
IMMAF 2025 ヨーロッパ選手権
はじめに
今月の14日から23日までIMMAヨーロッパ選手権がセルビアのベオグラードで行われました。
今回は、自分の興味を持った部門についてまとめてみました
ジュニア バンタム級
アゼルバイジャンのAlakbar Makhmudovが3回戦ではフランスの強豪Murisに勝ちトーナメントを制しました。
一回戦を観てMakhmudovは強いなと思っていましたが、まさかフランスの強豪Murrisに勝つとは思っていませんでした。
フェザー級
フランスのAllan Landouzyは今年の1月のHexagonで同じくフランスの人気ファイターPaul DenaことPaul Denis Naveroに敗れましたが
見事予選を圧勝し優勝しました
去年Rashidovに敗れましたがやはり強い
ライト級
ブルガリアのAngel YankovとベルギーのRachman Tchekuyevが、自分の推しのタジキスタンのRahimzodaに負けたカザフスタンのShinbayevに負けた同士の対決でYankovがユナ二マスで勝ちましたが、
1、2R競ってたからスプリットにならなかったのかが分かりません。
なんでTchekuyevは普段戦ってるフェザーで出なかったんでしょう。
少し注目していたアマの戦績のいいモンテネグロのNemanja Mandicも出ましたがあまり良くなかったです。
スーパーライト級
Karpenkoは去年の世界選手権よりよく見えてました。
中でも一回戦で、去年の世界選手権のジュニア スーパーライト級チャンピオンのアルメニアのSpartak Mikayelyanのフィニッシュ出来なかったToskovicをフィニッシュしました。
Negru、Mikayelyan、Utuenovと二人とは無理だろうけど見てみたいです
ポーランドのACLのチャンピオンのMaryniakに注目してましたが、銅メダルを獲得しましたが思っていたほど良くありませんでした。
スーパーウェルター級
ベルギーのMohamed Emin Abdulkhazievが自分の注目してるスロベニアのChrill NegruをTKOで下しました。ですがこれは明らかに止めるのが早過ぎる気がしました。まあIMMAFはアマなのでストップが早いのは仕方ないかもしれませんが
Abdulkhazievの試合をこのイベントの前に予習で観ました
打撃はサウスの前手のパンチと奥足の蹴りぐらいしかなく、テイクを取られたらこて巻やそこからの投げで対処し上を取ってアームバーやニーバーを狙うが、テイクダウンされて上を取られてグラウンドコントロールされたら何も出来ず、踵で相手の尻を叩いたりしたからパンチを打つぐらいしか出来ません。
試合を観ていて、寝かされたら何も出来ないRIZINの萩原京平や元UFCのロベリス・デスパイネを思い出しました。
上の2024年のLFL New Talents 9では2勝2敗の選手にグラウンドで3Rコントロールされて、6勝4敗で今大会のシニアで一回戦で負けたIlias Alikhadjievと酷い試合をしてたので全く良いとは思えませんでした。
多分Negruがあのまぐれがなければ勝てた試合だと思いました。
相手の対策のあまり出来ないアマチュアMMAだからこそ、あのまぐれは起きたんでしょう。
同じくベルギーのSaid Akhmed Omarkhazayevが、ウクライナのEvegeny Kabanetsをテイクダウンしてコントロールしたのを観て、
決勝のAbdulkhazievとOmarkhazayevの試合は、自分はOmarkhazayevが3Rテイクダウンしてグラウンドコントロールして勝つ予想をしていましたけど、試合はその通りに進みました。
Abdulkhazievは弱点が分かっているのでこのまま多分プロで通用しないだろうし、Omarkhazayevも寝かしたり、ケージに押し付けたりばっかで一次元的な選手なので、このままじゃプロで通用しないでしょう。
Negruは六月のBraveで次戦が決まってるので、そこで更に良くなって戻って来て欲しいです。
ミドル級
5勝6敗のドイツのOskar Sennewaldが階級を上げ、去年の世界選手権スーパーミドル級優勝のルーマニアのStefan Lobodaが試合を没収されたので決勝まで進み、イタリアのDaniel Bucurと戦いBucurが勝ちました。
BucurはTapologyでルーマニア国旗が載ってることから、ルーマニア系なんでしょうか。
なんでベルギーのAbdullah Vitushevは一回戦にJonathan Tambweは準決勝に出なかったんでしょうかね。
シニア バンダム級
アゼルバイジャンの去年のロシアのRussian MMA Unionの主催するMMA Worldで優勝したSahil Shakirovがトーナメントを制しました。
これでジュニア、シニア共にヨーロッパ選手権をアゼルバイジャン代表が制しました。
フェザー級
自分のアマチュアの推しのタジキスタンのRahimzodaに勝った、ウクライナのMilan Nikolenkoが2024ヨーロッパ選手権を制したElberをギロチンで下しトーナメントを制しました。
Elberは宣言通りプロに転向するんでしょうか
ライト級
29歳のジョージアのRamzan Malkoeviが準決勝でポルトガルのAxel FurtadoをマットヒューズポジションからのパウンドでTKOし決勝でMykolas Korsakovasを判定で破り金を獲得しました。
スーパーウェルター級
セルビアのOgnjen MicovicかウクライナのBohdan Voloshynがトーナメントを制すると予想していて、Micovicが負傷で準決勝を欠場し、決勝でVoloshynがドイツのSedat Demirを下し優勝しました。
Abdulkhazievと競ったベルギーの6勝5敗のAlikhadjievは一回戦で、フィンランドのTim Leskinenにユナ二マスで負けました。
最後に
自分の興味持って観た部分にしか書いてませんが、
ここまで読んでくれてありがとうございました。