愛こそがすべてを癒す完全な波動
皆さんは毎日のようにニュースを見せられて、ウクライナやロシアや、いろいろな所で、戦争で、戦い、殺し合い、傷つけ合い、奪い合い・・・見ていると思うんです。
戦争で、戦い、殺し合っている相手方をどう攻めたって不可能ですよ。攻めたって変わらないですよ。なぜ?
本人たちは目覚めようとはしないんです。
あたかもこの肉体という自分が偉い。
肉体という我が正しい。
そう思い、生きている人間を皆さん、変えることができると思いましょうか。
そういう人たちを裁いたり、文句を言ったり、どうしたって立て直しは不可能です。
そういう方々には、皆さんの裁きや非難や批判や罵りや怒りではなく、
皆さんの“愛という波動”が必要なんです。
私はこの何十年間で愛の波動がどれほどの力をもっているのか、どれほどの智慧をもっているのか、それは体験から皆さんの前で語るんですよ。
縦横に織りなす糸は美しい布となります。
縦横に織りなす愛はすべてを幸せに、すべてを喜び、すべてを至福に導きますよ。
今、この地球というこの環境に必要なのは、
悪いことをしている人間を裁くという波動ではなく、怒りや、そのうらみや、その波動ではなく・・・
愛の波動の欠乏なんですよ、この地球は。
今、Lさんが皆さんが見れば悪いことをしているとしますよ・・・人を傷つけたり。
じゃあ、皆さんがLさんを裁けば、怒りを向ければ、うらみを向ければ、Lさんは変わると思いましょうか。
愛は戦争を癒します。
愛は憎しみ、怒りを癒します。
皆さん、今までこの地球誕生以来、戦争で平和を勝ち取ろうとして、もがいた国々は世界にいっぱいありますよ・・・戦争で平和をと。
戦争は、平行線どこまでも戦争は戦争であって、戦争から平和なんて確立することは不可能です。
怒りに怒りを向けて、克服できると思いましょうか。
怒りの者に怒りを向けても、そこにもっと破壊的な波動を生み出すだけですよ。
たとえばウクライナ、あるいはロシアの戦争、またどこどこでも戦争をやっているだろう。で、その戦争で家族を失った者、兄弟姉妹や親や子や、友だちを失った方々は、
怒りという波動を放ちます。
憎しみという波動を放ちます。
あるいは悲しみという波動を放ちます。
苦しみという波動を放ちます。
その波動は輪をかけて、この地球に、怒り、嫉妬、あるいはうらみ、憎しみ、悲しみという波動で積み重なったとき・・・
この地球に天変地異・天候異変、皆さんが想像を絶するさまざまな現象を引き起こしているのはその結果ですよ。
素晴らしい地球であるためには、美しい地球であるためには。
私、ちょっと記憶があります。ある方が総理大臣になる前にはこのように訴えました。
美しい日本をつくりたい。
美しい日本を建設するためには、美しい世界を建設するためには・・・
美しい心からあらわれるんですよ。
憎しみや怒りや嫉妬からは生まれないんですよ。
うらみは、怒りは、嫉妬は、すべて破壊的な波動なんですよ。
破壊の波動は破壊を生み出しますよ。
愛こそがすべてを癒す、完全な波動なんですよ。
愛、愛というけど、私が愛と説いているのは、決してただ女性・男性が、愛し合っていること、まあこれも愛でしょうけど、ただ女性・男性の好き嫌いの愛を説いているんではないですよ。
愛とは命そのものなんです。
神性意識とは神の意識。霊性意識とは霊の意識。仏性意識とは仏の意識。
これ私は今、神性意識、霊性意識、仏性意識と三つを説いたけど、
三つは同じ意味、命なんですよ、命。
私は物心ついた時にそれを見出しているんです。
愛は、決してただ女性・男性の好き嫌いを“愛”と説いているのではなく、
命そのものに、創造の力、建設の力、すべてを生かす力、それそのものが“愛”であるということを見出したんです。
もちろん愛は無限ゆえに、私の言葉で「これが愛です」なんて説けませんよ。無限ですから。
無限の創造、無限の建設、無限の生かし・・・これを私がどうこう説けるものではないんです。
ただ我々は、無限の愛を、智慧を、力を、どの程度今生において顕現していけるんだろうかを学んでいるんですよ。
今生で無限のすべての顕現なんて不可能ですよ。
もし無限があるとするならば、どれほど我々は無限に一歩でも二歩でも三歩でも近づき、で、その顕現ができるかを我々は学び、そうあるように努力しているんですよ。
命そのものが無限の創造、無限の建設、無限の命の働きであるように、
そこに働いているのが愛として智慧であること。智慧として愛であること。
だから命は智慧なんです。命は力なんです。命は愛なんです。
2024年5月8日『人生は愛の種まき』より
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