32節 GAME1 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ VS 広島ドラゴンフライズ4/15


ドルフィンズアリーナ

スターター
名古屋 
伊藤、須田、張本、クラーク、ウィリアムズ

広島
寺嶋、辻、エバンス、メイヨ、ソット

怪我でロスターが揃わない名古屋に、さらにインフルエンザで離脱が重なり、前節の滋賀戦は不戦敗。
今節は不戦敗は免れたが、どこまでコンディションが調整出来たのか不透明。
復帰の齋藤に期待。そして大事なライバル対決!

1Q
お互いにボールムーブがあり、バランスが良くて、オフェンス能力に優れたチーム同士。立ち上がりはディフェンスの圧力もあり得点が伸びず2分間で2-2。
そこから名古屋のディフェンスが威力を発揮。いいディフェンスから速い展開でリズムが良くなってきた。
14-6。残り時間5分30秒で広島タイムアウト。
メンバーチェンジをしても流れは継続。齋藤、坂本もスピードがありパスもさばけていてコンディションは悪くなさそう。
名古屋はディフェンスで優位に立った。特に目立つのはウィリアムズの強さ。強くて重いのに、プレイは柔らかくて視野が広くてパスが上手い。Bリーグではあまり見ないタイプ。
ゾーンディフェンスを攻略させず、21-11で終了。

2Q
徐々にではあるが名古屋のゾーンディフェンスを攻略できるようになってきた広島。少しずつ点差は詰まってきたが、名古屋は要所で上手く得点して追い付かせず。
ミスマッチをついた張本のポストプレイで31-25。オフィシャルタイムアウト。
名古屋としては少しディフェンスでやられすぎた感はある。ここで流れを変えたい。
ウィリアムズを中心としたディフェンスと、齋藤を起点としたオフェンスが噛み合って、点差を引き離しにかかる名古屋。
しかし、広島もシュート確率が上がり、徹底したボールムーブのオフェンスで付いてくる。
ここで名古屋のシュート確率が落ちてきた。広島の追撃を許してしまい、34-30
。残り時間1分51秒。ウィリアムズが3つめのファウルをして名古屋タイムアウト。ファウルトラブルは終盤に響くので心配。
じりじりとした攻防が続き、クラークの値千金の3ポイントシュートが決まり、37-31。広島タイムアウト。残り時間1分。
次のポゼッション。名古屋が競り勝ち、齋藤&エサトンの安定の2メンゲーム。
最後は広島。アイソレーションでエバンスの1on1。ドライブに対して上手くエサトンがヘルプに入るがファウルを取られてフリースロー。
2本決まって39-33。

3Q
いきなりフリースローなどで先制パンチ。この試合初めて2桁点差に。
しかしソットの高さは半端ない。抜きんでた高さは驚異。もう少しパワーかスピードがつけば無双できる。
リズムは名古屋優位だが、広島もしっかりと自分たちのバスケを展開している。
ソットのダンクと辻の3ポイントで、48-42。
2ポゼッションでガラリと雰囲気が変わるオフェンス力はどちらのチームも共通している。
名古屋もクラークのジャンパーと齋藤の3ポイントで応酬。
しかし、エバンスとソットの得点で53-51。残り時間5分。ついに射程圏内にまで迫られた。
55-53で名古屋タイムアウト。
ファウルのウィリアムズ登場。
残り時間3分50秒、エバンスの得点でついに55-55の同点。
ここで名古屋のベテラン、中務の3ポイント。さすが仕事人。さらには須田も続いて、61-57。
ウィリアムズとのゴール下での競り合いで、ブラックシアーJr.が3つめ、4つめのファウルの判定。この連続ファウルはビッグインパクト。
66-59名古屋リードで来たが、今度はエバンスへのディフェンスでウィリアムズがファウル。しかもその後の手がエバンスの顔に当たりアンスポの判定でウィリアムズ退場。残り時間26秒。痛すぎる。
フリースローを全て決めるエバンス。
66-65。最終Qへ。

4Q
まずは名古屋がいい形を作ることに成功。72-67で広島タイムアウト。残り時間8分。
そこから両者譲らない点の取り合いに。
速い展開で目まぐるしく進む。シュート確率も上がってきて、3ポイントシュートも入れあう。80-77で、オフィシャルタイムアウト。
両チームオフェンスが活発になり、人とボールがよく動いている。マークのズレを作り、そこにボールが回ってくる。
残り時間4分切ったところでエサトンが4つめのファウル。しんどいが踏ん張りどころ。
速いペースでガチンコの殴り合いを繰り広げる。スペーシングとマークが薄い選手がシュートを打つという形を、正解し続けたのは広島。エバンスの3ポイントシュートでついに逆転。82-84。
残り時間2分11秒。
名古屋はすぐに須田の3ポイントシュートで再逆転。そしてエサトンがオフェンスリバウンドでソットに競り勝ちバスケットカウント。87-84。残り時間1分。
ドライブでズレたマークをついて、ソットのゴール下で87-86。
伊藤がフローターを狙ってファウルをもらい、フリースロー1本決めて、88-86。残り時間37秒。広島タイムアウト。
スローインからゴール下のブラックシアーJr.に綺麗にボールが渡って88-88。
残り時間32秒。
クラークが時間を使いトップの位置でアイソレーション。広島はダブルチームを仕掛けてくる。上手くボールを繋いでゴール下のエサトンへ。マークが寄ってくる中、須田へのキックアウト。一瞬のマークのズレをついて3ポイントシュートを決める。91-88。残り時間11秒。広島タイムアウト。
最後のポゼッション。ブラックシアーJr.が3ポイントシュートを打つが、外れてリバウンドの競り合い。アウトオブバウンズで広島ボール。残り時間2.4秒。
最後のプレイ。ボールは辻へ。体が流れながらの3ポイントシュートはリングに弾かれて終了。
91-88。名古屋、最後は粘りきりました。ライバルからの貴重な接戦での勝利。

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