UFURU CHILDRENについて
こんにちはUFURU代表の岡元光大です。
早速ですが、タイトルの通りUFURU CHILDRENについて紹介させてください。UFURU CHILDRENは、児童発達支援施設の開設をするためにInstagramのアカウントを開設しました。
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UFURU コーチングで得た収益のほぼ全てをこの児童発達支援施設開設・運営のために使います。
児童発達支援施設開設を目指す理由
なぜ、コーチングを提供している者が児童発達支援施設の開設を目指しているのか?そこのところを詳しく、説明していきたいと思います。
うちの子ども達
私には妻と2人の子供がいます。
年上の妻と、5歳の男の子、3歳の女の子の4人家族です。
うちの子供は、2人とも発達障害の疑いがあります。いわゆるグレーと呼ばれる子供達です。
上の子は、3歳頃まで発語がなく、健診のたびに「お名前なんて言うの?」と保健センターの方に言われて、私は心が苦しかった(悔しかったのかもしれません)です。
はっきりと覚えてはいませんが、たぶん3歳半頃に急に言葉を話しだして、今では一日中おしゃべりしていてうるさいほど、おしゃべりが大好きです。
下の子は、3歳半で未だ発語がありません。
厳密に言えば、発語がないわけではないのですが、「りんご、みかん、いちご」程度です。先日、3歳児健診でやはり「お名前なんて言うの?」と聞かれました。父としては、もう慣れっこで「発語ないんですぅ!」と強めに伝えておきました。
係員は「失礼しました!」とは言っていたけど、私はあの方の顔を一生忘れないでしょう。
そんな2人の子供を育てていくにあたって、療育施設は切っても切れない場所なんです。上の子がおしゃべりできるようになってきたのも、療育のおかげだと思っています。
下の子については、いつでも無表情だったことを考えると、人に興味を持つようになったし、笑顔が溢れてくるようになってくれて、施設の先生方には本当に感謝しています。
かゆい所に届かない制度
ただ、療育施設に通うにあたって、私はすごく歯がゆい部分があります。
子どもが2人とも療育施設に通っていますが、同日に違う施設を利用することができません。
私の勘違いや思い込みも含みますが
療育施設に行けば行くほど、子ども症状(特性)が緩和されていくと思っています。実際に、我が子の状態がどんどん普通の子に近づいているのを見ると、週に通えるだけ通わせたいと思うのが親心です。
しかし、それができません。
また、同じ施設に週に5日通わせたいと思っても、できません。
絶対秘密ね!と言ってやってるところが、全くないかと言えば、違うかもしれませんが、現実的にそれはないと考えていいです。
どんどん普通の生きやすい状態に、近づいてくる子どもを見ていて、療育施設に通わせたいと思わない親なんてこの世にいないと思います。
複数の療育施設利用
通わせたい!と思ったら、複数の療育施設に通わせる以外に方法がありません。しかし、この世の中にある全ての児童発達支援施設が、良いサービスを提供してくれているわけではありません。
こんなことをここに書いていいのかわかりませんが、場所によっては重度の子ども達を優先的に囲うような施設もあります。軽度の子どもたちの親には「もう大丈夫だから」と言って追い出すようなことをしている施設も私は見てきました。
だったら信頼できる施設に通わせたいと思う人がほとんどでしょう。
施設の良し悪し
施設の良し悪しは、ケアマネさんから聞いているだけでは、深くまではわかりません。正直なところ、施設の良し悪しだけでなく、ケアマネさん自体の良し悪しも影響が大きいです。
幸い、うちの子ども達は大当たりのケアマネさんに担当いただけたので、すごく良い支援をうけることができていますが、そうではないケアマネさん(経過観察など一切来ない方を指しています。)にあたった子どもたちもたくさんいるでしょう。
ここまでの全てを込みで考えて出した結果
自分の理想の療育施設を創ろうと考えました。
私が考える理想の療育施設
療育施設には、重度から軽度までたくさんの子ども達がやってきます。しかし、私が対象としたいのは軽度の子ども達です。特にグレーという呼ばれる子供たちの支援をしたいと考えています。
重度の子ども達をないがしろにしたいとか、そういった意図はありません。自分の子どもが今ぶつかっている壁は、おそらく日本中の同じような子ども達もぶつかる壁だと思います。
グレーの壁
※ここからは、これまで書いたことよりも私個人の主観が入ります。
グレーと呼ばれる子ども達は、健常者の子ども達とも遊ぶことはできますし、お友達にもなれるでしょう。
しかし、それは幼稚園・保育園までで終わるかもしれません。
小学校に上がる際に、グレーの子ども達は検査を受けます。
IQがいくつあるのかで、普通学級に通うのか?支援学級に通うのかが決まります。(厳密には、その地域の子どもの人数が多いと、低IQでも普通学級に通うことがあります。)
グレーの子ども達は、その微妙なラインの判定で支援学級に入ってしまうと、その後の学校生活で普通学級には入ることはできません。普通学級から支援学級へ入ることはあるようです。
これを読んでいただいている方は考えてみてください。
クラスの同級生が1年生の時は、同じクラスだったのに、2年生からは支援学級に移ったと知った子どもは、どんな風に思うでしょうか?
それだけなら良いです。
IQが低いということは、知能指数が低いわけですから、授業についていけなくなる可能性が高い傾向にあります。
選べるとしたら、普通学級と支援学級どちらを選びますか?
