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CloudFlareの強力なセキュリティ機能で簡単にリスト型攻撃対策を行う方法

機能概要

Exposed Credentials Checkは、ログイン試行時に入力された認証情報が過去に漏洩したものかどうかをチェックします。これにより、クレデンシャルスタッフィング攻撃を防ぐことができます。

設定方法

  1. ZoneレベルとAccountレベルの2種類の設定があります。

  2. Cloudflareダッシュボードから簡単に有効化できます。

  3. APIを使用して、より詳細な設定やカスタマイズが可能です。

動作の仕組み

  1. ログインリクエストを受信すると、認証情報をハッシュ化します。

  2. ハッシュ化された情報をCloudflareのデータベースと照合します。

  3. 漏洩した認証情報と一致した場合、設定に応じてアクションを実行します。

プライバシー保護

認証情報は暗号化されたハッシュとしてのみ処理され、平文では保存されません。これにより、ユーザーのプライバシーを保護しつつ、セキュリティを強化しています。

モニタリング

  • Cloudflareのダッシュボードでログやイベントを確認できます。

  • Grafana Cloudを使用して、より詳細な分析が可能です。

まとめ

Exposed Credentials Checkは、クレデンシャルスタッフィング攻撃からウェブアプリケーションを保護する強力なツールです。設定が簡単で、APIを使用したカスタマイズも可能なため、様々なニーズに対応できます。プライバシーにも配慮されているため、安心して利用できる機能といえます。インフラエンジニアとして、この機能を理解し活用することで、アプリケーションのセキュリティを大幅に向上させることができるでしょう。


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