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#10『UG-47 STORE』をオープンしました

『UG-47 STORE』(BASEのオンラインストア)をオープンしました。

現在取り扱っているアイテムは、Hiphopのフィルターを通して表現されたアートが中心です。

『floatin' 5』

作品を見て、「これってHiphopなの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、特に「floatin'」シリーズは、私の中でHiphopの一部として表現されています。

例えば、WU-TANGは自分たちの音楽に東洋の武術を取り入れ、それがHiphopの要素として昇華されました。それ以前、東洋の武術はHiphopの中では一般的ではなかったはずです。

ファッションの世界でも同じことが言えます。PoloやTimberlandなど、もともとHiphopとは直接関係のなかったブランドを、Hiphopアーティストたちが自分たちのスタイルに取り込み、結果としてそれらがHiphopの一部となっていきました。

私も同様に、絵画作品をHiphopとして捉え、Hiphopの新たな表現として発信していきたいと考えています。先日、あるキュレーターの方から「独特な世界観があり、なんとも言い難い不思議な感覚」「心が軽くなり、浮遊感を感じさせる絵とリンクする感情」等と評され、私の音楽と一体化している実感を得ました。

こうした思いから、音楽レーベルUG-47とも切り離さず、同じフィールドで展開していくことに決めました。

価格について

絵画を購入する理由には、投資的な側面や、アーティストのサポートという側面など、さまざまなものがあると思います。

投資目的の作品であれば、数千万円から億単位の価格がつくこともありますし、サポートのために購入される場合でも、数十万円から数百万円が相場かもしれません。ただし、その場合でも、作家がすでに評価されていることが条件となるでしょう。(あくまで一般的な話です)

しかし、私はそういったことに囚われず、「本気で自分の作品を売りたい」、そして「本気で良いと思ってくれた人に購入してもらいたい」と考えています。

冷静に考えて、「この作品が良い」と思ってくれた方がいたとしても、「数十万円で購入するか?」と言われると、なかなか難しいかもしれません。もちろん、人それぞれの価値観があるとは思います。
私自身、良いと思う作品があったとしても、同じような状況ならば、数万円程度までしか検討しないかもしれません。

そのため、価格は非常に慎重に決めました。

この世に一つしかない、二度と描けない作品ですので、安売りはしたくありません。しかし、手が届かないような高額にはしたくない。
そのバランスを真剣に考え、悩んだ末に決めた価格です。

最終的には、その価格を「高い」と感じるか、「検討する価値がある」と感じるかは、作品を見た方々に委ねたいと思っています。後者が現れず一生売れない可能性もありますが、現れてくれると信じています。

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