第7節 GAME2 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 対 滋賀レイクス

第7節 GAME2
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 対
滋賀レイクス
YMITアリーナ 11/27
バスケットLIVE観戦

スターター
名古屋
齋藤、中東、レイパークス、クラーク、エサトン
滋賀
テーブス、柏倉、杉浦、マーティン、キング

今日の試合は昨日のようにはいかないでしょう。まずは滋賀の対策とアジャストに注目。

1Q
最初の得点は滋賀。スティールからのマーティンのダンク。滋賀の気合いを感じる立ち上がり。次もスティールからテーブスのレイアップ。滋賀はディフェンス強度も高い。
名古屋の得点は中東のドライブ。落ち着いている。3連続スティールされたらさすがに嫌な雰囲気になっていた。

機動力重視のスモールラインナップの滋賀は、ディフェンスでその効果を発揮している。皆足が動いていて、プレッシャーが激しい。名古屋のオフェンスは苦戦しそうだ。

名古屋はゾーンディフェンスで一本守ったが、齋藤とクラークの意思疎通がうまくいかずパスミス。そのまま速攻でキングのダンク。
4分経過で2対8。バイオレーションで滋賀ボールになり、名古屋タイムアウト。滋賀が入りで成功した。

タイムアウト明け、定番の前からのオールコートゾーンディフェンス。ハーフライン際でダブルチームで仕掛けてスティール。名古屋一本成功。
さらにゾーンディフェンスが成功し、齋藤が1人で一気に加速してファストブレイク。6対8。
またまたゾーンディフェンスで守り切り、クラークのスリーで逆転。
完全にリズムが変わった所で滋賀タイムアウト。流れを切ってきた。
滋賀のディフェンスに強度が戻ってきた。スティールからのテーブスのスリーで、9対11。
連続スティールで9対13。お互いのチームがタイムアウトでがらりと流れを変える展開。残り時間4分。
先の展開が読めない。

残り時間3分30秒で、名古屋はやっと選手交代。かなり遅くまでスターターを引っ張った印象。
滋賀の強度が落ちず、11対17。
張本がフリースロー2本とも外す。苦労しそうな展開。

オフェンスではレイパークスのドライブと須田のスリーで追い上げ、ディフェンスではプレッシャーをかけて滋賀のシュートを落とさせた。
最後は17対18。

2Q
伊藤とンドゥールのPnRからアリウープが決まる。ナイスコンビ。
張本のシュートタッチが悪そう。
ンドゥールのブロックショットは強烈でめちゃくちゃ高い。

3分経過して20対21。滋賀の動きも良くて、強度を維持している。
ここまではロースコアの展開。お互いにハイペースチームだが、得点力からすると名古屋が抑えられているという感想になる。オフェンスで滋賀のディフェンスをどのように攻略するか。
名古屋はゾーンディフェンスを多用。滋賀が攻めづらそうだか、狩野がこの日2本目のスリー。安定感がさすが。25対24。

5分経過してオフィシャルタイムアウト。27対26。滋賀のディフェンスを攻略できない。
しかし、名古屋のディフェンスはそれ以上に強固で、滋賀に得点を中々許さず。
じりじりと点差を広げて、エサトンが通算1000得点のダンク。33対28。
張本のレイアップで35対28。滋賀タイムアウト。残り時間2分。これ以上点差が付かないうちに手を打ってきた保田HC。

タイムアウト明け要注目。
そこで、狩野3本目のスリー。さすがです。会場の空気が復活した。
連続得点を逃した滋賀に対して、エサトンがスリーを決める。これは本物に、なってきたか。エサトンのスリー。
38対31。
それでも滋賀守山のスリーで食らいつき、さらに狩野のスリー4本目。38対37。滋賀カムバック。会場の盛り上がりが最高潮に。
名古屋にとっては滋賀のマーティンの疲れ方が尋常ではないので、終盤にはチャンスありとも見えるが。
38対37で後半へ。
コートで保田HCとドブラスがかなり話し込んでいたが、おそらくスペイン語で、何を話しているのだろうか。

