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にじさんじ甲子園をより良くするために1ファンが考えたこと

はじめに

まだ今年もやるかどうかわかっていないので気が早いかもしれないが、「にじさんじ甲子園」がより面白くなるにはどうすればいいのかということを、ファン目線で勝手に考えている。

もちろん、過去のにじさんじ甲子園は最高に面白かった。パワプロ、にじさんじ両方への愛を感じられる素晴らしい企画だと思う。不満なんてあるはずがないが、ここを修正すればよりよくなるのでは?ということを自分なりに考えているのでまとめていこうと思う。

課題

まず、にじさんじ甲子園を見ていて気づいた課題、といっては大げさだが修正の余地があるのでは?という点を挙げていく。

①試合に出場できないライバーが出てくる
②マンネリ解消

一つずつ課題について深掘りし、改善案を考えていく。

①試合に出場できないライバーが出てくる

個人的に一番惜しいなと思うのがこの点である。

一応ざっくりとにじさんじ甲子園の説明をすると、パワプロの"栄冠ナイン"モードで、ライバーたちを高校球児に見立てて育成し、3年間で出来あがったチームで対戦させるというものである。

このルール上ある程度仕方がないのだが、最終年に加入したライバー(1年生)は育成できる期間が少なく、能力が低いまま大会に臨むことになる。

すると、どうしても出場機会が得られないまま、大会が終わった選手が出てきてしまう。しっかりと調べたわけではないが、昨年は各チーム2~3人は出番の無かった選手がいたはずだ。1チーム16名ほどの編成なのである程度は仕方のないことなのだが、にじさんじという箱全体を巻き込んだ大きな企画なので、できれば一人一回は出番が回ってきてほしいと感じてしまう。

改善案1 監督となるライバーを増やす

最初に思いついた案がこれ。

昨年は130名ほどのライバーを8名の監督に分配しており、1チームが16名ほどになっていた。

ここからもっと監督を増やせば、スタメンで出られる選手も恐らく増えるはず。代打・代走の切り札やリリーフ投手も必要なので、1チームが12~13名ほどになるのが適当だろう。なので監督となるライバーを10名に増やすような計算だ。

デメリット
この案のデメリットは、監督の数が多くなると単純に試合数が多くなり、運営が難しくなるということ。昨年以上に、主催の舞元や天開司をはじめとする運営陣に大きな負担がかかってしまう。

また、各ライバーが行う育成配信を追うのが難しくなりそう。ガチで追っている人にとっては、時間が足りなくなってしまうかもという懸念がある。


改善案2 球数制限

試合のルール変更でなにか出来ないかと考えた結果がこれ。

球数制限とは、その名の通り一人の投手が投げられる球数を制限するというルール。例えば球数制限が80球だったら、80球目を超えた投手はその打者限りで交代させなければならない。本来は、国際試合や少年野球等で投手の酷使を防ぐためのルール。

このルールにより、まず控え投手に出番が回ってくる確率が上がってくる。
それに伴い投手に代打を出す機会も増え、控え野手も出場機会が得られるはずだ。

デメリット
このルールのデメリットは、エース投手に頼りきりのチームが勝ち上がりにくくなるということ。現実の高校野球でも上がる問題だが、投手の層が厚いチームが圧倒的になってしまう。
これは予め周知しておき、育成を工夫すればある程度問題ないかもしれないが、昨年の叶の力投などのドラマは生まれなくなるのではという懸念もある。


改善案3 その他試合ルールの変更

他にもルール変更でなんとか出来ないかと考えると

・イニング数の増加
・選手の調子をランダムに

が思い浮かんだ。

単純に1試合のイニング数を増やせば出番が増えるし、選手の調子をランダム(おまかせ)にすれば絶好調の控え選手が起用されるケースも出てくるだろう。
時間がかかる、運に左右される要素が大きいというデメリットもあるが。

②マンネリ解消

にじさんじ甲子園2020,2021ときて、今年もやるとしたら三年目の企画になる(前身の企画から数えればもっとか)。

余計な心配かもしれないかも知れないが、ずっと続いて欲しいのでマンネリ化して視聴者が離れてしまわないか、等と考えてしまう。

もちろん、にじさんじの運営のことだから、新たに視聴者を楽しませるための工夫は考えていることだろう。
昨年も、海外のライバーも選手として使用できるようにしたり、監督の数を増加させたりと、前年から大幅にテコ入れが行われていた。

