俺という失敗例から学ぶ:低予算&知識無しでもDTMがしたい!(周辺機材編③)

こんにちは、気温気圧差で一生調子悪いのとアニメの一気見楽しい時期に入ってしまいました、怠惰の化身です。ヒロアカ7期とリコリコ2期はまだですか発狂しそうです
前回が結局オーディオI/Fの話で終わっちゃったので、今回はその他諸々の周辺機材について、頑張って作業効率とモチベのアップ…というよりお金の浪費を抑えてモチベダウンを防ぎましょうって内容です。


1.MIDIキーボード/コントローラー

・極論「割と要らない」

現在使用しているのはAKAIのMPK mini MK2。音確認とツマミでたまにオートメーション書く用だけなので25鍵で今のところ十分。

とりあえず始めたばかり&実際に演奏してどうこうの作曲じゃなければ要りません。制作15年超えの今でも↑をようやく半年前、それも中古品で手に入れた上に一部のVSTを除き大してフル活用できてない例が私です。長らくマウスでポチポチ期間が長かった&手法的にもピアノロール上のノートや波形を細かく切り刻むのがメインという理由からですが、少なくとも打ち込みメインであればDAWの挙動を熟知するまでは急ぎで買う必要も無いのかな?とは思います

・勿論メリットはたくさん有る

それはそうw 制作効率化のための強い味方には間違いありません
最大のメリット、鍵盤一つで選んだ音源の出音がすぐ確認できます。通常のシンセはもちろん、ドラム系の音源のような鍵盤ごとにに楽器が割り振られるもの、アルペジエーター系のプリセットや代表的なものだとUJAM製のVST(最近導入したけど音のクオリティも時短効率化もこれはヤバい、本当にヤバい)のように鍵盤ごとにシーケンサー(自動演奏)のパターンが割り振られているものだととんでもない時短ツールに化けます。
また録音設定で演奏した音は実際の音=波形、実際のピアノロール上のノートとしても出力/入力できるので、鍵盤系の演奏に多少なり覚えがある方なら作業が格段に楽になります、コード進行確認では特に重宝。ノブ(ツマミ)が付いてる機種で有ればVSTのパラメータとも連動させられるので、マウスで画面上でちびちび弄るよりも手動でダイレクトにオートメーションやイベント(=いずれもパラメータを再生に伴い変化させる指示)も楽に書けます。
ちなみにメロディ重視なものを作りたい+鍵盤の演奏には自信がある+デスク上のスペースに余裕が有れば鍵盤が多いものを選びましょう。

・DAWとの連動で挫けない

前提として中の人の英語レベルは中~高校生程度、英文は簡単なものは見て分かる程度だが難しいもの&自ら書く際は翻訳嚙ませないと無理、日常会話に至っては論外(更に余談として英検3級を2回連続であと1点足りず不合格という不名誉な記録持ちですw)。この点はCubaseStudio Oneのような日本語に対応したDAWが格段に有利ですが、そもそもMIDIコン含む外部機器との連携で「???」になって詰む/最低限の機能しか使えてないってなるのがつらい所です。FL Studioは日本語のマニュアルこそ有れど、DAWそのものは全部英語なので、マニュアルやネット上の有志の方々の解説と照らし合わせて確認・実践するのがとっても大変。実は大昔にもkorgのnanoKONTROLを買った事が有るんですが、ロクに使えず手放してしまった理由の一つがこれです。
MIDIコンとの連動や、実際の録音や演奏/操作した通りのノート打ち込みやオートメーションの書き方、また演奏で打ち込んだズレを直すクオンタイズの仕方など、すぐに思い通りの操作で便利に使いこなせるかはDAWの熟知度と英語の読解力に掛かってます逆にここをクリアしてしまえば慣れも早いと思うので、こればかりは「まぁその…頑張って」としか言えません。
MIDIコンに限らず、DAWやVSTは当たり前のように英語の連続なので、英語は出来て損は無いです。これ書いてる人は英語力皆無なので、長い年月かけてちびちび必要最低限の用語を身に着けるといった苦行を味わったので…。

2.その他デバイス

・トラックボールは残念ながら…

よくPC操作の利便性で話題に上がるのが「トラックボール」で、先日私も物は試しと思って安い親指操作型のトラックボールを買ったんですが見事に失敗しました。先述した通りノートや波形の細かい切り貼りがメインなので、指でカーソルの微調整が全然出来ずストレス、じゃあ感度を下げてとなると、今度は画面上でのカーソルの移動に支障が出て更にストレス、効率ダダ下がりでした。恐らくKensington辺りから出てるボールがデカめで高価なヤツなら使用感はまた違ってきたかも知れませんがそんなお金は有りません。FPP/TPPゲームでも精密な視点移動や射撃はコントローラーの指操作よりマウスの腕操作に分があるのは痛いほどよく分かってたので(せっかくAPEXを一時期やってたのに何故頭から抜けていた…?)、少なくとも「細かいエディットがメインになりそう」であればマウスの方が良いと思います

・左手デバイスやマウスのボタン割り当て

DTMでも当然多用しまくるのはキーボードのショートカット。特にコピペやリドゥ/アンドゥは必須。そこで有ると便利なのがショトカを割り当てられる左手デバイス…ですが困った事に大体高い。Razer TartarusTourbox NEOなんかはよく見かけますが、もしゲームやイラスト、動画制作などDTMより先に別の用途で入手済みの方はDTMでも引き続き活用してしまいましょう
そうなると必然的にボタン割り当てで一番安価且つ効率的になるのがマウス最低限5ボタンの物なら、一番使う頻度が高いリドゥ/アンドゥはとりあえず割り当てられます。もっとボタンが多ければ切り取りコピペ・再生/停止も割り当てちゃいましょう。たったこれだけですが全然効率違ってきます。高いデバイスの選択肢を出すのははこれで物足りなくなってからでも良いと思います。

以上、そんなに中身も無いですが周辺機材についてはこんな感じです。過去記事の通り『まずはPC・次にDAW』が圧倒的に金かける優先順位高いので、多過ぎて次回に回さざるを得なくなったオマケの失敗談を見て呆れながら周辺機材についてはよく考えての購入を検討してみてください。