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[北陸旅行] ほたるいかミュージアムに、ほたるいかは居なかった

ダイオウグソクムシが居ました。

ではなくて。

旅行日:2020/10/11(日) ▶︎翌日 ▶︎翌々日

富山初日

黒部峡谷と、立山黒部アルペンルートを目当てに始まった富山旅行。初日はまぁ、なんと言うか、行程のおまけみたいな感じ。

初めて、チケットレスで新幹線を予約してもらい、改札のスムーズさに感動するも、号車や座席を確認するのに毎回スマホで見るのは逆にちょっと面倒。

私は富山2回目、旦那は初富山ということで、初日の行き先は旦那がガイドブックをぱらぱらして決定。
お昼は富山ブラック。その後は、富山市内観光、ではなく、滑川のほたるいかミュージアムへ。

私、食料としてのイカ嫌いなのだけど。

なめりかわとほたるいか、なんか響きが似ている

滑川市は富山市の隣に位置し、富山湾に面する。
「ほたるいかの群遊海面」は特別天然記念物。
ほたるいかそのものが天然記念物な訳ではないので、食べて良いらしい。

富山駅から滑川駅までは、あいの風とやま鉄道で3駅。駅からはまっすぐ海に向かって歩いて徒歩10分弱。
歩行者が全然おらず、果たしてほたるいかミュージアムに行く人は居るのかと不安になってくる。
と思ったが、駐車場にはそこそこ車があった。
隣が道の駅にもなっているので、電車ではなく車で行く場所のようだ。


入館料は620円。
受付の方「現在ほたるいか居ませんが、よろしいですか?(的なニュアンス)」

居ないのか。

でもここに来るために滑川に来たのだから。

館内は二階建てで、ほたるいかの生態や漁の仕組み、ほたるいかと滑川の歴史などが紹介されていた。
途中シアターで、ほたるいかがいない理由が判明。

ほたるいかのいる季節は春、スタッフさんが毎朝2時3時の漁に同行し、採ってきたほたるいかを展示している。そしてほたるいかは1年以上の飼育に成功していないとのこと。

スタッフさんの勤務体系どうなっているんだろう。

タイトルは誤解を招く表現だ。
春は毎日の採れたてぴちぴちが展示されている。
行った時期が悪かった。

ほたるいかの発光ショーとかほたるいかとの触れ合いは出来なかったが、プランクトンの発光ショーと、海老や蟹とは触れ合えた。

食料としてのほたるいかとの触れ合い

ミュージアムの隣には、レストランやカフェがある。道の駅もある。

富山ブラックの後だったので、もちろん蛍烏賊御膳なんて無理。ここはささやかな触れ合いに。

ほたるいかのフライ(5個入り) 380円。
衣は揚げたてサクサク。
いかをはじめとする食料としての軟体動物が嫌いな私だが、言われなければなんのフライかよく分からないままに食べられた。
試食で食べさせてもらったほたるいかの燻製は、意外にも美味しいと感じた(←失礼)。
あれだけ小さく縮んで乾いて軟体動物感が無くなっていれば、問題ない。。

* * * * *

1時間に1本程の電車に合わせて駅に戻り、この日の宿の宇奈月温泉へと向かう。

富山地方鉄道の滑川駅は単線。そろそろ来るかなと待っていて、来た電車に乗ったら、逆方向だった。
でも隣の中滑川駅は特急が止まる駅で、次来る宇奈月温泉行きが特急で、差し引き15分程度のタイムロスで済んだので、まぁ結果オーライ?


ほたるいかミュージアム自体はそんなに大くもなく、1時間もあれば十分に見終わる。
後はカフェやレストラン、道の駅のお土産売り場、建物すぐ裏にある海際や足湯で電車までの時間の調整はしやすい。
富山付近で3時間ほど時間を潰したい、という場合の候補にはなるだろう。

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