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『渡良瀬遊水地コウノトリ交流館に関する意見交換会』に出席して

#2024AUG.09 


空き家対策 が出発点だったんだぁ…

 その解として 民泊 を模索していたようですが、農業・農水省 との絡みでギブアップ。そんな中飛来したのが…”こうのとり” と言うタイミングだったようです。
 今営巣に使われているコウノトリの 人工巣塔は 国交省管理の土地。話がついてやっと建ったとか…(そんな事が多い…だから、小さな政府を叫ばれる一側面かもなぁ…)…そして、そんな事を理解している住民の方々が多いなぁ…(今日の様な会合に参加されている方々だからかもですが…。)
 また、住民の方々が #コウノトリ交流館 に足を運ばない理由の一つに、住民の高齢化がすすんでいること、逆からみれば、若年層が少なくなっていること…などなど、数十年前の世界の街ではない現状が背景に…
 以上の様な、現状把握の上に 再度 ”民泊” の様な空き民家(もしかしたら空き校舎)活用の視点を復活も!の提案も出てきたり…聞いていて結構イケそうな気したんです。話していて、”向こう30年のストーリーを容易に想像できるなぁ…”と感じた次第。 

”ネイチャーポジティブ 実践(実現)の街!”

 …”ネイチャーポジティブ 実践(実現)の街!” をイメージを志向した Goal なら大賛成! 近隣(茨城境とか)と違う街作りができそうだなぁ…(まさしく私が模索している一つの形かもなぁ…)
 これから、益々世の中は ”ネイチャーポジティブ ” と言う発想で世界を観るようになってくるのかと思うので、この様なキャッチを掲げることで、十分な起爆剤になれるなぁ…と。
 
 ネイチャーポジティブな世界観を実現させるには欠かせない『 Refuse(リフューズ)、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)、Refuse(リフューズ)、Repair(リペア/修理)』の視点・視座を忘れずに組み立てる。

例えばのストーリー

  1. 渡良瀬遊水地やその周辺の自然に 四季を通してまた一日を通して親しんでもらう事を全面に出して、東京等から (お試し)お泊りして をしてもらい、宿泊をすることで自ずと この土地に慣れ親しんで頂く。(地域の方とも交流を持ってもらう)

  2.  その延長線上として、気に入れば ”転居” の選択も出てくる。なぜなら、都内へも通える距離。そして、空き古民家を安く譲り受けるような受け入れ施策を実行する!(…コウノトリ見守りをしていてお話をした中に、野木町に転居する方がいました。可能性はあるのだろうなぁ…)

 その様な流れが見えるタイミングに合わせて、家に対しての価値観も ”手入れをして長く使うことに価値を見出す世界観” に変化させる。しているかもしれない…そうなれば、ここは第1候補になりうる土地だなぁ…と。

『歴史は活かしてこそ歴史』

小口一郎研究会 篠崎清次代表からも耳にした言葉です。
 ここ(渡良瀬遊水地)は、「コウノトリに代表される”今” 見えるセカイ」 と「 農”水”産物豊かだった自然の崩壊から 今に至る歴史」 の ”2つの地平線” を見れる地。この2つの地平線を ”意識” した世界を実現することは、地球から月や火星などに進出する人類に必要なことであるはず…
…この様な点を体(身体)で体験できる事は 恐らく(少なくとも日本では)他の土地では実現したくてもできないこと…

この地でしか目的達成できない理由

前述した 2つの地平線 を兼ねているのは 日本語に 公害 と言う単語を刻ませた ここ渡良瀬遊水地 しかないのではないか?と。
(…調べてみようかと思いますが、世界的に見ても ラムサール条約締結地 の中でもこの2つの地平線を持っている地は無いのではないでしょうか?)
 


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