前半のスタッツでは、名古屋のインサイドが強調されていたのがよく分かる。
リバウンドは名古屋が圧倒。スリーは試投数自体が少なく、ペイントでの得点が多い。ベンチポイントが少ないのが珍しい。

3Q
どちらもシュートが中々決まらない。
名古屋はドブラスと川真田がいない時は、特にインサイドを狙っていく様子。
2分経過してようやく名古屋が得点。
キングに対してエサトンが優位と見ている。エサトンのバスケットカウント。キングはファール3つめ。滋賀は今日の試合、マーティンとキングが支えているので、名古屋優勢に立つか。

齋藤の高さのあるフローターが決まって
45対37。滋賀タイムアウト。ここから得点がどちらに入るか。
という状況で狩野がスリーを決める。5本目。また付いてくるか。
すかさずレイパークスのドライブがバスケットカウントに。48対40。
さらに、スティールから中東の得点で50対40。
じわじわ点差が開き出した。

またスティールされて54対42になったところで滋賀タイムアウト。名古屋のダブルチームに滋賀のパスが引っかかるシーンが増えてきた。チーム力の差なのか、前半から全開で走ってきた疲労が見えてきたのだろうか。

テーブスのスリーやアシストで食い下がる滋賀だが、クラークのプルアップディープスリーという一撃が決まる。59対47。これはかなりのダメージを与えたでしょう。
名古屋のシュートが次々と決まり、滋賀のシュートが外れて、得点差がついていく。

しかしそこから、メンバーチェンジで出てきた柏倉や川真田らの粘りで、また点差が縮まり出した。
62対53となったところで名古屋タイムアウト。まだまだ粘る滋賀。残り時間2分。

名古屋はパスミスをしてターンオーバー。滋賀はドブラスのポストプレイで得点。62対55。
かなり嫌な雰囲気だったが、滋賀が一本シュートを外して、レイパークスがジャンプシュートを決めて一息つけた。
最後は66対56。何とか10点差つけられた。滋賀の猛追を耐えたのは大きい。

4Q
出足は互角の進行。2分間は一進一退の攻防が続いた。
さらに時間は進み、互いに譲らず4分間は同様の試合展開。形勢がとちらに傾くか、きっかけは何になるか。
今のところ滋賀が点差を詰めて、名古屋がまた10点差に戻す、という攻防を繰り返している。
名古屋が10点差に戻した、残り時間5分12秒で滋賀タイムアウト。
オフィシャルタイムアウト直前だがあえて取ってきた。気になる修正点があったか、残り時間からワンプレイ確実に得点したかったのか。

名古屋は滋賀のオフェンスを守り切り、ファールももらって、オフィシャルタイムアウト。
名古屋が2ポゼッション、オフェンスを成功させて、滋賀がシュートを外したので、少し点差が開き出したと思ったら、すぐに滋賀がスリーを決めて、残り時間4分をきって83対72。まだこう着状態。

互いに得点を積み重ねてきたが、テーブスがジャンプシュートを外して、オフェンスリバウンドに絡んだキングが5つめのファールで退場。87対75。残り時間3分9秒。チームファールも5つになっているので名古屋にフリースロー。ンドゥールが一本決めて88対75。
テーブスのシュートが外れて、クラークがタフショットを決めて、90対75。
これでほぼ名古屋が勝利を決めたと言ってよいでしょう。

残り時間2分をきって、フリースローと柏倉のスリーで10点差まで縮めたが、クラークのスリーなどで名古屋も応戦してきっちり点差をキープ。最後はシュート確率の差でさらに名古屋が点差を広げて、104対82で終了。

後半は少しずつ差がつき出したが、10点差近辺の攻防がずっと続き、滋賀の粘りが見えた試合。最後は名古屋の地力が勝って貫禄を見せた形。
過密スケジュールの年末は続く。


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