[出張ついで旅 京都編] 早朝の嵐山散策
連休最終日の翌日。
嵐山に宿泊し、昼からは大阪で仕事というスケジュール。前日は早めに就寝したので、朝からもぞもぞと動き出す。
旅行日: 2020/11/24(火) ▶︎前日
日の出とともに
昨夜渡月橋にかかる月を眺めたので、朝日も眺めようと思い、6時20分頃に宿を出る。
山間に雲が沈んでいる。
流石に朝は寒いが、早朝ランニングをする人が結構いる。
徐々に色づく橋の向こう。
6時40分。多分日が出た。
こんな朝早く、寒い中、渡月橋の上にウェディングフォトを撮っている人達のシルエットが見えた。
どんな写真が撮れたんだろう。
6時50分。
普段は絞り開放で撮ってばかりいるが、ネットで絞ると良いと書いてあったので目いっぱい絞ってみた。
ウニウニになった!一つ学習。
6時55分。
びかーーっとなった写真を調子に乗って旦那に送りつけた。
流石に気温6度でじっとしていたので寒い。
ウニウニも取れたので動き出す。
嵐山公園を登り、竹林の道へ。
大学の卒業前に中国地方一周のスタート地点として立ち寄って以来か。
7時15分、人がいない。
良い。
と思ったら向こう側から犬の散歩のおじさんが歩いてきた。下り坂を進んでいくと、ちらほら人が来る。
無人の道は一瞬だった。
天龍寺早朝参拝
天龍寺は、高校の修学旅行以来二度目。
この階段の所で、クラス写真を撮ったのが懐かしい。
方丈の龍の絵を仰ぎ見て、爪の数について知ったのもその時だった。
庭園の早朝参拝は、朝の7時半から。
開門直後は人も少なく、ベンチに腰掛けたりしながらのんびり朝日に照らされるお庭を満喫。
良いお天気だ。
日が昇るとともに陰がダイナミックに動く。
仰ぎみれば木々の葉と、足元には散り紅葉。
なんと彩り豊かなんだろうか。
自分の中の秋の色が、塗り替えられた。
パンとエスプレッソと嵐山庭園
さて、そうこうしているうちに8時15分をまわった。
8時半から天龍寺の方丈なども開門するが、朝ご飯は8時開店のお店に行こうと思っていたので向かうことにする。
8時20分到着。
が、すでに待機列。
名前を書いて、縁側で待つ。
まさか朝からこんなに混んでいるとは思わなかった。待っている間にも、次々とお客さんが来る。
30分ほどして、漸く朝食にありつけた。
当初の考えでは、8時開店直後に朝食を食べて、一度宿に戻ってチェックアウトして荷物を預かって貰って、再度宝厳院に行こうかなんて考えていたけれど。
頼んだカフェオレとサンドが出てきたのは9時過ぎ。
無理だな、と諦めてのんびり朝ご飯タイム。
美味しいのと居心地が良いのでのんびりしてしまった。
時刻は9時40分。
チェックアウトは10時だ。早く戻らねば。
せかせかと渡月橋を渡り、宿に戻ったのは9時45分。
防寒にと着込んでいた服を着替え、荷物を片付けてチェックアウト。
11時前の電車で大阪へ向かおうと思っていたが、早く向かうのもなんだか勿体無い。
Googleマップで10時開店の近場のカフェを探し、開店と同時に入店。
あぁ、本当にいい天気だ。
このまま荷物を預けて観光したい。
そんなことを思いながら、美味しい珈琲を片手にPC開いて仕事をするという、風景に似合わないことをしてしまった。
その後は予定通り11時前の電車に乗り大阪へ向かい、ホテルで荷物を預けて昼食を取り、午後からの仕事へ向かった。
* * * * *
まさか平日の朝からあんなに人がいるなんて、秋の嵐山恐るべし。
久し振りの嵐山だったが、やはりまだまだ訪ねたことのない寺社も多く、半日なんて全然足りなかった。
行けば行くほどまた行きたくなる京都。
松尾や桂など、次はそっち方面を攻めようかな。