これがグレーの壁です。
簡単に判断できない
グレーの子ども達が通うクラスを、親は簡単に決められないでしょう。
そういった子ども達が、就学時に苦労しないように「こだわり」や「クセ」を和らげるために、療育施設はあります。
理想
私が考える理想の療育施設は
・グレーの子ども達への手厚い就学準備支援
・職員たちがある程度、満足できる給与
・週休3日制の導入
・従来の人員配置+α
グレーの子ども達への手厚い就学準備支援
その子によって、得意不得意があるのはみんな同じです。
しかし、普通の子たちができることをできない場合があります。
例えば
・癇癪を起しやすい
・イレギュラーへの対応が困難
・同じものしか食べることができない
・新しいことを嫌う
など
挙げればキリがありませんが、その子の特性によって学校生活を送ることが難しくなることも珍しくありません。
しかし、これを事前に先回りして準備しておくことができれば、子ども達も余計な混乱をしないで済みますし、親としても少しは安心できる部分が増えてくるのではないかと考えています。
更に、先回りしてできるようにしておくことで、子どもは自己肯定感を得やすくなりますし、今話題のEQが上がりやすくもなります。
職員たちがある程度、満足できる給与
介護福祉系の職業は薄給であることが多いです。
これは、小児が対象であっても高齢者が対象であっても変わりません。
そのため、介護福祉業界では慢性的な人手不足となっています。不況に強いとよく言われますが、慢性的に人手不足のため、言い方は悪いですが「誰でも良いから働いてくれ」の状態が続いています。
私が目指す理想の施設では、職員になってくれた方達の生活も支えたいと考えています。
これは、皆さんが総じて抱える悩みだと思いますが
「やりたい」「やりがいがある」が、残念ながら給与額に直結するわけではありません。社会貢献で、高いお給料がもらえるような世界だったら、最高なんですが、今の日本は厳しい状況です。
介護福祉の仕事がしたい!でもお給料が少ないから…
IT企業で営業やります
ルート配送やります
運転手やります
こんな人が五万といます。
もちろん、どれも素敵な仕事ですし、世の中に必要な仕事です。
しかし、それが本当にやりたいことなのかな?一回きりの人生なのに、そこに時間(命)を使っていいのか?と私は思ってしまいます。
このようなことから
たくさんのお給料を払うことは、おそらく難しい。
けれども、他で働くよりは多くお給料を払いたい気持ちです。
なぜなら、私の理想に共感してくれているであろう方達だから
週休3日制導入
介護福祉の仕事で、週休3日という求人をみたことはありますか?
それほど多くはないはずです。
先ほども言った通り、慢性的な人手不足ですから
週休3日の求人なんてものは、滅多にお目に掛かれないでしょう。
また、週に40時間の勤務が必要となる場合は、週休3日制にすると1日あたり10時間勤務が必要になるため、休みは3日あるが1日が辛いなんてこともあります。
これは、まだ構想段階ですが
私の施設では、原則週休3日にしようと考えています。
日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんが、諸外国では週休3日にした結果、幸福度が上がった、定着率が向上した、生産性が上がった、病欠が減ったと、詳細な数値とともに発表されています。
しかも、この研究に参加した企業は介護福祉系の企業ではなく、デスクワークが多い企業がほとんどです。
これを、介護福祉系の企業・事業所に当てはめて考えてみても、同じように数値が良化するのではないかと考えています。
従来の人員配置+α
従来の児童発達支援施設の施設基準として、専門職の方の配置や相談員などの採用が必要とされていますが、それに加えて下記の職業の方を配置したいと考えています。
・ABAセラピスト
・歯科衛生士
・管理栄養士
ABAセラピストに関しては、セラピスト資格の他に保育士などの資格を有していることが理想ですが、歯科衛生士や管理栄養士は、配置する義務はありません。
しかし、発達障害のある子ども達は、歯磨きすることですら難しい場合があります。口が感覚過敏で、歯ブラシを口の中で動かせない子や、舌が感覚過敏で、少しでも歯ブラシが当たると、その日は歯磨きができないなど
また、栄養面でもこだわりが強く決まったものしか食べることができなかったっり、食べられていた物が何かをきっかけに一切食べなくなったとか
そういった面も、施設でカバーしたい思いがすごく強いです。
発達障害を持って生まれた子どもの親御さんへ
私は、ここまで書いたような内容の児童発達支援施設を作ります。
正確には、児童発達支援施設+放課後デイサービス(小学2年まで)を作ります。ここで、生活の基盤を整えて、少しでも生きていきやすくなるよう支援させてください。
正直、制度の関係で歯がゆい部分を取り除くことはできません。
そのため、私なりのやり方として、保健適用外の児童発達支援も取り入れます。これは、保険が適用されないため、支援を受けていただくには、安くないお金をいただかなければなりません。
その分、他よりも優れた支援を提供していくつもりです。
よろしくお願い申し上げます。
この事業に対する思い
決して読みやすい文章ではないと思います。
ただ、気持ちが伝わってくれていたら嬉しいです。
今は、コーチング事業収益や自治体の助成金・補助金、国からの融資などでキャッシュをとにかく集めています。
別でクラウドファンディングなど検討していますが、クラウドファンディングでお金を集めた際のリターンを提供するのがおそらく難しいと考えおり、選択肢からは外そうと考えています。
あくまでビジネスですが
お金儲けのために施設を作りたいわけではないですが、お金がないと私と家族が生活ができないので、その分はいただくつもりです。
今増え続けている発達障害の子ども達が、今後の日本で少しでも生きやすくなるために、必ず施設を作ります。
親が子どもが死ぬまで、隣で見守っていてあげられたらいいのにと、何度も思いましたが、この世の中は原則、そんなルールではありません。
親はいつか、子どもから離れる日が来ます。
その時に、一人でも生きていけるように、生きていきやすくするために
発達支援はとても大切です。
賛同いただける方は、DMやコメント、Instagramなどでご連絡いただけますと幸いです。
私ならできる
絶対やる
ありがとうございました。