プレイバック にじさんじ甲子園2020 ~VR関西編~
はじめに
今更ではあるが、今年の夏に開催されたにじさんじ甲子園2020を詳しく振り返ろうというnoteである。今回で3校目の紹介となる。過去の記事のリンクを一応、記載しておく。
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プレイバック にじさんじ甲子園 ~横須賀流星編~
前置きを毎回書くのも億劫になってきたので、さっそく本題に入ろうと思う。今回は、VR関西高校について。
基本データ
監督:樋口楓
ベストオーダー
1 二 静凛
2 中 ましろ
3 左 える
4 右 御伽原
5 三 三枝
6 捕 勇気ちひろ
7 一 シェリン
8 投 月ノ
9 遊 ラトナプティ
ベンチ入り野手
黛灰、弦月、山神、天宮
リリーフ投手
奈羅花、卯月、矢車、田角陸、朝日南
戦績
順位:2位
チーム打率:.385
チーム防御率:5.32
チーム寸評
どこからでも点が取れる打線が特徴のチーム。今大会屈指のスラッガーであるギバラの他にも、機動力のある1・2番や、好打者の三枝など豪華なメンバーが名を連ねる。
そしてエースには今大会No.1投手との呼び声高い、月ノ美兎を据える。
各選手成績
まずは大まかに全体のデータを振り返る。
野手成績一覧
投手成績一覧
それでは各選手をデータと共に振り返ろう。
野手陣
静凛(セカンド 打率.538 1打点 4得点)
走攻守3拍子揃った内野手。初戦は6番として起用されたが、チャンスFが災いしたのか、得点圏で凡退する場面が目立った。それを受けて、2戦目では1番に配置転換。これが功を奏し、4安打の固め打ち。最終的には、打率.538と文句なしの成績を収めた。2塁打が4本もあり、一人でチャンスを演出できるのも心強い。
ましろ(センター .385 2盗塁 4得点)
VR関西のスピードスター。攻守ともにその走力は大きな武器となった。それもそのはず、元阪神OBである赤星の転生選手である。強力なクリーンアップの前で幾度もチャンスを作り続けた。
える(レフト 打率.455 OPS 1.14 2打点)
クリーンアップに座る好打者のエルフ。ミート、パワーともにBと高水準の能力で安定した成績を残した。広角に打ち分けられる柔軟なバッティングが持ち味。ポジション的にも全盛期の内川(横、ソ)を彷彿とさせる。
御伽原江良(ライト 打率.583 1HR 3打点 OPS 1.583)
にじさんじのやべーやつ筆頭。この大会でも思う存分大暴れして大きな爪痕を残した。大会NO.1スラッガーの期待通り、OPS1.583と化け物みたいな数字を叩きだす(プロ野球のペナントだと1.0超える選手が全体で1人でるかどうかって感じ)。
決勝戦では、夢追の外角直球を無理やり引っ張り左中間スタンドに放り込むなど、圧倒的なパワーで強力打線を牽引。また、綺麗な流し打ちを見せたり、走力C+かく乱で塁上から投手を揺さぶったりと、何でもできるオールラウンドプレーヤー。
↓件のホームラン動画
三枝明那(サード 打率.667 4打点 1得点)
確実性の高い打撃がストロングポイントの三塁手。初戦から4打数4安打という活躍を見せ、その後もコンスタントに安打を放つ。終わってみれば、打率.667というお祭り男っぷりで見事首位打者に輝いた。ポジション的にも何となく元ロッテの今江とダブって見える。
勇気ちひろ(キャッチャー 打率.333 4打点)
VR関西の司令塔。初戦は2番打者、2戦目以降は6番打者として起用された。全試合で打点を挙げており、ポイントゲッターとしての役割を十二分に果たした。というより、計4安打全てがタイムリーという抜群の勝負強さ。
シェリン・バーガンディ(ファースト 打率.273 1打点 1得点)
監督からの愛と怒声を一心に受ける選手。楓が当たり散らしてるから、全然活躍しないのかと思いきや、打率.273とまずまずの成績。2戦目ではしっかりとタイムリーも出ている。
ラトナ・プティ(ショート 打率.111 1得点)
1年生ながらショートを任された守備職人。一人でVR関西のショートを守り抜いた。打撃は発展途上ながら、第二戦では6回の先頭打者として出塁。ビッグイニングの足掛かりとなった。
天宮こころ(代打 打率.000)
代打○をもつ、VR関西の秘密兵器。2試合で代打起用されるも、結果を残せなかった。以上。
投手陣
月ノ美兎(先発 防御率 3.60 15イニング 8奪三振)
間違いなく今大会No.1の投手。最速157km/hの本格派サウスポーでチームの準優勝に大きく貢献した。「内角無双」と「クロスファイヤー」で右打者のインコースをビシバシついていくピッチングは圧巻の一言。当てるのが一苦労で、当てたとしても「重い球」のせいで打球が外野までなかなか飛ばない。見始めたばかりの私でも、こいつがにじさんじの親玉なのだと深く認識するに至った。
卯月コウ(リリーフ 防御率 12.46 4 1/3イニング)
アンダースローからフォークを投げるという変わり種の右投手。左の本格派から右のサブマリンのリレーで相手を翻弄、、、かと思いきや、防御率の通りまあまあ打たれていた。決勝ではリードの場面で登板したものの、8回に集中砲火を浴び逆転を許すという結果に。
奈羅花(リリーフ 防御率 3.28 2 2/3イニング)
主に3番手投手として出場。短いイニングながら3試合すべてで出番があったのでチームとしては欠かせない戦力。回の途中から投げ始める場面が多かったが、問題なく抑えてくれた。
最後に
今回は、VR関西編を記事にまとめた。次は、王立ヘルエスタあたりを記事にしようと思うのでお楽しみに。もう一度、過去の記事も掲載しておくので、まだご覧になっていない方は目を通していただけるとありがたい。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。