あくまで、一視聴者の戯言として、こういうのも面白そうかもと思ったことをまとめていく。

改善案1 トーナメント形式に変更

まずは、対戦方式にテコ入れをしてはどうかと考えた。
過去2大会の対戦方式はざっくり以下の通り。

・2グループに分かれて総当りの予選
・各グループの覇者が優勝決定戦に出場
・残りのチームは各グループの成績に応じて順位決定戦に出場

この方式に対しての不満は全くない。最大のメリットは、各チーム均等に試合数が保証されているということ。
現実の甲子園だと、1回戦で敗れたチームはその時点で大会が終わってしまうことを考えると、この方式は配信者・視聴者の両方に大きなメリットがある。

ただ、一応甲子園の名を冠しているのであれば、トーナメントの要素があっても良いのではないか。もちろん、全てをトーナメント方式にすると前述のように、すぐに夏が終わってしまうチームが出てきてしまう。

なので、例えば、簡単な予選ブロックを設けて試合数を確保し、その成績に応じて決勝トーナメントを組む、などの工夫をする必要がある。

あとは、国際試合で採用されているようなダブルエリミネーション方式(※)を取り入れても面白いのではないか。
※一回負けてもその時点では敗退ではなく、敗者復活トーナメントから勝ち上がるチャンスが与えられる。

デメリット

全チームの試合数を揃えるのが難しいのと、方式がやや分かりにくいのがデメリットか。

それでも、高校野球の一戦必勝の雰囲気を作り出しているのは、トーナメントという形式によるものが大きいと思うので、どうにか組み込んでくれないものか。


改善案2 補強選手制度

2つめの案は、社会人野球の都市対抗で採用されている、補強選手制度の導入だ。

私も詳しくは知らないのだが簡単に言うと、
全国大会出場チームが、同地区の予選で敗れたチームから有力な選手をレンタルできるという仕組み。

これをにじさんじ甲子園に応用して、決勝に進出したチームが、惜しくも予選で敗退したチームから選手をレンタルして、最終決戦に挑むというシステムにしたらどうだろうか。

昨年のにじさんじ甲子園の順位決定戦において、一度はライバルとして戦った同グループのチームを応援するシーンが印象的に残っている。
あのグループごとの連帯感が好きだったので、もっと直接的に力を貸す方法があってもいいのでは考えた次第だ。

デメリット
自分で言っていて何だが、本当に取り入れたら賛否両論のあるシステムだろう。本来のレギュラーメンバーが押し出されてしまうわけだから。
もしかしたら、補強選手ばかりが目立ってしまうかもしれないし。

個人的に漫画やアニメでこういう展開が大好きなので、ついついこういう妄想をしてしまう。大会が終わった後に、自分の手元で再現させてニヤニヤするくらいがちょうどいいのかもしれない。

改善案3 にじさんじ以外のVtuberの参加

これは、昨年エキシビションで行われた舞元と天開司の率いる個人勢のvtuber対決が、にじさんじ内の枠を超えた面白さがあり、本戦にも参加できないかと思ったからだ。

デメリット
色々、権利関係が難しそう。そもそも、"にじさんじ甲子園"で他の箱や個人勢が優勝でもしたら何がなんだかわからなくなりそう。

オープン参加みたいな形を取るか、昨年のようなエキシビションでの参加が現実的だとは思う。


最後に

まずは今年もにじさんじ甲子園が無事に開催されるのを心待ちにしている。

色々と御託を並べたが、自分の意見を押し付けるつもりは毛頭ない。私のような素人が思いついたことなど、運営はとっくに思いついており、検討した上で取り入れてない可能性が圧倒的に高いだろう。楽しみすぎて待ちきれないファンが妄想を垂れ流しているだけだと、多目に見てくれるとありがたい。

実際に始まったら、こんなことをごちゃごちゃと考えずに精一杯楽しむのだろう。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
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