うふうさぎになった日⑤
少しだけあの頃の
【うふうさぎになった日】
にお付き合いいただけたら
うれしいです
（うふうさぎは
今は障がい者施設で働いています）
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私は高齢者施設の
相談員として働いている
退職を申し出てから
1か月
あっという間に
時間は過ぎ
本日
3月12日
うふうさぎ
最後の勤務を
無事終えました
まずは
本当に
よくがんばりました
お疲れ様でした
と自分をほめてあげたい
最後の最後まで
手を抜くことなく
自分が出来る
精一杯の仕事ができたと思う
前からずっと決めていた
勤務最後の日は
ご褒美に
大好きな『きらら』に行こうと
癒しの湯が
ほんと心も体も
温めてくれました
今日はスペシャル
マッサージチェアでマッサージ
生き返る～
これも
決めてました
ご飯は
唐揚げセット
お世辞じゃなく
マジうまい
うふうさぎランキング
堂々1位
細胞が喜ぶ
ごはんなのだ
お席は
お気に入りの大きな窓があるテーブル
夜桜を独り占めしました
お世話になった皆さま
本当に本当にありがとうございました
心から
幸せな時間を過ごすことができました
改めて思う
相談員という仕事は
忙しく
とても忙しく忙しい
部署と部署
そして
施設と本人様と家族様の
橋渡しでもあり
潤滑油でもある
そして
クッションであり
時として
サンドバッグにもなる
やりがいのある
尊い仕事だ
やり残したことは無い
もちろん
終わりのない仕事ではあるが
途中で投げ出した仕事は無い
だから
充分満足している
これだけは
断言できる
相談員にとって
最も大事なことは
心だ
知識や技術は
支援を行ううえで
絶対不可欠であることは間違いない
だけど
心が無いと
心には寄り添えないのだ
講演で心に残っている言葉がある
自分の支援が上手くできた
と思ったら
それは入所者さんと
心が離れている証拠だ
支援者は常に
本当に
これでよかったんだろうかと
悩むくらいでちょうどいいと
この熱きスピリットは
今年大学3年生になる娘が
しっかり引き継いでくれている
メディカルソーシャルワーカーを
目指して奮闘中だ
大丈夫
我が娘は
やさしい
たくさん傷ついて
たくさん悩んで
たくさん泣いた分
とても心が深く穏やかだ
大丈夫
あなたは
心に寄り添える
すてきな
メディカルソーシャルワーカー
になれる
だから心配しなくていい
思うまま生きればいい
あなたはあなたを生きればいい
ぜったい
大丈夫
さあ
明日から何をしよう
ブログを更新しようかな
YouTube動画もアップしたい
けど最近掃除が手抜きだからね
それもいいね
買い物も行きたいし
野菜の苗もたくさん出てるよね
やっぱり憧れはハーブかな
いや待てよ
ゆっくりまったり
韓ドラ沼も捨てがたい
明日 目覚めるのが楽しみだ
けどね
同じくらい
もし明日 目覚めなくても
幸せだと思う
子どもたちへ
もし明日
母が目覚めなかったとしても
悲しまないでほしい
だって
母は幸せだったから
何かを手に入れたから？
何かになれたから？
いや
そうじゃない
明日も目覚めたいと思う
それが幸せだ
・・・・・・・・・・・・・・
こうして
わたしは
うふうさぎになりました
今でも
ふと 思います
もし絵本を創っていなかったら
何をしていただろう
どんな
生活を送っていただろう
もっと
のんびり
好きな韓ドラ観れたかもな
もっと
ランチにも行ってたかもな
もっと
オシャレもして
ちゃんとメイクもしてたかもな
絵本が
進まないと
頭を抱えて
うーうー唸って
スッピンで
頭もボサボサになってゆく
集中しすぎて
血栓ができるんじゃないかと
慌ててスクワットをする
せっかく浮かんだ言葉
運転中だから
忘れないように
ぶつぶつ
ずっと呪文のように唱えて帰ったのに
お願い
今 おかえりって言わないで
あのね
わたし
１つだけ気づいたことがある
もしかしたらね
気のせいかもしれないけど
多分
わたし
めっちゃ幸せなんだ
Dear Taechan,
I wonder if I conveyed your message properly. I may not be able to do it like you do, but I will do my best to impart what I can to the children. Even now, I make mistakes, worry, and sometimes find myself unable to move forward. Please watch over me during those times. Your lively presence still exists in my life. Your message continues to support me. I look forward to the day we meet again.