日本文化の美しさ
日本に住んでいてもそうですが、海外生活が長くなると、本格的な和食を食べたり、着物や浴衣を着たり、お参りに行ったりなど、日本的な文化からどんどん離れていく自分自身を感じていました。
バンクーバーで着付けを教えていただく
先日、バンクーバーで着物の着付けを習う機会がありました。
先生は台湾人の方で、日本とカナダで約30年ほど着付けの講師をされている方。教室は先生のご自宅で、畳の部屋には数々の着物や小道具などがきれいに置かれていました。
着物や帯以外にも、半襦袢(はんじゅばん)やお太鼓、何個もの紐など、数多くのパーツを先生と点検。先生と一緒に着付けていただき、2回ほど完成形までの練習を行いました。
着物を着たのは、10年前の友人の結婚式以来でした。
今回が初めてだったので慣れていないのもありますが、動作が複雑でやることも多く、脳みそと肩の筋肉がとても疲れました。
着物が普段着だった時代の人々は、こんなに手間のかかる動作を日常生活の中でやっていたんですよね。尊敬。
着物の着付けをして感じたのが、手順やさまざまなテクニックなど、動作一つ一つにスキルを要するし、日本ならではの厳しさがあるということ。
一方で、さまざまなしきたりやルールの中に、ピシっとした意識して創られた美を感じました。
一緒に参加していた女性も、着物を着ると普段の美しさが数倍増しになっているように感じました。
20代までは西洋の美しさに憧れていましたが、今は「日本の芯の通った美」にとても魅力を感じています。
他の文化の美しさもいいけど、日本人だからこその美しさに誇りを持っていきたい!
カナダで始めた酒粕スキンケア
とても不思議なご縁ですが、最近酒粕を使ったスキンケアを使い始めました。
酒粕を使ったバンクーバーを拠点とするスキンケアプロダクト「SAKE GLOW」のトナーと美容液、酒粕マスクを使っています。酒粕って肌にとても良い効果があるんですね!
このプロダクトを使い始めてから、30代になり悩んでいた乾燥肌や毛穴の開きも改善し、肌もワントーンアップしています。
日本の美しさを学んで、日常に取り入れていきたいところ!日本のかっこよさを発見していきたい。まずは日本の歴史を学ぶところから始めていこうと思います。