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フクシマからの報告 2021年春    茨城県ひたちなか市にホットスポット  眼前はJR常磐線車両の洗車場     福島第一原発事故の汚染を運んだのか?

 今回は、単純な事実の報告と問題提起をする。

茨城県ひたちなか市のJR常磐線の車両基地のそばの一点で、線量計が周囲の5~7倍の高線量を指した。つまりホットスポットができていた。その目の前には、JR常磐線の車両を洗浄する施設がある。

JR常磐線は、福島第一原発から直近で1.5キロ、高線量に汚染された地帯を行き交っている。そこを通過した車両を洗う「洗車場」の前に、突然高線量の場所がある。

これは、JR常磐線の車両が放射性物質を運んだということではないのか。

これが今回の私の問題提起である。以下に詳しく述べる。

(写真は特記のない限り2021年2月、烏賀陽撮影)


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