ニュージーランド・オーガニックのはちみつ農家でHelp Exchange
ニュージーランドの北島・Napier(ネーピア)のはちみつ農家さんでHelpX(ヘルプエクスチェンジ)をした記録です。
オーガニックのはちみつやプロポリスなどを製造しているはちみつ農家さんのファクトリー兼自宅に、約2週間滞在させてもらいました。
ファンキーなKiwiのオーナー
オーナーは50代後半くらいのKiwiの男性。20代〜40代にかけていろんな職種やビジネスを経験してきた方でした。船の船長やロンドンでのナイトクラブ経営を経てニュージーランドに帰郷。
その後、ニュージーの複数のコミューンで暮らし、自足的な暮らしを学びながら旅をした後、地元のネーピアに定住。9年ほど前から、現在のビジネスをスタートしたそう。
今後は、ニュージーに点在する島々に畑を作り、船暮らしをしながら、畑を巡回して自給自足することが目標だと話していました。
日々のスケジュール
滞在・仕事場は、住まい兼工房の工房でした。主なプロダクトははちみつで、それに加え、ミツロウのキャンドル、ミツロウと大麻を使った皮膚ガンや肌の治癒に効果のあるクリーム、プロポリスなどを生産していました。
私の仕事ですが、プロポリスを容器にひたすら詰める作業でした。時期によっては、キャンドルやクリームを作ったりする仕事もあるようです。フランス人男性ヘルパーは、巣箱についた巣を剥ぎ取る、力作業をしていました。
1日のスケジュールですが、朝10時ごろにスタートし、2時頃まで作業。仕事後は、オーナーのパートナーが作ってくれたランチを食べて自由時間という感じでした。
工房裏の小さなスペースでは、ミントや数種類のトマト、ケールやレタス、コリアンダーなどに加え、数種類のハーブを栽培していました。そこからパパッと摘んできて作るガーデンサラダ、チーズやハムなどを挟んだサンドイッチが毎日のランチでした。
自由時間ですが、私は車がなかったので、自転車でひたすらネーピアの街や近郊を散策していました。フランスのアール・デコ文化が根付いているネーピアの街はかわいらしい雰囲気で、独特でした。
お酒が大好きなオーナーで、夕方7時ごろになると、オリーブやチーズなどをつまみに宴がスタート。8時〜9時ごろにみんなで夕食後は、トランプやおしゃべりをしながら過ごしていました。
オーナーとの交流
独自の人生を生きる彼の経験を聞けば聞くほど、「すごいな。。。」と思うばかり。地域のドン的な彼は来客も多かったのですが、それも含めてすごかったです。
「経験ないことを始めたい?やってみて学びながら進んだらいい。」
様々なキャリアを創造し、8年前に1から養蜂をスタート。トライアンドエラーで学びながら積み重ね、新たな方向に進もうとしている彼からの言葉が、胸に熱く残っています。
すごく温かい人たちだったのですが、夜中のパーティー感が私には合わず、約2週間で出てしまいました。
急に「もう出ようと思う」と申し出た私に対して、最終日には、巣箱に連れて行ってくれ、防護服を着て巣箱を取り出す経験までさせてくれました。優しい。。。!貴重な経験をさせてくれた彼に、今でも心から感謝しています。
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