10月某日 @鴨川 プチ・ノキノ喫茶室
とっても時間が経ってしまいました。活動(と呼べるかはわかりませんが)の記録です。
わたしが通っている、『世界文庫アカデミー』のとある講師の先生の授業が10月某日、鴨川河川敷でありました。
ものづくり、店づくり、場作りなど、これから自分自身でいろんな活動・働き方をしていきたい、と考えている人達の学校なのですが、そんなみんなに先生から色んな角度からアドバイスを頂けるという授業でした。
幅広く活躍されている素晴らしい先生のパワフルな発想と言葉で、クラスメイトと共にどんどん熱くわくわくとしてきます。
天気もすごく良く鴨川のすぐそばで、本当に心がすっきりとする素敵な時間でした。
クラスメイトと鴨川沿いでコーヒーなんて、素敵じゃないですか。京都を中心に活動されている、喫茶結社(https://twitter.com/tera_s622)さんのさわやかコーヒーでほっこりどころの騒ぎじゃない。素敵な時間をありがとうございます。
かごいっぱいのビスケット
その日。
久々に会えたクラスメイト達にいよいよ自分のお菓子を食べてもらいたい!!と、焼き菓子を作って持っていってみました。
鳥取で活躍されている、kinacoさんの「ビスケ」を参考にして作ってみました。
・プレーンビスケット
・カルダモンのショコラビスケット
・ブルーベリービスケット
の3つです。
がりっとしてて、ざくっとしていて、しょっぱくてほんのり甘くて、シンプルなんだけど、3口目からなんだかクセになるような。
甘くなくて、小麦粉食べてる!!と思うようなお菓子やパンが好きなので、そんな味を目指してみました。
(乳製品・卵不使用です。)
それぞれあんまり説明を長々と書くよりも、食べていただける機会を一つでも多く持つ方が良いと思っているので味についてはいつか食べて頂けるときまで想像してみて頂けたら嬉しいです。
かごいっぱいに広げて、ピクニック気分を少しでも出せたかなぁとこっそり思っています。
それはそうと、聞いてほしいことが
険しい顔の息子ですが、機嫌は良いんです。抱っこで授業に参加してもいいなんて、不思議でありがたいです。
ここからは、お菓子とは関係のないこどものお話しです。実は今回、子連れで授業参加させて頂いたのですが、その時に感じたことをとっても長々と書きます。
今回の授業、予め校長先生に「生後半年の子ども連れての参加になりますが大丈夫ですか?」と聞いていました。
ありがたいことに、快くOKしていただいていたので授業に参加させて頂くことができました。
この時点で、普通の学校や習い事ではなかなかないことだと思います。
「子連れOK」と書かれているところでも、他の職員さんが預かってくださったり、職員さんの手が空いていないときは順番待ちだったり。
子どもを遊ばせるスペースはあるけど柵や境目がなくて、結局目が離せなかったり、そもそも冷たい目で見られたり…
どこへ行っても、「大丈夫ですか」などとあたたかい言葉をかけてくださることはすっごく多いですが「あぁこれできなくなったな」と感じることは実際とても多いです。
今回の授業では、びっくりするほど受け入れてくださって(わたしがそう感じているのでこのように書かせて頂いてますが、もしかすると不快に思われた方もいるかもしれません!ごめんなさい。そしてその方も、そんな所をひとつも出さず接してくださってありがとうございます!)、
「大丈夫ですか」の言葉よりも先に「手伝いますね」と力を貸してくださいました。(むしろそんな言葉もなくひょいひょいと手を貸してくださったんですよね)
それが本当にうれしくて、ありがたかったです。
「わたしひとり+こども」だったらできなかったことが、いろいろできちゃったんです。
荷物も運べたのも、みんなと一緒に移動できたのも、やっぱりひとりでは難しかったし諦めてたと思います。(結果、先生におやつ召し上がって頂けなかっただろうし、ヨガにも参加できなかった)
ふと、買いものに行った時のレジでのことを思いました。
娘2歳と息子6ヶ月を連れて、ベビーカーで買い物をしていると突然の睡魔に息子はベビーカー拒否→抱っこ紐も拒否→仕方なく抱っこへ移行。
眠くて大暴れの息子を抱えて、そんな時に限って財布が鞄の中でどこかへ行ってしまいなかなか出せず、あたふたしていると
「ほかにお客様いないのでゆっくりしてくださいね〜」
とほのぼのいわれ、すっごくすっごくありがたいのですが本音は
「めちゃくちゃ申し訳ないしできないのもわかってるんですけど5秒間だけでいいのでだっこしてもらえないですか………」
でした。
もしくは、
「盗難とかもうぜんっぜん心配してないのでどうぞ鞄から財布探してください」
です。
もちろん、できないのもわかってますし、(わたしがレジの人でも絶対同じ対応してる)レジの人もやっていいことやマニュアルがあるだろうし、絶対無理なのわかってるのですがめちゃくちゃ正直な気持ちはこんな感じです。
そしてそんなこと思ってしまう自分に心苦しくなったり。そんな場面ってたくさんあります。
今回、そういうことがなかったことが不思議でした。
みんながさらさら〜っと、なんでもないことのように手を貸してくれて、校長先生も、「○○さん〜してあげてね〜」とフランクでスマートで。
なんだか不思議な感じですよね。
クラスメイトがとびきり優しかったのかもしれないし、そんな雰囲気にさせる世界文庫アカデミーがすごいのかもしれないし、みんなが少しずつ我慢してくれたのかもしれないし、これら全部少しずつなのかもしれないけれど。
わたしには「〜〜だからできた!」とか、社会は「〜〜であるべき!」などという、「〜〜」の部分はまだよくわかりませんが、
「普通だったらなかなか難しかったことを、させてもらえました」
というのがすべてでした。
とっても美人のカメラマン、ansoonaさん(https://twitter.com/ansoona_film)が息子との写真を撮ってくださいました。美人すぎて驚きます。わざわざビスケットのご感想のメッセージまでくださる素敵な方です。
この場を借りて、本当にありがとうございました。
おわり
授業以上のいろんなことを学ばせて頂いているこの1年。
だんだんと、軸はこれなんだなぁとわかり、自分でも納得できるようになってきました。
みなさんのおかげ様であることを忘れず、スローペースながらも少しずつ進んでいきたいと思います。
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