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ゲーセン店員時代の話②
UFOキャッチャーコーナーを担当するようになり
初めは主に
・景品の補充
・お客さんのアシスト
(景品の起き直しやアドバイス)
・データ取り
(景品がいくつ取れたか、筐体に入った金額)
などをやっていました。
このデータ取りで得た個数と金額で
ひとつあたり何円でゲットされているかを計算し
少しずつ設定を変えるなどしていました。
お客さんに取り方を聞かれるのは日常茶飯事で
その時答えられないと困りますから
UFOキャッチャーの設定をした、仕掛けを作った店員に
取り方、狙い方を聞いて
自分でプレイして練習します。
自分は毎日やっていました。
お客さんに
"言われた通りにやったのに動かない!"
とよく言われるからです。
自信をつけるために練習していました。
(実際にプレイして見せるのはNGでしたので、口頭でのアドバイスと手で動かして見せるのみ)
…で、そうやって毎日UFOキャッチャーをプレイし
仕掛けの攻略法を知り、
この景品の形ならここを狙う
この景品なら確率がこなくてもゲットを狙える
そういったことを知りました。
また、設定しているのはあくまで人間なので
うっかりすることもしばしばあります。
働いていた店でも何度か
店員のミスで取れ放題状態になったり
逆に、いくらかけても取れなかったり
新入荷、設定したての景品にありがちでした。
攻略法をある程度知っている
毎日のようにUFOキャッチャーをプレイしている
店員のミスで取れやすいことがある
そんなことを知ってしまって
それを他店で試したくなるわけです。
ゲーセンで働いていて
毎日UFOキャッチャーをプレイしているのに
仕事終わりに別のゲーセンへ行き
働いた分を全て無駄にするように
UFOキャッチャーで腕試しをしていたわけです。