WiseでUSドルをソニー銀行に送金してみたら、予想外があった。
2024年8月、シンガポールドルとUSドルの為替レートがだいぶシンガポールドル高になっているので、シンガポールの銀行OCBCのシンガポールドル口座からソニー銀行のUSドル口座へ、Wiseを経由してUSドルを送金してみました。
Wiseを経由して、日本の銀行口座にUSドルを送金する場合
Wiseに保有しているUSドルの残高から送金
Wiseに保有しているシンガポールドルの残高から、USドルに両替して送金
シンガポールのOCBCのシンガポールドル口座から、Wiseを経由してUSドルに両替して送金
の3つの方法が考えられます。比べてみると、手数料が結構違います。
今回、OCBCのシンガポールドル口座からWiseを経由して、ソニー銀行のUSドル口座へ1,000USドル送金してみました。
1 Wiseの[受取人]の追加
まずは、Wiseの[受取人]にソニー銀行の口座を登録します。
送金する通貨をUSドルを選択すると、受取人の銀行口座情報は
ACH
電信送金
SWIFT
から選択することになります。
日本の銀行のUSドル口座に送金するので、SWIFTを選択します。
送金先のソニー銀行のSWIFTコード、口座番号を入力して、[確定する]をクリックして、[受取人]を登録します。
ここで、こちらの注意書きで後から問題となります。
この時は特に気にせず、ソニー銀行の口座をSWIFTで登録しました。
2 OCBCのシンガポールドル口座から送金
OCBCのシンガポールドル口座から、シンガポールのQRコード決済PayNowを使って、Wiseにシンガポールドルを送金します。
ソニー銀行のUSドル口座の受け取り金額が、ちょうど1,000USドルになるように送金しました。
Wiseの手数料は、為替両替手数料と送金手数料を合計して、6.09シンガポールドルです。
送金の詳細を確認すると
無事、1,000USドルが送金されていることが確認出来ます。
3 ソニー銀行の受け取り手続き
ソニー銀行から、ソニー銀行に登録しているメールアドレスに、「受け取り手続きについてのメール」が届きます。
Wiseを経由して、日本の銀行に日本円を送金する場合、今回のような「受け取り手続きについてのメール」が届くことはありませんでした。
こちらのメールの受け取り確認のためのリンクをクリックして、ソニー銀行の確認画面へ移行します。
4 ソニー銀行の入金確認
ソニー銀行の確認画面で入力額を確認すると
Wiseから1,000USドルを送金したはずが、ソニー銀行の入金額は993.75USドルです。
Wiseからの日本円の送金では、Wiseから送金した金額がそのまま日本の銀行口座に入金されていました。ソニー銀行の被仕向け送金手数料は、無料のはずです。
そこで、Wiseとソニー銀行双方にメールで確認したところ、USドルをアメリカ国外へ送金する場合、Wiseでは「追加手数料」、ソニー銀行では「リフティング・チャージ」が発生したと考えられますが、詳細は調べられないそうです。
想定外の手数料がかかっているので、OCBCのシンガポールドル口座から、Wiseを経由してソニー銀行に日本円を送金して、ソニー銀行の日本円口座からUSドルを購入した場合をシミュレートしてみました。
若干為替レートが異なりますが、こちらの方が受け取り額は多くなりそうです。
送金してから受け取りまでの日数は、8月28日にWiseからUSドルを送金して、ソニー銀行のUSドル口座に入金が確認できたのは8月30日、送金から入金まで約二日でした。
5 結論は‥
今回、初めてWiseを経由して日本の銀行にUSドルを送金してみました。
Wiseで外貨の送金する場合、受け取り先の国の通貨で送金しないと、SWIFT経由の送金になるので、予想外の手数料や確認のために日数がかかる可能性がある。
Wiseの日本の銀行への送金の場合、
日本円の場合→即日入金
外貨の場合→被仕向け送金の確認のため二日ほどかかる
日本以外の「口座情報が取得できる残高」でも、送金する国の通貨以外の外貨でSWIFT経由で銀行口座を登録する受取人への送金は、思わぬリフティング・チャージがかかるようです。
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