中島美嘉 僕が死のうと思ったのは
毎日のように投稿しては間があく、典型的な三日坊主ですね。
衝撃のタイトル
ボイストレーナーYotuberのおしらさんの動画で、中島美嘉さんの「僕が死のうと思ったのは」を知りました。
彼女の曲は、ヒット曲を数曲聞いたくらい。
こんなにびっくりしちゃうようなタイトルの曲があるんだと驚きました。
伴奏の雰囲気の話
ファーストテイク、アレンジ版ということは重々承知ですが、良すぎますね。ピアノの弦楽器で低音の重厚感があり、泣きそうなボーカルの声が乗って、、、、。刺さるものがあります。
リリース版も聞きましたが、伴奏がポップめなので歌い方もそれに合っていて、重みはそこまでなくて逆にびっくりしました。ファーストテイクのアレンジのほうが好きですね。
作詞作曲のamazarashiさんのも聞きました。
藍井エイルさんも歌われていたんですね。彼女のカバーもとても良いです。
今回のアレンジは藍井エイルさんの雰囲気に近いですが、よりメッセージ性強めです。
歌詞の話
ウミネコが鳴いた、自分の誕生日に花が咲いた。ほんとうに日常の、普段なら見過ごしてしまいそうな小さな出来事で、死のうと思った、と歌詞が繰り返され、極限の鬱ソングかと思いきや。
真逆に、終盤、一人の人と出会ったことで、これから先も生きていこうとする思いが伺えます。
途中、辛い思いをしたきっかけであったり、決してきれいではない風景描写からも、この”僕”の追い詰められている具合も伺えます。
狭い世界のドンキホーテという表現も、素晴らしい歌詞ですね。
おしらさんもおっしゃってましたが、これはこれからの人生を考えるプラスに考えられる歌なんじゃないかなと思います。死んでしまいたいと思うことがこんなにささいなことなら、それが生きるほうに針が振るのも、きっとささいなことで変えられる。
子どもが生まれたことで仕事への意欲が変わるとか、もしかしたらそれに近いのかなと思います。