愛するは愛されるよりも美しく すべてを幸せにする

私、断言して言えるんです。

本質が完全であるように、私も完全であり、
あなた方も完全でありなさい。

それは完璧な法則の道ですよ。
法則には分離・差別なんて一点もないんです。
あの人ゆるせない、嫌い、憎いという、
その思い、言葉なんて、その法則のなかには一点もないんです。

すべてが完全でありますように。
すべてが幸せでありますように。

それしかないんです。本来は。しかし、それだけでは光話にならぬゆえに、あの言葉、この言葉を探し、皆さんの前で話すけど、愛のみが実在なんですよ。

縦横に織りなす糸は美しい布となります。
じゃあ、人類が縦横に織りなす愛は、何となりましょうか。

そこには戦争、奪い合い、傷つけ合い、殺し合いもない。
一人一人が幸せになりますよ。
世界が平和となりますよ。

縦横に織りなす糸は美しい布となります。
縦横に織りなす愛は、すべてを幸せに、すべてを喜びに。
世界平和に。

これが本来、我々があるべき姿なんです。

愛するは愛されるよりも美しく、すべてを幸せにする。

だから私には、一点の苦しみもない。悩みもない。
不調和もない。

何があるんだろう？

すべてを愛しているゆえに、
すべてから“愛”そのものが跳ね返ってくるんですよ。

もちろん、私が、たとえばＬさんを愛しても、Ｌさんは私を憎んでいるかもしれないよ。
うらんでいるかもしれないよ。私を裁いているかもしれないよ。

しかし、私がＬさんに与えた愛、愛している愛は、
どうであっても、“私”に跳ね返ってくるんですよ。

これが法則なんですよ。

この世の中、80億の人間の中には、私を嫌いな人間もいると思いますよ。
私を非難している人間もいると思いますよ。
私を常に言葉で裁いている人間もいると思いますよ。

しかし、私が、その者たちを愛で包んでいるかぎりは、
その者たちが私をどんなに憎んでいようが、非難していようが、
必ず、私に返ってくるのは “愛”しかないですよ。

皆さんもそれを知ることができれば、素晴らしい人生を歩いていくでしょうに・・・と私は思うんですよ。
それを皆さん、見失っているんですよ。

だから私が、この真理をスタートした時ですよ。
ある友だちと争っていました。

その友だちが、
「私は今日、一人を完璧に愛しましたよ」と言えば、

「私は5名」。

負け嫌いでしたから。良い方向にいきましたよ、その負け嫌いが。
その友だちが「私は10名愛した」と言うならば、
「私は50名」。
数字で１、２、３、４・・・では、もうキリがない。
とうとう私は何と言ったんだろう？

「私は無限にすべてを愛します」と答えましたよ。

そのとおりですよ。
今は、無限に“愛”が、私に跳ね返って、私は、永遠の至福を味わっています。

私が皆さんを真似ることが不可能なことがたった一つあります。

皆さんの人生は苦しい。なんて苦しい人生なのか。
しかし、私に「苦しみを味わってみて」と言ったって、苦しめないんですよ。絶対にこれは、皆さんの真似をすることはできないんですよ。味わうことはできなんですよ。

なぜならば、もう「本質」を知ったんですよ。
本質には、苦しみという思いも言葉もない。
悩みという言葉、思いもない。
不調和という言葉、思いもない。

本質は、ただ無限の至福と喜びと安らぎなんですよ。
皆さんにそれが今の今、今日の光話が理解できるならば、
今日の今日からもう根源に至りますよ。

目を閉じていても、食事をしていても、ヒーリングをしていても、光話をしていても、コンマ何秒も止まることのない、その至福がわが内から渾々と湧き出てくるんですよ、泉のように。
「止まれ」と言ったって、止まりませんよ。私が皆さんを愛しているかぎり。

じゃあ、私が「愛している」と言うのは、
皆さんが、「本質そのもの」であることを常に意識し、で、「本質」であることを観て、「本質」であることを感じ、本質のなかにあなた方を置いているんですよ。

だから私のなかに、病人、健康な者、
迷い人、悟り人、
善人、悪人も実在しませんよ。
完全であるあなた方ほかに私のなかにはいませんよ。

これを、

すべては美しい。
すべては素晴らしい、

と言っているんです。

2024年6月16日 光話『久遠の生命』より