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シンクロによる多幸感

前回の記事でクリエイター(YouTuberやライバー、SNSの投稿者などコンテンツを作る側)と消費者の欲求段階について触れました。

今回クリエイターと消費者の欲求を強く満たす方法について話したいと思います。

結論から言うとLiveによるシンクロです。

アーティストのライブを思い描いて欲しいのですが

・アーティストとアーティストのことが好きなファンと
・アーティストのファン同士が
・同じ空間と時間を共有し、
・アーティストが作り出すコンテンツを体験し、
・ファンが声援を送り、
・そしてそれにアーティストが呼応する

これにより、
・ファンの所属欲求
・ファンの承認欲求
・アーティストの所属欲求
・アーティストの承認欲求
・アーティストの自己実現欲求

全てが満たされていく様が想像できます。

同期シンクロの力

クリエイターと消費者のインタラクションを考えたときに、例えばYouTubeでアップロードされたコンテンツを見た場合、同じ空間と時間を共有しているわけではないので、各欲求の満たされ具合があまり高まりません。

Live配信の場合、同じ空間と時間を共有していて、YouTuberとの繋がりも感じられますし、コメントを通じて他のファンとの繋がりも感じることができます。

Pococha, ミラティブなどのライブ配信でもライバーがリスナーの名前を呼ばれる嬉しさ、ギフトを送ったことへのお礼を言われる嬉しさ、イベント終了間近にみんなで盛り上げる時の一体感。

オフラインでも同じ趣味の人を見つけたときに話が超盛り上がる感じや、友達と同じ部屋でゲームをする楽しさ。

帰納的推論から考えると、同じ嗜好を持ったもの同士が同じ空間と時間を共有すると、所属欲求と承認欲求が同時に、かつ強力に満たされ、至福感・多幸感が生まれると言えます。

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Liveの時代へ

そんなの何年も前から来てたよ、という人はいると思いますが改めて。ネットワークの高速化とコストの低減、そしてライブ配信に抵抗感があった人たちも徐々に慣れてきた、あるいはライブ配信ネイティブな若者が増えた、むしろ常時接続当たり前の世界で生きている若者がいる。

テキスト→画像→動画→Liveと世界は進んでいっています。メタバースなんて完全にLiveの話ですよね。

改めてLiveによる同期シンクロによって欲求が強力に満たされ多幸感が生まれるという側面を理解して今後のサービス作りに活かしていきたいものです。


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参考記事:本田圭佑も投資。スポーツベッティングで英国進出する男の野望

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