまだ出来る段階でフロップにカードが撒かれる前に落ちて欲しいカードを言うのも厳禁。
(5/17 表現足らずだったので修正しました。アクション不要段階なら自分もよくある話なので、厳禁というには程遠い感じがしてます)
ここらへんはバックギャモンでいうところの「コール・ダイス」に相当するので、場合によっては取っ捕まることもあるかと思います。
バックギャモンの公式トーナメントルールにも記載されてるので、参考にしてみましょう。
(Web検索だとなかなか引っかからないので転載しておきます)

燃え尽きたり飛ばされた時に後悔しないようにすれば尚のこと。
コールしてきた相手も腹くくってると思うので、リパーでピンポイントな負けカードが落ちたら諦めるのが得策かと思います(汗
(予想外な話があっても、一緒ですかね…(遠い目
Hold'em の AA 持ちが2段ベットかます→参加者から Claim 出て 初回レイズ止まり→後ろに Call される
→Flop 開けたら Straight 決められて以降 Board ペア無しで負ける、な流れが発生すると
場の雰囲気が宜しく無くなったりするので、気持ちよく止めたいとこ)

今回の自前の体験例は、海外ライブで初めて Straight Flash がリバーで決まった時の経緯を書いてみようかと思います。
(ライプだから、参加してないプレイヤーがカード絡みの話を発しても影響がない事例です)
当時は少額の Fixed Limit ライブを廻るのが(現地の現実的な生活環境が覗けるので)好きな中の人。
まったりと構えているときに、ターンの時点でボードが
3d 4d xx 7d
となって、私の手持ちは 5d 2x (確かconnected suite ではなかった筈)だった時のこと。
(5/8 追記:この時のポジションも思い出しました…suited じゃない限り出向かないハンドなので、BBでした。フロップが出て初めてお出かけ可能な形)
私は当然のことながら「Check」で、後ろのボタン横(じゃなかった、ディーラー手前)が Bet してきたのですね。
ここで外野が「あれ、ストフラあるんじゃね?」と話しているのを耳にしていたので「んぢゃ、いってみよーかな…」と Call でベットラウンド終了。
リバーに 6d が落ちたのを見た瞬間「ホントに落ちやがった」と言葉を飲み、相手の損害を鑑みて「Check」を発して「Check Raise」まで見込んでいたのですね。
後ろの方は想定通りの Ad 持ちで Bet →私の「Raise」で「ホントに何あるの?」な感覚で Call して終了といった流れ。
色々話している中、「Crazy Hand...」という褒め言葉も頂くこととなりました。

こんな事例もあるように、ホントに発したカードが落ちかねないんですね。
ライブだとその場の笑い話ですむかもですが、基本はあまり良くない話。
固唾を呑んで静観するのがお互いのため、私も含めて気を付けるようにしたいところです(汗

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