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論文記録11 田中正史「1913年ー小杉未醒のヨーロッパ遊学について」
今日の論文は、田中正史さんの「1913年ー小杉未醒のヨーロッパ遊学について」(『美学美術史論集 第19輯 千足伸行教授退任記念』成城大学大学院文学研究科、2011年3月)です。
目次構成:
はじめに
1.ヨーロッパまでの道程
2.パリにて
3.各地を巡る
4.イタリア紀行
1910年代前半にパリにいた日本人画家のことを紹介する論文はあまりないので、これは貴重。続きの論文があるので、今度読みます。
藤田嗣治が渡仏してシテ・ファルギエールでスーティンやモディリアーニと交友した話は有名ですが、藤田嗣治が来る直前まで小杉未醒もシテ・ファルギエールにいたのです。
そして、我らの小川千甕さんも、シテ・ファルギエールの藤田の隣部屋にいたのでした!千甕さんだって、スーティンやモディリアーニと挨拶ぐらいしてたかも!?
小杉のヨーロッパ旅行記『画筆の跡』と『日記』から、丁寧に滞欧中の様子を紹介されています。
19分